日目 

 

  この日は、澳門に行こうと計画していた。ところがあいにくの雨。澳門を傘をさして歩き回るのもイヤだなぁと思い、傘をささなくてもよい区間が少しでも多そうな香港で過ごすことにした。

  まず向かったのはビクトリアピーク。雨のためすぐに乗れるだろうと思ってのこと。

  雨であっても、九龍半島の先くらいは見えるだろうとの予想通り、視界は悪いものの、九龍半島の先端や空港などは見えた。ただ、雨のため、付近の散策はしないで下山。

  このあと、地下鉄を利用して、いろいろなところを回ったが、どこを回ったか不明。

  上の画像で注目すべきなのは、右上に写っている球状のもの。これは、立ち客用の握り球だ。地下鉄に乗って印象的だったのは、日本のつり輪の代わりに、握り球がぶら下がっていたことだ。ところが、2005年に訪港したときには、すべて、つり輪 (日本に多い丸いものじゃなく、三角形だが)に代わっていた。握り球がなつかしい。

  これは、地下鉄駅で、大人と子供の料金を分けるために、境界の高さの描かれた線。中華圏では、大人と子供は、年齢じゃなく身長で分けられるので、こうした表示がときどきあるのだが、このときは初めて見たので新鮮だった。

  これは、九龍半島側の尖沙咀あたりだろう。

  これも、尖沙咀だと思う。

  銅鑼湾のジュースショップ。

 

 

日目 

  最終日は、迎えの車をホテルで待つだけ。空港に向かう途中、1時間ほど、免税品店に立ち寄ったが、あまり興味がなく、すぐにその周辺を歩いた。尖沙咀の近くだったようだ。個人で行けば、この時間を利用して、どこか1箇所くらい好みのところを回ることができたと思う。だから、「ホテル+航空券」型のツアーは、たとえ、料金的に魅力があっても、その後はほとんど利用していない。(一度、航空券だけなら手に入らないが、この手のツアーなら行けるということがあり、初の台北行きで利用したことがある。)

  現地係員に飛行機のチェックインを手伝ってもらったが、特に必要性は感じなかった。そのあと、係員と別れ、出国手続きへ。出国後は、空港内を歩いて回った。

  上の画像は、当時の啓徳空港の出発表示。パラパラ式になっていて時代を感じさせられる。

  啓徳空港の様子。空港のすぐそばにビル群がある。

  これで、6日間の香港旅行が終了。このときまで、海外旅行にはあまり関心を持っていなかった。何か別世界の出来事のような感じで特に行きたいとも思わなかった。それが、この旅で、魅力を感じ、また行こうという思いを持ちながら、帰国の途についたのだった。

 

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