日目

 

あっという間に最終日。7時に朝食が運ばれる。この日は、メニューが変わったが、なんか貧弱な感じでわびしくなった。カステラと目玉焼きに豆乳。

ヤンさんは8時30分にホテルにやってくる約束だ。それまでに、上海までのバスの切符を購入。バス乗場はホテルの近くで、すぐに買えたので、怡園(いえん)へ。蘇州中心部にあり、早朝の庭園を散策。8時過ぎホテルに戻り、チェックアウト。部屋を調べられて、デポジットを返してもらう。

約束の時間にヤンさん到着。この日は、まず宝帯橋へ。唐代につくられ、その後、宋・元・明・清の時代に改築されてきた、アーチ橋。アーチは53あり、全長317m。数々の詩にうたわれてきた有名な橋である。

幅は5mほどで、欄干などはないから、風の強かったこの日は、運河に落ちないように、気をつけて歩いた。橋の中央部は、船が通れるようにするためか、少し膨らんでいて、ここがこの橋の姿を美しくしている。橋の横は、京杭大運河になっている。ひっきりなしに船が通っていて、水上の大動脈である。道路によくある行先を表示した緑色の標識が運河にそって立ててある。

宝帯橋の先端部。運河の中洲で橋は終わっている。中洲には小さな祠や、ここで詠われた詩の石碑などがあった。右手と中洲の向こう側は京杭大運河。

宝帯橋のあとは、蘇州市内に戻り、まず網師園へ。1日目の夜に行ったのだが閉まっていた。どうやら、夜間も開いているのは期間限定なのだろう。夜は楽器演奏などのイベントもあるらしいのだが、昼間はそういったものなはなかった。そのかわり、値段も夜は高いので、まあよしとしようか。

清代の庭園で、池が真中にあり屋敷が取り巻いている。

次に、双塔へ。もともとは寺院があったが、今は2つの塔だけが残っている。

最後の昼食はヤンさんに麺の有名店に連れて行ってもらった。獅子林そばの店だった。

12時発の浦東空港行きバスで蘇州を離れる。

上海郊外の橋にて、車内より撮影。

中国国際航空にて帰国。

 

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