2025.4   醍  醐

 

 

京都で唯一の「上等カレー」
 醍醐寺に桜を見に行く。

 スタートは地下鉄・醍醐駅。東西線の駅名標の色は駅によりさまざまだが、醍醐は桜にあわせてピンク。
 地下鉄の出口を出ると、通路をはさんで、「アルプラザ」というスーパーの地下2階の入口があり、そのまま通路を横切り、スーパーに入る。
 
 ス―パー「アルプラザ」は、東西2館あるショッピングセンター「ダイゴロー」の東館をしめている。

 地下を地下鉄が走る幹線道路をつなぐ連絡橋を2階部分で渡り、東館から西館へ。
 上   「上等カレー醍醐店」へ。

 「上等カレー」は大阪を中心にしたカレーチェーン。大阪では30店ほど出店しているが、ほかには兵庫4店、京都と奈良が各1店、関東で6店と、大阪以外は多くない。京都は1店だが、その1店が、「ダイゴロー西館」の3階レストラン街にある醍醐店ということで、昼食は「上等カレー」でとることにした。

 左   平日のランチタイムはドリンク無料ということだ。
 春の限定メニュー(店員は「春カレー」といっていた)が、トンカツカレーにトッピングを加えるよりも割安だったので注文。

 ネット情報で、ルーが少ないとわかったので、ルーは増量を頼んだ。ドリンクはホットコーヒーにした。
 春カレー、ルー増量。

 辛さの加減は追加のスパイスでするようになっていて、少しかけた。ルーは増量して、ちょうどいいくらいだったので、増量して正解だった。
 
 自由にとれたフライドオニオンと福神漬。とくにフライドオニオンは珍しい。
 サービスのコーヒー。
 店内。

 普通のカレーだと思った。甘いわけじゃないが、特別に辛いわけでもない。トッピングはトンカツが大き目でお得な感じ。先に書いたが、ルーは増量して、ほかの店なみになる。
桜満開の醍醐寺
 上   醍醐寺まで15分ほど歩く。途中は集合住宅が並び、初めての人は、本当に醍醐寺があるのかって思うかもしれない。

 左   醍醐寺の山門に到着。入口から桜が満開。
 
 まずは、三宝院へ。三宝院の有料エリアに入ったところに、大きなしだれ桜があった。
 
 表書院に入って間もない部屋にて。襖絵は最近のもののようだ。大きな鏡餅は持ち上げるイベントのさいに使われるものかな。
 葵の間。襖絵に葵祭の行列が描かれている。葵祭の行列は、9世紀の嵯峨天皇のときからあったという歴史的な祭りだ。
 
 三宝院の拝観料とは別に、本堂など特別エリアに入るには追加の拝観料が必要。

 本堂には、快慶のつくった本尊の弥勒菩薩があった。本堂内は撮影禁止。
 続いて霊宝館へ。館の前の道も満開。
 上   霊宝館エリアでは、まず館の周囲を歩いた。

 左   みゆき桜は、白からピンクに変わるらしいが、白とピンクが混じっている木があった。
 霊宝館玄関前のしだれ桜。

 このあと入館したが、館内は撮影禁止。
 伽藍エリアへ。山門も桜で見えなくなっている。
 国宝の五重塔。平安時代、10世紀に建てられたことも、1000年以上、地震や火災の被害に合っていないのことも驚きだ。
 醍醐寺の御朱印は、ここ観音堂でいただくようになっている。

 平成20年に全焼した上醍醐の准胝観音堂の観音像はここに安置されている。
 
 観音堂の横の池。醍醐寺の中では、ここが一番いい風景かな。
 
 伽藍エリアの一番奥。ここから出て、少し行くと上醍醐への登山道がはじまる。3年前に上醍醐まで上がったし、時間的にも遅くなっているので、今回はパス。
 三宝院の前の売店に立寄り。  
 
 みかんだんごを買っていただく。

 中には、みかん味のあんが入っていた。
 
 ショッピングセンターまで戻る。歩いてきた道から2階に入り、エレベータで地下2階に下りると、地下鉄・醍醐駅。ここから帰宅。
 

 

 

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