2025.4  造幣局通り抜け
造幣局通り抜け
 
 上   この日は、造幣局の通り抜けを11時30分入場で予約している。

 11時すぎ、京阪・天満橋駅よりスタート。

 天満橋駅の駅ビル。駅は地下にあり、地上は京阪モールやキャッスルホテルに使われている。

 左   大川を渡り、造幣局に向かう道も桜がよく咲いている。
 造幣局の南門。

 通り抜けは南門から入り、北門から出る。この間の距離は560m。なぜ通り抜けっていうか、謎だったが、なるほどそういうことかって感じ。

 テントで、予約のORコードを見せ、目視による保安検査を受ける。
 
 通り抜けは初めてなので、思っていた以上にたくさんの桜があり、また、珍しい種類の桜もあったのは予想外だった。
 
 八重紫桜。
 
 八重咲きとは、花びらが重なって咲く花のこと。にぎやかは感じがする。

 これは紫かかっているということで、八重紫というようだ。
 
 大手毬。
 
 たくさんの花が集まって咲き、大きな手毬のようになる。「万博の桜」になっていた。
 関東有明。
 
 一重桜が密集して、手毬状になっている。
 
 祇王寺祇女桜。
 
 京都・祇王寺の桜。まだ、つぼみの状態のもあった。一重桜だが美しい。
 
 静香。
 
 北海道松前町で生み出された桜。

 造幣局の桜は松前町に移植され、一方、松前町の桜が造幣局に移植された。そのため、この桜の他にも松前町の桜がいくつもあった。 
 
 一葉。
 
 花の中心から一本の葉になったおしべが出る。確かに細長いのが出ている。
 関山(かんざん)。
 
 本数はこの種が一番多く、いたるところで見かけた。
 
 御室有明。
 
 御室仁和寺の桜。
 
 蘭蘭。
 
 北海道松前町の桜で、子供たちが、上の動物園のパンダ「ランラン」の死をいたんで、花がパンダのようにふわふわしていることから名付けた。

 「今年の花」になっていて、記念メダルはこの柄だった。販売所の撮影は禁止で、メダルは撮影できなかった。
 
 御衣黄(ぎょいこう)。

 これは、咲いていないと錯覚し、葉っぱの緑だけ見て、通り過ぎかけた。
 
 花びらが緑の桜。こんなのがあるんだとびっくりした。しだいに緑から黄にかわるらしい。
 
 御殿匂。

 背後の建物は、造幣博物館。以前入館したことがある。通り抜けの期間中は閉館。
 
 ピンクからやや紫がかった色をしている。
 
 雨宿(あまやどり)。
 
 つぼみは赤いが、花は白。
 
 舞姫。
 開花後に新芽がのびだすので、木全体が花で覆われ美しいという。
 
 火打谷菊桜。
 
 今年初めての新品種。石川県志賀町の火打谷に原木がある。
 
 小手毬。
 花の集まっている部分の大きさは大手毬より小さい。小手毬はこの1本だけ。
 
 北門から退出。
天神橋筋で昼食
 通り抜けは、意外と時間がかかり、2時間滞在した。13時30分ごろまでいた。

 遅い昼食をとるため天神橋筋に向かった。15分ほど歩いて、天神橋筋商店街の入口に到着。ここは天二だ。
 
 この日は、天六の「スエヒロ」に向かうつもりで、商店街を北上した。

 途中、ビフテキの店や天ぷら店、串カツ店などがあって、吸い寄せられるのだが、この日は「スエヒロ」に行くために誘惑に負けずに、天三、天四、天五と歩いた。さすが日本一長い商店街だけのことはある。商店街を歩くだけで大変。ビフテキの店は、あとで行くことになるのだが、通ったときはそんなことになるなんて思いもよらなかった。
 
 「スエヒロ」到着。でも、シャッターがおりている。この日は水曜なので水曜定休なのかなぁ。あるいは、長期休業なのかもしれないけど、そういう貼り紙はないので、単に定休日にやってきたのだろう。がっくし。

 (帰宅後、ネット検索して、水曜定休と判明。)
 
 ところが、看板を見ると「by ビフテキ。Hibio」と左上に書いてある。「Hibio」は、ここへ来る途中、天y四で吸い取られそうになった店だ。急きょ「Hibio」へ向かうことにした。
 
 再び、歩いてきた商店街を逆進。「Hibio」到着。40周年とか書いてある、歴史のある店だ。
 
 上の写真で左下にメニューが置かれているが、その台の下に、サービスメニューのプレートが置かれていた。

 先ほど通りかかったときも見ていて、安っ!と思い、食べたくなったのだ。
 
 店内。レトロな感じで、レストランというより昭和の洋食店というのがいいような雰囲気。

 このとき、14時30分ごろで、いったん閉店する15時近くのためかがらがらだった。
 
 上   ナイフ、フォークだけでなく、箸も渡されたが、その箸袋を見てびっくり。

 「天四 本店  天六 スエヒロ」と書いてある。「スエヒロ」は、大阪の別の場所でも見ているが、天六の店は「Hibio」の傘下に入り、今いる店の支店になっていたのだ。


 左   まずスープをいただく。
 
 ビフテキがやってきた。

 切っておくか聞かれたので、切っておいてもらい、箸でいただいた。

 柔らかくていい。量も少なすぎず、多すぎずという感じ。
 
 ビフテキとご飯。

 これで1430円は安い。昼食時だけで、正規のステーキなどの値段は結構している。
 
 食後は店の近くのJR・天満から環状線乗車。
大阪城公園
 大阪城公園で下車。

 大阪城では、4月1日から豊臣石垣館の公開が始っている。また、4月中は乾櫓の公開が行われている。どちらもこの日は無理だ。すでに15時30分で、入場は16時までだろうから。でも、桜を見るのは、この日を逃すと、もう散ってしまうだろうと思い、施設には入らず、桜だけ見るためやってきた。
 
 梅林の近くでは桜が満開。
 
 夏の陣のとき、秀頼と母、淀殿が自刃した山里丸も桜が多い。
 
 天守閣に上る前のところ。
 
 櫓の公開の看板。

 乾櫓は、4月1日から5月6日までの毎日だけの公開なので、別の日にまたやってきたい。
 
 天守閣前。
 
 本丸から出るあたり。
 
 西の丸庭園は入口から中をちらっと見ただけ。
 
 多門櫓の前。

 ここから城外に出て、京阪・天満橋から帰宅。



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