2025.4  原 谷 苑
「とようけ茶屋」で"生湯葉膳"食す
 この日は原谷苑に向かうが、その前に、昼食。

 スタートは地下鉄・今出川駅。市バス203系統で北野天満宮前下車。

 下車したバス停のすぐそばに豆腐店兼豆腐料理店「とようけ茶屋」がある。このとき、11時の20分前で、数人並んでいたが、いつも見る長蛇の列じゃなかったので、並んだ。
 
 開店の11時まで、まだ10分ほど前に店内に案内された。2階へ。あと、数人が1階へ入ったようだ。
 
 "限定4食"なんてあるのには弱い。開店前にきたときくらいしか残っていなさそうだ。それで「生湯葉膳」を注文。
 
 まず前菜が出された。ゆし豆腐、ゆばを煮たもの。
 生湯葉膳。湯葉づくしという感じ。

 下  中心部を拡大。

 上部、左から、つぶした里芋を湯葉で包んだもの。湯葉と壬生菜?のおひたし。湯葉と野菜の天ぷら。

 真中、ごま湯葉。湯葉をつぶして味付けしたもの。お造り用のしょうゆ。湯葉のみそ汁。

 下部、ご飯。すぐき漬。生湯葉お造り。、
 
 
 とようけ饅頭。

 餡は、大豆の白あん。皮は、豆腐と餅を混ぜたもの。お茶は、銘柄はわかないが、甘みやこくが感じられ、高級茶だ。

 この店はキャッシュオンリーで、1円玉などのおつりがたくさん出たのが残念。退店すると長い列。

 「あわ餅」は先日いただいたばかりなので、「カステラ・ド・パウロ」のポルトガル菓子を食べようと思っていたが、料理が多くてとりやめた。
北野天満宮と平野神社
 原谷苑へのシャトルバスはわら天神から出るので、北野天満宮と平野神社で参拝して、わら天神へ向かう。

 北野天満宮の境内に入ると、何やら燃やして神事をしている。
 
 何の儀式かわからなかったのだが、楼門を入るさいに札がかかっていて、何なのか判明。

 この日は4月4日。絵馬焼納式とある。奉納された絵馬を焼いていたんだ。
 
 2027年9月の「半萬燈祭」に向け、提灯がたくさん掲げられる参道を歩く。

 下   参拝。先日、梅を見に来た時よりずっとすいている。

 
 
 北野天満宮を裏口から出ると、平野神社までは5分ほど。

 2週間ほど前にやってきたとき、桜はほとんど咲いておらず、期待外れだったが、この日は満開。
 
 拝殿、本殿付近のしだれ桜もきれいだ。
 
 庭園の桜も、紅白幕越しに、満開なのが見える。
 
 有料エリアの入口。2週間前には、何も咲いていない庭園への道を歩いたばかりだが、そのときは桜が咲くと有料になると思っていなかった。中には入らず、わら天神へに向かった。
原谷苑
 わら天神の鳥居前の原谷行きの無料シャトルバスの乗場に到着。案内の人がプラカードをたてていたので、すぐにわかった。

 30分毎の運行なのだが、12時から13時10分までは、ドライバーの休憩のため、便がない。
 乗場に着いて、1分たつかたたないかのうちに、バスがやってきた。原谷苑からの客を乗せてやってきたバスで、客を下ろしたあと、出発まで30分以上あるのだが、車内で待つことができるというので、乗車して待つことにした。
 
 側面表示。
 バスに乗って待機。窓からは、わら天神の鳥居が、すぐ横に見えた。
 
 13時10分に出発し、13時23分、西門到着。

 1200円の入場料を払って入る。以前、紅葉の時期に入苑したが、そのときは無料だったのだが、桜の時期は有料で、桜の開花状況で入苑料が変わるという。

 下   入苑整理券とパンフレット。

 原谷苑は、北山杉などを扱う村岩農園が所有する丘で、桜と紅葉の時期だけ一般公開されている。
 
 
 れんぎょう。

 苑内を回ろうとしたら、まず黄色いれんぎょうが目をひいた。
 
 ぼけ。

 赤とオレンジの間のような色合い。バラ科ということで、バラのような花。
 
 つばき。

 これはバラのように花弁が多い。
 
 吉野つつじ。

 つつじとシャクナゲの交配種。ピンクの花の低木。
 
 桜も満開なのだが、桜の木がばらけていて、あるエリア全体が桜というわけではない。でも、苑内には400本の桜があり、種類もいろいろ。
 
 日向みずき。

 枝には小さな黄色い花が下向きに並んでいる。白ければすずらんのような形をしている。
 
 みつまた。

 枝が3つに分かれている箇所が多いので、みつまた。和紙の原料になる。
 
 あせび。

 小さな白い花が鐘のようにぶら下がっている。離れて見ると真白だ。
 
 原谷苑は、桜だけを取り出して撮影するのは難しい。赤や黄、白の花が一緒に写るのが特徴。

 下   上を向いて撮影すると桜だけがとれる。
 
 
 15時すぎにシャトルバス乗場に行き、満員で乗れないということがないように、早めに並んだ。15時25分のバスに乗車。
一乗寺ラーメン街道「珍遊」
 わら天神に戻り、バス停から市バス204系統に乗車。
 
 北大路と東大路の交差点の「高野」で下車。

 ここは、一乗寺ラーメン街道の南端。東大路を北上すると、次から次へとラーメン屋が現れる。
 
 「珍遊」に入店。

 下   店内。17時前で他の客はいなかった。
 
 塩麹から揚げ定食。

 ラーメンは、バリカタ、ねぎ多め、背油普通で頼んだ。
 塩麹から揚げとご飯。
 
 叡電・一乗寺から帰宅。



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