2日目後半 タ イ パ 島 ・ コ ロ ア ネ 島
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ペンニャ教会から丘を降り、街中にでてきた。新馬路のバス停(セナド広場と葡京酒店の中間)からコロアネ島の黒沙海灘(ハクサビーチ)行きのバスに乗った。 |
終点の黒沙海灘まで30分ほど。最初に向かったのは、法蘭度餐庁(レストランテ・フェルナンド)。そう、ここで昼食をとるために、終点までやってきたのだ。 だが、順番待ちの客の多いことときたら、、、着いたのが13時。おそらく席が空くのは14時をすぎてからだろう。今回はあきらめた。 急きょ、昼食をタイパ島の官也街でとることに変更。わずかの時間だが海岸にでてみた。 |
黒沙海灘の名が示す通り、この海岸の砂は黒っぽい。また、打ち上げられる波は黒い砂を含んでいるためか、波もまた黒っぽい。 5分ばかり海岸を歩いたのち、バスでタイパ島まで戻った。このとき困ったのが、どのバス停で下車するかだった。黒沙海灘から半島部へのバスは官也街を通らないのだ。 20分ほど乗車し、タイパ島の市街地に入り、どのバス停で下車しようか考えていたところ、たくさんの人が降りたので、思い切ってそこで降りた。 |
別のバス停で降りたほうが近かったのかもしれないが、10分ほど歩いて官也街に達したので、まぁまぁよかった。官也街は人々でごったがえしていた。
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最初に入った店は、山度士(サントス)だが、ここは満員で座れなかった。 そこで公鶏(ガロ)へ。ここも混んでいたが、相席することで何とか座ることができた。すでに14時。かなりお腹がすいていたので、ほっとした。 建物の外観はお世辞にもきれいとは言い難い店だが、店内には、ポルトガルの民芸品が所狭しと並べられ、ポルトガルの雰囲気がかもし出されている。 |
飲み物は、一番安いポルトガルワイン、ロゼのMATEUSを注文。 少し発泡性があり、香りはあまりしないが、ビール感覚でどんどん飲めた。 |
料理は、いわしの塩焼きにあさりの炒め物。 いわしはレモンをかけていただく。さっぱりしていて美味しい。 |
あさりは、殻から身を一心不乱にとりだし次々に口へ。 やや濃い味付けだ。どちらも単純な料理だが、美味しかった。マカオでは、おすすめの店といえる。 |
食後は、まずカルモ教会へ。官也街そばの丘の上にある。だが、行った日は、門が閉ざされていて、中には入れなかった。 続いて、タイパ・ハウスミュージアム。20世紀はじめのポルトガル人の住居を修復し、調度品などとあわせて展示している。
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左 北帝廟 下 天后宮
一通り、タイパ島の観光スポットを回ったあと、あともう一つ行きたいところがある。 |
豬扒包(カツバーガー)で有名な大利来記。
15時ごろから売り出されるらしいとのガイドブックの記述にあわせて、店を探し歩いた。店はすぐに見つかった。北帝廟のそばだった.どうしてわかったかというと、長蛇の列ができていたから。 カツっていっても、日本でいうトンカツではなく、ポークチョップあるいはポークステーキがパンにはさんである。骨付きだ。つまり、ほとんど肉を素揚げしてあるのだ。 |
列に並ぶこと20分、ようやく順番がきて手に入れた。ほとんどの客が5個、10個って買っていく。その場で食べる客も2個買ってほおばっている。そんな中で1個ってのは買いにくいものだが、エッグタルトなどほかのおやつも食べたいし1個でがまん。
熱々の豚肉は、柔らかくて、確かに美味しい。ただ、20分も並ばないと買えないだけのことある激ウマでもない。特にさめてしまったら、美味しくないんじゃないかと思った。1個にしてよかった。 |
16時すぎのバスで再び、コロアネ島に逆戻りした。マカオで一番有名なエッグタルトは、コロアネ島のロードストーズのものだ。 コロアネ島の中心のバス停を降りると、ある店にロードストーズと書いてあるのが目についた。
一瞬にして見つかったその店に入ると、そこはロードストーズ・カフェだった。エッグタルトもたくさん積んであって、2つ注文したら、電子レンジで暖めて出してくれた。
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だが、ほかの客はみなテーブルでエッグタルトやケーキを食べていて、テイクアウトの客がいなかったのが不思議だった。
店の外に出て、バス停のベンチに腰掛けていただいた。プリンのような感じの弾力のあるカスタードクリームだ。美味しいことは確かだが、先に食べた他店のものとの違いまではわからなかった。 |
食後、ザビエル教会に向かうために歩き出した。歩いて、50mほど歩いて、ロードストーズ・ベーカリーがあった。 ちょっとした行列ができている。そっかぁ、テイクアウトの客は、このパン屋で買うのか。カフェでテイクアウトの客がいなかったわけがわかった。
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ザビエル教会に向かう途中の海岸通りも雰囲気がいい。 教会までの途中、少しこの通りをはずれて天后宮に立ち寄った。 |
そしてザビエル教会。教会の前の広場は、セナド広場のミニ版のようなねずみのはりぼてで飾られていた。 この教会はフランシスコ・ザビエルと直接の関係はない。20世紀になってから、ザビエルを記念して建てられたものだ。ただ、一時期、ザビエルの腕の骨が納められていた時期もあった。 下 ザビエル教会正面 下右 ザビエル教会内部 |
次に、譚公廟へ。海岸通りを南端までいったところにある。
再び、海岸通りを引き返し、コロアネ島の中心のバス停へ。 |
18時ごろ、セナド広場に戻ってきた。 ちょっと夕食をとろうかと思っていたが、まだお腹一杯で無理だった。そこで、義順にて牛乳プリン。香港にたくさん出店している義順はマカオが発祥の地だ。
港に引き返したのは19時。着いたときに帰りの切符は買っておくべきだった。香港行きのフェリーは大混雑。どうにか新渡輪の20時30分発の中港城行きの切符を買えた。出境検査もまた大混雑。 香港に戻ったのは21時45分。新渡輪は時間が少しかかるのか。そして22時頃のバスで油麻地へ。ホテル着は22時すぎ。6時から22時まで、日帰りマカオ訪問ようやく終了。 |
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