5日目  烏  来

 

  いよいよ最終日。朝食はホテル内のカフェで好みのものをオーダーするようになっていた。前回、このホテルに泊まったときには、外へ中 華風の朝食を求めて出かけたが、今回はホテルでとることにしたのだ。これなら、なかなかの味である。

  この日は、午前中に烏来(ウーライ)へ行き、余裕があれば、ミャンマー人街で久しぶりにミャンマーフードを味わい、その後、帰国する予定だ。7時20分、ホテルをチェックアウト。

 

 

  MRTの淡水線と新店線は直通していて、ひとつの路線のようなものである。南の終点である新店までまず行った。新店まで30分ほどかかり、8時ごろに到着。

  新店でバスに乗り換え。このバスは台北駅の近くから出ているが、新店までMRT利用 。

 

 

 

 

  8時40分、烏来に到着。バス停のそばに川が流れていて、渓谷になっている。

  少し歩いて風景区に向かった。向かう途中に土産物屋や温泉旅館が立ち並ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

  10分ほど歩いて風景区に入る橋があった。橋のたもとに料金所があったが、張り紙がしてあり、風景区には無料で入れるようになったようだ。

 

 

 

  橋を渡ったところから坂道をしばらく上るとトロッコの乗場があった。片道50元、往復券はないようだ。乗客がある程度集まれば発車するようになっている模様で、がらがらであったため発車まで10分ほど待たされた。

 

 

 

 

  

 

 

  5分で滝近くの終点へ。烏来で最大の見ものであるのが、白糸の滝。高いところから水しぶきをあげ落下している滝はきれいだ。

  滝の上には、雲仙楽園があって、ロープウェイでいけるが、単なる遊園地のようで行かなかった。また、長い石段を10分ほど上がったところに公園があるが、格別、どうというようなところでもなかった。

  で、トロッコで戻ることにした。この頃になると、先ほどの閑散とした駅がうそのように、次から次にトロッコでやってきては吐き出される客であふれていた。

 

 

 

  客を降ろすとすぐに発車していて、しかも、この時間帯は自分以外には逆方向のトロッコに乗るような客はいなかったので、頻繁にやってきているのに2本やりすごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

  始発駅に戻ると、すごい行列ができていた。自分が乗ってから1時間もたっていないというのに、、それにしても、この人たちは滝だけ見るのか、それとも他に行くのだろうか。

 

  トロッコ乗場から少し離れたところの川岸に露天風呂があった。水着をつけて入るのでプールのような感じであった。着替えて入浴してみたが、かなりぬるかった。

 

 

 

 

 

   左は、露天風呂付近から風景区に渡る橋を眺めたもの。遊泳禁止の掲示もしてあたが、泳いでいる人がいた。

 

 

 

左は、竹筒飯。竹に入った炊き込みご飯。右は、塩ゆでしたエビ。空腹になってきたので、バス停に戻る途中の店で少し腹ごしらえをした。

 

 

 

 

 

 

 

  左は、川の支流に沿った温泉旅館。

 

 

 

 

 

 

 

右は、烏来泰雅民族博物館。

 

 

 

 

  タイヤル族の生活を紹介している博物館である。係員も民族衣装を着て案内をしていた。

 

 

 

 

 

  烏来発10時30分のバスに乗車。烏来には2時間弱の滞在だった。

 

 

 

 

 

  新店で下車。MRTの駅のすぐ隣にある碧潭という渓谷に行ってみた。

 

 

 

  新店からMRTで古亭へ、ここで中和線に乗り換えて、11時30分、南勢角で下車。10分ほど歩いたとき、急に賑やかになった。

 

 

 

 

 

  ミャンマーの旗を先頭に賑やかな一団が行進していた。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  トラックの側面の旗には「譯迦牟尼佛千秋 恭佛法會」と書いてある。また、久しぶりに見るミャンマー文字も。

  この付近は、ミャンマー人が集まっていて、ミャンマー人街と呼ばれている。

 

 

  街には漢字とともにミャンマー文字があふれている。

 

 

 

  ミャンマー料理店に入って、ミャンマー風のチキンカレーを食べた。チキンが油の中に浮かんでいるミャンマーのカレーに久々に対面したのだった。

  

 

 

  思いがけず、パレードまで見ることができ、ミャンマー人街訪問は大成功だった。少しのぞくだけのつもりが、1時間以上の滞在となってしまった。MRT南勢角から13時ごろの電車に乗車。少し急がねば、、

 

 

 

  13時20分ごろにMRT台北車站着。大急ぎで、新光三越デパートでお土産を買って、国光客運のバス乗場へ。かなりの行列ができていたが、増便されているようで10分ほど並んで、13時50分ごろのバスで中正機場へ向かった。

  何とか出発の1時間50分くらい前に空港に到着。予定通り、日本アジア航空便で帰国の途についた。機内食は中華風のものを選んだ。台湾には、また行ってみようと思いながら、帰国した。

 

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