3 日 目

 

  7時30分から遅めの朝食。当たり前のように、いか刺しがついているのがうれしい。ただ、前の日にいか漁がなく、この日は冷凍物だとの断りがあった。

 食がすすみ、いつもよりもたくさん食べた。

 8時30分に宿の車でフェリーターミナルまで送ってもらう。

 

 10分ほどでターミナルへ。ターミナルの背後の山が観音山。震災のさい、ここで土砂崩れがあり、麓にあったホテルを飲み込み、島外からやってきていた観光客にも犠牲者が出た。

 

 

  ホテルのあったところに建てられた慰霊碑。観光客の犠牲者は札幌の方が多く、道外の方はいなかった。奥尻は道内レベルの観光地なのかなぁ。確かに、利尻・礼文や知床、富良野などに比べ、観光地としてのイメージは少ない。

  フェリーターミナルで「うにまる」発見。

 そのあと奥尻の中心部を少し散策した。 

  街灯も全部ではないが、うにまる型のものがある。

 奥尻漁港。規模は青苗漁港のほうが大きい。 

 

  澳津神社。水色の鳥居が目を引く。

 マンホールにもうにまる。

 

 9時40分発の町営バスで空港の手前まで。

 

 

 

 

 

 散策コースの入口で下ろしてもらう。720円。

 

  コースに入るとすぐに、かつての奥尻空港の滑走路が広がっている。2004年まで使われていた短い滑走路である。

 

 

 

 

 

 さらに旧滑走路の跡が続いている。

 

  このあと、牛が放牧されていて、のどかな風景が続く。

 

 

 

 

 

 海岸は断崖になっている。

 

  散策コースは空港のフェンスの外側に沿っている。一部、歩きにくく、フェンスを手で持って歩かねばならない個所もあった。

 

 

 

 

 

 群来岬から青苗方面を望む。

 

  空港の末端の付近から西海岸を望む。

 

 

 

 

 

 

 牧草の刈り取りをしていた。

  交通安全の旗にも、うにまる。

 道路わきにあった斉明神社。

 

 

 

 

 

 ぶどうの栽培をしていた。ワイン用にするらしい。

 11時45分ごろに空港着。やがて函館からの便が到着した。

 

 

 

 

  函館行きは、12時20分発で50分到着。

 

 プロペラの真横の席だった。

 

 

 

 

 

 

 乗客は自分も入れて7人。

 

 

   空港バスに乗車。函館駅前ではなく、さらに乗車し、ベイエリア前で下車。 

 

 

 

 

 

 昼食は北海丼。イクラ、かに、うに入り。

 

 まずは赤レンガ倉庫の海岸べりに歩いた。

 

 

 

 

 

 赤レンガ倉庫の中はきれいに整備されていて、この付近の観光の中心のようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 函館駅の桟橋ができる以前、北海道にやってきた人が最初に足跡をしるしたところの碑。近くには、新島襄が出国した場所の碑もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 旧英国領事館。1859年からこの地にあったが、現存するのは1913年に改築されたもの。1934年まで使われた。函館が日本の玄関だった証であもある。暖炉が印象的。

 

  旧英国領事館のすぐ前には、ペリー来航の碑。

 少し歩くと。旧北海道庁の函館支庁。時間がなく入れず。

 このエリアの山の手にあるのが旧函館区公会堂。1910年に建造され、1911年には皇太子(大正天皇)の宿舎として利用され、御座所などがあり、見学した。

 

 

 

 

 

 大広間。ここで洞爺丸沈没の海難審判が開かれたということだ。

 
  旧函館区公会堂を出ると、近くの店が競ってアイスのセールスをしており、一軒の店でソフトクリームを食べた。

 急いで空港バスのベイアリアバス停に戻り、空港へ。17時20分発のANA便で千歳空港へ。

 

 千歳空港にラーメン道場なるラーメン店の集まっているところを発見。前からあったようだが、今回発見し、夕食はラーメンにした。

 

 

 

 

 19時10分のJAL便で関空へ。飛行機を降りると、むわっと蒸暑さを感じた。北海道はやはり涼しかったのだ。

 

 

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