| 2025.4 吉 野 |
| 大混雑の吉野へ |
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上 近鉄・橿原神宮前駅で、吉野行き乗車。前日に、吉野へ行こうと決め、特急の予約をしようとしたものの、午前の吉野行き、午後の吉野発は全便満席。 橿原神宮前から各駅停車になる急行に乗車。座れるか心配していたが、そんなレベルじゃない。満員状態でやってきて、乗れるかどうか危ぶまれる状態だった。 左 50分ほど、満員電車で押され続けて、吉野着。やれやれだ。 |
吉野駅。バスで中千本に向かい、そこからぶらぶらしながら駅に歩いて戻るつもりだ。 紅葉期に行ったときには、上千本・奥千本にも行ったが、今回はパス。 |
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上 バス待ちの行列がすごい。それでも、バスはピストン運転されていて20分ほど待つだけですんだ。左 「吉野中千本公園」行きバス。 |
道路が混んでいる区間もあって、30分ほどかかって中千本のバス駐車場に到着。 |
バス駐車場から階段を上ったところに、奥千本行きの竹林院前バス停があり、長蛇の列。今回は上千本、奥千本はもともと行く予定をしていないが行くつもりをしていたら、大変なことになっていた。 |
| 吉野散策 |
前回、紅葉期に来た時に有名な寺社はほぼ入場しているので、今回は拝観料を払っての入場はせずに、無料エリアで桜を見るつもりだ。竹林院は以前、庭園に入っているのでパスし、桜本坊で無料の庭だけ入る。桜本坊というだけあって、庭では桜が見られる。写真で桜の奥は本堂。 |
桜本坊では八重桜が多く咲いている。 |
みたらしだんごを焼いていたので食べたくなった。 |
抹茶のみたらしはあまり見ないので、抹茶のみたらしにした。 |
狭い道路だが、渋滞していた。写真の左の建物は、以前、食事をしたそば屋で今回も行こうかなと思っていたが、待ち人数が多くてあきらめた。 |
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上 展望のきく空地からの眺め。これが見たくて、吉野にやってきた。左 別の斜面。山全体が桜なんだ。 |
「林とうふ店」の自社の前で出している売店に吸い寄せられた。下左 枝豆冷奴。 写真の左下部分でわかるが、緑の豆腐。普通の豆腐よりも味がある。 下右 豆腐ドーナツ。 普通のドーナツよりもふわふわしている。砂糖などはついていない。 |
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上 前回の訪問時には、2001年の火事で焼けた後、土台だけになっていた勝手神社の再建が進んでいて、まだ完成はしていないが、2025年10月に出来上がるということだ。左 桜のポストは前回訪問時も見たのだが、紅葉時だったので、変な感じだった。今回は桜の柄があっていて、いいイメージだ。 |
枳殻屋。読みは、きこくや、または、からたちやだろう。ここでは、鮎やあまごのすしを売っていたので、あまごのすしを土産に買った。 下 あまごのすし。(帰宅後いただいた) |
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葛屋中井春風堂。店名の通り、葛餅、葛湯、葛切りなどをメインとする菓子屋のようだが、広告のある桜ようかんを土産に買った。 下左 桜ようかんの外箱。 下右 上には、桜の花の塩漬けの入った寒天がのっている。(帰宅後いただいた) |
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さきほどあきらめたそば屋とともに、昼食場所として考えていた「豆腐茶屋」へ。名前を書く紙を見ると20組ほど待たねばならず、あきらめた。 |
この店ではいくつかの豆腐料理を店頭販売していたので、それを買うことにして購入。 |
飲物は、すぐ近くで蔵元直売所があり、そこで桝酒も売っていたので、それを購入。吉野町の「北岡本店」で、代表銘柄は「やたがらす」。やたがらすは、足が3本あるからすで、熊野三山の神鳥になっているので、そこから名付けたもかもしれない。 |
「やたがらす」の「にごり」を入れてもらった。 |
直売所の隣に、酒を飲むためのスペースがあり、そこに座っていただいた。あては、先ほど店頭販売で買った豆腐料理。 |
厚揚げをきざんで麻婆豆腐風にしたもの。揚げの麻婆豆腐は初めてだ。 |
ねぎみそ厚揚げ。さきほど、枝豆冷奴と豆腐ドーナツも食べたので、豆腐づくしのようになった。 |
デザートでくずきりを食べたかったのだが、葛餅はいたるところで売っているのに、くずきりを食べられる店は少ない。前回の吉野訪問時にも入店した「弁慶」で食べられることが、店頭でわかったので、入店。 |
食事のできる店は激混みだが、ここは食事はできないのですいていた。 |
くずきり。 |
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上 吉水神社に入るところは、「一目千本」と呼ばれ、桜がとくに多く見られる。左 目の前に見えるエリアを拡大。 |
せっかく吉水神社にやってきたので、参拝。南朝皇居であり、秀吉が花見の時にも泊った有名な書院は、前回に入っているので、今回は入らなかった。 |
金峯山寺蔵王堂へやってきた。何やら木を燃やしている。何だろう。あとでわかったのだが、4月10〜12日には、金峯山寺花供懺法会が行われる。この日は12日で、10時に大名行列が竹林院を出発。蔵王堂到着後、花供懺法会、採灯大護摩供、御供撒きが行われるのだという。 竹林院に着いたのは10時30分ごろで、大名行列は見られなかった。またの機会に見たいものだ。そして、見ることができたのは、採灯大護摩供のようだ。 |
火の回りを山伏が取り囲み、お経をあげている。 |
火が消えたあと、山伏が移動。堂内での行事をするのだろう。 |
お供えの餅まき。 |
餅をとるには、かなり前の方で陣取らないと無理なようだ。1つもとれなかった。 |
本堂を拝観。今回は拝観はしないのだが、金峯山寺だけは例外。3月28日から5月6日の間、秘仏の本尊「金剛大権現」3体が特別開帳されているため。 特別開帳は、近年は春秋に行われている。修理中の仁王門の資金集めのためのようだ。 堂内は撮影禁止。 |
修理中の仁王門の覆いを見て、金峯山寺を去る。下左 さくらソフトクリームはたいてい400円なのだが、300円の店があり、ここでいただくことにした。 下右 さくらソフト。 |
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銅の鳥居を通過。このあとは、ひたすら歩いて下山するのみ。 |
| 下山と帰宅 |
黒門やロープウェイ(ここではケーブルとよんでいた)乗場を通りすぎ、いよいよ下山。短絡コースもあるが、舗装された緩い道路を歩いて下りた。 |
下山路は「七曲り」というカーブを繰り返す道。 |
ロープウェイ乗場の横を通り、吉野駅に戻る。下 吉野駅の出発案内板は、数少なくなったパタパタ式。 臨時の快速急行に乗車。近鉄・南大阪、吉野線では、普段は快速急行はなく、春の多客期のみ運転される列車なので、珍しいのに乗れた。 |
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帰りも客が多く、ぎりぎり座れた。快速急行の停車駅は特急と同じで、使用車両が一般車で自由席という点が特急と違う。 本数は、春の桜シーズンの3月23日〜4月14日の間、平日2往復、土日7往復。 |
橿原神宮前に着き、下車。出発案内板を見ると、「快速急行 さくら号」って書いてある。「さくら号」なんて名前がついているんだと、はじめて知った。 |
電車にも特別な表示がないかと思い、先頭車を見に行った。何と、小さいながら「さくら号」のサボがついていた。 |
「さくら号」のサボ。珍しいものが見られてよかった。 |
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