2025.3  伏見 蔵開き

 

 

齋藤酒造
 3月中旬の土曜日、伏見の酒造メーカーのうちかなりの数のメーカーで、蔵開きが行われたので訪問。

 スタートは京阪・伏見桃山駅で、まず大手筋通りをどんどん西へ。そして、齋藤酒造へ。メイン毎柄は「英勲」。
 10時開始のところ、15分前に着くと、すでに、鏡開きの酒の無料券は300人分が、すでにゼロ。

 それで有料試飲の列に並んだ。こちらも、すごい列で、10時からスタート後、さらに15分ほど並んで、やっと買えた。
 
 濁りのあるが「生原酒うすにごり」。透明なのが「純米大吟醸」。

 あては、いろいろ売っていて、これは鯖。

 
 あてに、あげを焼いたものを買い、先ほどの酒を飲み続けた。
 10時から鏡開きが行われた所。鏡開きの時は、有料試飲の列に並んでいたので見ることはできなかった。
 カップで試飲した「鏡開き生原酒」と「純米大吟醸」の300ml入りを買って帰る。
 
 このあとも合わせて6蔵の蔵開きに行ったが、300mlのを売っていたのは齋藤酒造だけだった。他は720mlが最低だった。
北川本家
 
 
 上   続けて、北川本家へ。メイン銘柄は「富翁」。混雑していて、入場するのに10分ほど待った。

 左   酒を買った帰ることにしたが、ここでは試飲と軽食はパス。
 左左   この日だけ販売の「祝」。

 左右   ラベルを拡大。「祝」とは、京都府産米の銘柄「祝」にちなんだもののようだ。
宝酒造
 
 上   大手筋通りから少し北にある宝酒造へ。先着者には粗品があるとのことだったが、行ったときには、当たり前だがすでになし。

 左   一番奥にある試飲コーナーへ。
 伏見限定醸造の「松竹梅」と最近発売したというハイボール「瑞音」のセット。
 このハイボールは、日本酒ハイボールで初体験だ。日本酒を炭酸で割ったものだ。スパークリング清酒に似た印象。

 清酒と炭酸水を混ぜて飲むことはしないのだが、家でしてみても面白いかもしれない。
山本本家
 大手筋より南にある山本本家、大倉酒造、黄桜を回る。この3社は近接している。

 まずは、メイン銘柄が「神聖」の山本本家。神聖や山本という銘柄や社名より、直営のレストラン「鳥せい」のほうが有名かもしれない。
 上   有料試飲コーナーの入口。迷ったけど、あての販売で、鳥せいのからあげが売切れになっていたので、試飲も軽食もとりやめ。

 左   「たれ口」という、しぼりたて生原酒があり、買おうかと、これも悩んだが、本日限定ではなく、重いのでとりやめ。
大倉酒造
 大倉酒造は、「月桂冠」の蔵元。蔵開きは大倉記念館で行われ、この日は記念館の入場が無料。

 記念館前の道路はこの日に限って歩行者天国だった。
 
 ここは試飲はチケット制になっていて、500円分購入。あては、現金での購入。
 
 創業は1637年で、伏見の蔵元の中でも特に古い。創業時の銘柄は「玉泉(たまいずみ)」で、1905年に「月桂冠」を銘柄にかえた。
 
 
 上   平成の御大礼、令和の御大礼のさい、大嘗祭(だいじょうさい)で使われるお神酒、祭後の宴会である大饗(だいきょう)の儀で供せられた酒。

 左   記念館見学後、試飲。チケット3枚使って、この日限定の酒。瓶はノーラベル。
 
 左左   この日、限定の酒。

 左右   新製品Gekkeikan Studio。チケット2枚で。

 パイナップルのような味わいと説明があったが、よくわからなかった。
 
 おでんをあてにして、Gekkeikan Studioを試飲。
 
 無料の樽酒サービスがあったので、いただいた。
 
 有料試飲コーナー。
 
 
 上   鯖寿司と鰆(さわら)箱寿司。雨のためか安くなっていたので、夕食用に買った帰る。この横でコロッケも安くなっていて購入。

 左   「月の蔵人」が出していたかす汁。終わりかけだたっためか、具材が多く入っていた。
 
 旧大倉本社では、きき酒会や酒の販売をやっていた。
 
 旧大倉本社の裏手。宇治川派流沿いに蔵が並ぶ。
黄桜酒造
 「黄桜」の蔵開きは、黄桜のレストランである「カッパカントリー」の中庭で行われていた。

 下   試飲や軽食販売が行われていたが、ここでは何も買わなかった。
 
 
 2018年からウィスキー事業に進出。2022年から兵庫県丹波篠山市の丹波蒸溜所で、シングルモルトウイスキー「丹波」などをつくり、販売していることを知った。
伏見酒造組合
 伏見酒造組合。

 下   組合員の蔵元は22あり、この日に蔵開きを行っているのは11、うち訪問したのは6だった。
 翌朝に食べるパンをここで購入。
伏見酒フェス
 
 上   月桂冠昭和蔵では、18の蔵元の酒が試飲できる。自社で蔵開きを行わない松本酒造や都鶴酒造なども出ている。自分の場合は、しっかり、各蔵元を回ったので、ここでは飲まない。

 左   夕食用にだし巻きを購入。
 
 
 上   各蔵開き会場で押したスタンプ。

 蔵元3ヶ所以上とほかに商店街など1ヶ所以上のスタンプがあれば応募できるので、ここで応募しておいた。何かあたるといいなぁ。

 左   月桂冠昭和蔵だが、事務所の建物は相当古い感じのデザインだと思ったら、HPの年表を見ると1927(昭和2)年だった。
 
 大倉酒造で買ったコロッケ、すし、酒フェス会場で買っただし巻きを夕食にした。
 
 酒造組合で買ったパンを翌日の朝食にした。ごぼうとハム、たまねぎとベーコンのパン。

 京阪・伏見桃山より帰宅。
 

 

 

       ユーラシア紀行のトップページ