2025.4  背 割 堤
背割堤
 桜名所として知られる背割堤(せわりてい)に行ってみる。

 最寄駅である京阪・石清水八幡宮をスタート。

 下   駅から10分ほどで木津川にかかる御幸(みゆき)橋を渡る。

 橋付近から背割堤の桜が見える。桜の列の向うには宇治川がある。
 
 背割堤の遊歩道の入口。
 
 普段は無料だが、さくらまつりの期間中だけは100円の入場料を払う。シールが渡され、これをつける。
 
 ポスターでは、期間は特定されていないが、開花状況をみて決め、今年は4月5日から4月13日ということ。訪問日は4月8日。
 
 堤の上の、桜のトンネルのような遊歩道を歩く。

 下   両側に小さく川が見えるが、左は木津川、右は宇治川。
 
 
 宇治川側では、船も運行されていた。

 左   木津川の碑。

 右   宇治川の碑。

 木津川は、三川合流点から1km、宇治川は河口から37kmとあり、宇治川が本流であることをうかがわせる。
 
 
 
 
 遊歩道には200mごとに残りの距離がわかるように表示があった。

 下   遊歩道の終わり近くにて。木が邪魔をして見にくいが、サントリーの山崎蒸溜所とその前を走る新幹線が見えた。
 
 
 遊歩道の終点。

 三川合流地点を見たかったが、道はここで終わりで、ここから先は歩けないので、合流地点は見られなかった。

 下   戻りは、一方通行で堤の下の遊歩道を歩いて戻るようになっていた。
 
 下から見る桜もいいものだ。
 
 堤の下の道。
 
 キッチンカーや出店の並ぶエリアまで戻った。

 「男山からあげ」のキッチンカー。石清水八幡宮などでも出店している店だ。
 しょうが、にんにくを使わないからあげだそうだ。

 本当はビールも飲みたいところだが、この日は夕方に食事会があるので、やめておいた。ビールにとてもあいそうな味付けだが。
 
 イカ焼き、五平餅、みたらしだんごなどを売っていた出店。
 
 五平餅をいただいた。
 
 階段の縦の部分を塗色したもの。

 下   会場を出て、木津川の堤防上の道を500mほど歩くと、京阪の鉄橋があるので見に行った。
 
 鉄橋のそばまで行った。

 下   鉄橋の北側で。万博塗装列車。
 
 さくらであい館。売店などが入っていて、展示はなかった。展望塔は、普段は無料だが、さくらまつりの期間中は300円。でも上ってみた。
 
 展望塔から見た背割堤。左が木津川、右が宇治川。

 下   肉眼では無理だたが、カメラをズームし、なんとか新幹線をとらえた。
 
 
 背割堤の桜の向うにはサントリー山崎蒸溜所もなんとか見える。3kmほど離れている。
石清水八幡宮
 背割堤から駅方面へ戻る。まず、駅に行く前に一の鳥居へ。歩いて上る場合はここからスタート。
 
 一の鳥居の扁額。「八幡宮」の「八」の字が少し変わった形だ。
 
 「八」の字が、鳩の絵になっている。八幡宮では鳩が神様の使いと考えられていることにちなんだ遊び心のある扁額だ。

 下左   近くにあったマンホール。

 下右   中心部には、鳩の絵で「八」の字のマーク。これは、八幡市の市章で、扁額の「八」の字とは鳩の向きが違う。
 
 
 
 
 一の鳥居のすぐそばにある「走井餅」で休憩。

 「走井餅」は江戸時代に大津で生まれ、明治時代に八幡にも出店。その後。大津の店は廃業したが、八幡の店が伝統を引き継いだようだ。

 それとは別に、大津では、創業家とは別の店で製法が引き継がれて、現在に至るようだ。だから、本家の伝統を引き継ぐという点だけについていえば、八幡のほうが本家だといえる。
 
 店内。

 下   走井餅と桜餅のセットをいただく。
 
 
 ケーブルの下の駅へ。
 
 ケーブルカー乗車。
 
 車内には「走井餅」の広告。

 15分おきの運転。正月などは、客の数に応じ、次々に運行されるが、そこまではされていない。でも、5分前に乗車した時点では、なんとか空席を、みつけたが、立客も出た。
 
 上の駅に到着。
 
 まずは展望台へ。ここも桜が満開。

 下   背割堤がよく見える。
 
 
 ケーブルの駅や展望台からの場合、一の鳥居から参道を上ってくる場合よりも、本殿のすぐ近くのエリアに入れる。
 
 奉納された酒。ざっと見て、半分が伏見の酒。
 
 本殿で参拝。

 平安時代から、都の鬼門(南西)を守る八幡宮としてあったのだが、現在の社殿は、17世紀に家光によって造営されたもの。

 2016(平成28)年、国宝になった。
 
 (案内板より拝借)

 上空から見た本殿。

 下左   (石清水八幡宮のHPより拝借)

 本殿内で一般的には見られない箇所にある欄間の鳩の彫刻。

 下右   (石清水八幡宮のHPより拝借)

 信長から寄進された黄金の雨どい。
 
 
 
 
 鬼門封じ。東北の角が切り取られている。

 下左   1円硬貨に描かれている「おがたまの木」。ここの木がモデルとはされていないが、モデルという説もある。

 下右   楠木正成が1334(建武元)年に戦勝祈願で奉納した楠の木。境内で最大の木で御神木。
 
 
 
 
 エジソン記念碑。

 エジソンは、白熱電球の点灯時間をのばすために、さまさまな材料を使って試験をした結果、男山の竹が最適であるとし、その後、米国に輸出され、電球に使われた。その記念碑。

 本殿から記念碑に行く途中、「男山からあげ」や「走井餅」の売店があったが、通ったときは営業していなかった。
 
 下山は今まできたさいは歩いて下りていた。歩いてもたいした距離じゃないので。この日は、このあと食事会の予定があり、ケーブルで下山。

 石清水八幡宮駅前にはエジソンの胸像が置かれている。
 
 エジソン胸像のある通リは「エジソン通り」と命名されている。

 このあと、京阪で移動。
伏見桃山で食事会
 伏見桃山で下車し、大手筋通りを下り、「テッペン」へ。ここから階段を上り、2階に店がある。この日は、ここで旧友との食事会。
 
 個室へ案内された。お好み焼き店なので、鉄板がある。店名は、テッパンじゃなく「テッペン」だ。

 間に合わないかと思っていたら、自分が一番乗りで、しばらく待つ。
 
 メンバーがそろい乾杯。

 飲物は最初は生ビール、ついで純ハイ。焼酎「純」のハイボール。

 昔話はつきることがない。
 
 
 上   枝豆、キュウリ浅漬け、海老ポテサラ。

 左   砂ずり、ゲソ焼。
 
 上   牛タン塩焼き、スジ塩焼き。

 左   焼きそば。トッピング各種いれて。

 焼き物を時間をかけて焼くので話をするには都合がよい。
 店をかえて居酒屋「都」へ。
 
 店内。こことは別に個室的な部屋があって、そちらに案内された。
 
 飲物は、宝「焼酎ハイボール」缶。

 下左   菜の花とほうれんそうのおひたし。

 下右   いぞべあげ。
 
 
 
 
 おでん。
 
 えびとアスパラの串カツ。

 話はつきなかったが、再会を約束して閉会。



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