2025.4   京 都 岡 崎
国立京都近代美術館「若きポーランド」
 京都近代美術館と平安神宮に行くことにした。

 スタートは京阪・三条。京都近代美術館まで歩いた。近代美術館南側の琵琶湖疎水沿いの桜は葉桜になってきている。
 
 
 上   見学するのは「若きポーランド」。ポーランドは、1795年にロシア、プロイセン、オーストリアに分割され、1918年の第1次大戦終結まで、地図から姿が消えた。

 その間も、クラクフを中心に芸術が生み出されていた。そこで活躍した芸術家たちを「若きポーランド」と呼ぶようだ。

 左   芸術運動の初期に中心になったのがマテイコで、彼が描いた。昔の宮廷道化師。

 彼はクラクフ美術学校校長として「若きポーランド」たちを育てたということだ。
 
 
 上   マルチェフスキの「ルサウキ」(スラブ神話の妖精)。

 左   ザコパネの紅葉。ポーランド旅行のさい、ザコパネの高原にも行ったので懐かしい。
 
 木々の隙間から見える教会を描いたこの絵は日本の影響を受けているのだという。
 
 参考で展示されていた葛飾北斎の「富岳百景」の「程ヶ谷」。
 日本の女性を描いたものもいくつかあった。

 日本にかなりの関心があったようだ。
 
 コレクション展も見たあと、カフェで休憩。琵琶湖疎水沿いのテラス席にすわる。

 下   桜セット。

 ジャスミンティーとさくらアイス。
 
平安神宮
 
 上   平安神宮へ。コロナ禍のあと、京都で世界遺産になっている寺社の多くを、2度3度行っているところも含めて回ったが、平安神宮は世界遺産ではないので、何十年かぶりの訪問。

 蚤の市をやっていた。この日は4月16日。次回は5月27日という。1ヶ月ごとでもないようだ。

 左   応天門。
 
 応天門の少し西に、屋根付きの路面電車の展示施設があった。

 平安神宮は1895(明治28)年の創建だが、京都の路面電車も1895年に開業。最初の路線は、京都駅前〜伏見下油掛だったが、間もなく京都駅前〜岡崎も開通。そのときの電車だ。
 
 拝殿は平安京の太極殿を模したもの。工事で覆いかかけられていたが、参拝はできた。
 
 平安神宮に行ってはじめてわかったのだが、4月15、16日は例祭なのだ。その一環で、特設舞台で神楽が行われていた。
 
 神苑に入る。
 
 葉桜が多くなっていた。1本だけ、赤くなった紅葉があった。
 
 池もあり、いい眺めだ。
 
 池を渡る屋根付き廊下。座れるようになっていて、ここで少し休憩。
 
 桜色のおみくじを結んであるのが、桜のように見える。
京都市美術館 別館
 
 上   ロームシアター京都の裏手に。京都市美術館別館がある。

 知らない人は何だろうと思うに違いない社殿造りの建物。

 左   入口。

 かつてロームシアター京都が、まだ京都会館と呼ばれた時代は、京都会館別館だった。

 今は、京都市美術館の別館になっている。ここは、京セラ美術館というネーミングライツが及んでおらず、京都市美術館別館と呼んでいる。
 
 上   グラシエラ・イトゥルビデというメキシコ人の女性写真家の展示をしていた。

 左   先住民の人物を扱ったものが目立った。 
 
 説明がついていないので、どういう意図の作品かわからないものも多かった。
 
 岡崎公園・動物園前のバス停。ここの桜もきれいだった。
 
 これは大手毬なのだろか。
 
 5号系統、岩倉行きに乗車。
一乗寺ラーメン街道「聖」
 一乗寺下り松(さがりまつ)町で下車。

 当初、行こうかと思っていたラーメン店が水曜定休で、たくさん歩いて、別の店に向かった。
 
 「聖」(きよ)。道路側は全面ガラスで中がよく見える明るい店だ。
 
 店内。
 
 メニューの名前のつけかたが独特。シンプルという醤油ラーメンにした。

 焼豚は、厚めにするか薄めにして煮玉子をつけるかなので、厚めにしてもらう。

 ほかにご飯とから揚げ1個を注文。
 シンプルは、透きとおったようなスープ。
 
 焼豚がかなり分厚くてびっくりした。
 ご飯とから揚げ1個。

 から揚げはタレにつけられていた。

 食後は、叡電・一乗寺より帰宅。



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