2 日 目 前 半 ト ロ ッ コ 乗 車
部屋の窓からの眺め。曇っていたが、そのほうが暑くないしいい。中山路と民権路の交差点が見える。
細かくは成り行きだが、これから高雄へ日帰り。朝食後、そのまま出かけることにした。
このホテルのレストランは、大戸屋が入っている。日本ではまだ行ったことがないが、全国展開している和食チェーンで、海外進出も熱心なようだ。 |
10分ほど歩いてMRTの民権西路站へ。本来なら通勤時間帯だが、土曜日ということで、かなりすいている。
MRTを下車して、改札を出ると、その向かいが台湾高速鉄道(高鉄)の入口。自動售票機があったので、列に並んだ。 |
8時42分台北発、10時18分左営着の列車を利用。 切符は自動售票機でクレジットカードを使って購入。何の疑いもなく自由座を選んだ。出発時間が近づくまで改札(自動改札)を入ったところで、パンフレットを見ながら待っていた。
そこで、何と、対号座(指定席)の方が安かったことを発見した。しまった!と、あとの祭り。帰りは気をつけよう。 |
高鉄の改札口。出発が近づくまで、この奥の椅子に座っている人のいるところで待つのだ。
高鉄のホームはもともと、台鉄のホームで、台北〜板橋の線路も台鉄の線路だったところを使っている。向こうに見えるのは台鉄のホーム。 |
乗車するのは、8時42分発の115列車。8時30分の列車は、各駅停車で台中で追い越されるため、遅い方が左営には先に着く。
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車両は日本の新幹線がベースになっているので、そっくり。
開業から2年以上たち、車両の汚れも目立ってきていた。 |
12両編成で9号車から12号車が自由座。これらの車両は、台北発の場合は列車の後ろの部分だ。 |
自由座はすいていた。
左営に到着。 |
すぐに地下鉄に乗車。岡山なんて、ここは日本かと思ってしまう。
郊外に向かう方向に乗車したので、地下鉄はすぐに地上に出た。次の駅は「世運」で世界運動場というスタジアムがある。 |
地下鉄は、今のところ、南北に走る紅線と東西に走る橘線の2路線。 まず紅線で橋頭糖廠站へ。
橋頭糖廠で下車後、台糖のトロッコ乗車と糖業博物館の見学をした。 |
どういうわけか、糖業博物館は駅を出て左手に向かうが、トロッコは右手に向う。かつてのトロッコの路線のうち、工場に近い部分は使われていないのだろう。 「五分車」と呼ばれている理由は、台糖の軌間は762oで、標準軌の1435oの半分だから。 時刻表を見ると、10時台から16時台までだいたいあるが、12時台だけはない。11時30分発に乗るので、帰りは歩いて戻るしかなさそうだ。 |
日本統治時代に造られた建物だろうか。今は廃屋。
トロッコの機関車。機関車は編成の前後についていて、機関車の付け替えはしない。 |
乗車した客車。 金網のカゴのような客車で、瓦の屋根つき。 警笛を鳴らすところには「鳴」の標識。 |
ガタンゴトン、動き出したもののスピードをあげることはなく、人が歩くのより少し早いくらいのスピードで15分。 終点に到着。終点では農園が開放されて、地元用の観光地。
終点には蒸気機関車も静態保存されていた。昔はこれが客車を引いていたのか。 |
トロッコの第二の人生。これは、鳥かごに使われていた。下には車輪と線路がきっちりついている。
農園は、一瞬にして見終わってしまい、復路の発車は1時間30分後なので、歩いて戻る。歩いても20分くらい。 |
線路に沿った道を歩く。車は通らない、、、どうしてかというと自転車専用道路だから、、、っても自転車も一台も通らなかった。下は、一部並行していた、高架の地下鉄と地上の台鉄。
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駅まで戻って、まずは、駅のそばにある糖業館という物産展示場へ。 その前に灯篭がたっていた。日本統治時代には神社だったようだ。
昼食は、ここでアイスクリームと肉まん。百香果(パッションフルーツ)味のアイス。 |
すぐに旧台糖の工場跡。今は糖業博物館になっている。
かつては、ここにトロッコがあふれていたのだろうな。 |
ここは、トロッコを検査したり修理したりしたところかな。
工場内にあった「クラブ」。 |
工場施設。無人なので巨大な建物が迫ってきて、不気味な感じがする。中は見ることができない。 トロッコの線路の下をくぐる地下道の入口。ここを通って、反対側に出た。
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展示館。ここにも蒸気機関車。
右は、日本統治時代のものだろうか。 |
かつての工場正門のようだ。ここから外に出た。
台鉄の踏切にて。区間車が通過。 |