| 2025.4 京 都 |
| 仁和寺 |
この日は、遅咲き桜で有名な仁和寺の御室桜を見に行く。スタートは、地下鉄・太秦天神川。地上に出ると、市バスターミナルや右京区役所がある。 |
太秦天神川駅の地上には、嵐電・天神川駅もあり、嵐山行の嵐電に乗車。 |
帷子ノ辻(かたびらのつじ)で北野白梅町行きに乗換え。宇多野・鳴滝間では、桜の木が線路の両側にあるのだが、すでに葉桜の状態になっていた。 |
御室仁和寺駅。古い駅舎で、駅名も昔のままなのだろう「御室驛」と表示されている。 |
仁和寺の仁王門。下 仁王門を入ると、拝観券売場がある。 普段は、御室御殿と霊宝館だけが有料なのだが、桜のシーズンだけは、御室桜の見られる庭園がある中門の内側のエリアが有料になる。 今回は、御室御殿と霊宝館は入らないので、中門の内側エリアだけの拝観券を買った。 |
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中門を入ると、すぐ左側が御室桜の庭園だ。御室桜は遅咲き桜として有名だが、訪問日にはちょうど満開だった。江戸時代から御室桜は有名だったという。 |
御室桜を見る台が設けられていた。下 台から見ると、庭園全体に御室桜が広がっていることがわかる。 |
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桜の名所の中でも、ここは五重塔と桜が重なるのが特徴。 |
「蔵CAFE」で休憩することにした。店名の通り、蔵をリノベーションして利用している。 |
蔵を利用した店内。 |
冷煎茶と桜団子。1000円で、ちょっと考えたが注文。本当は抹茶にしたかったが、2000円でやめておいた。 |
このだんご、見た目もきれいだし、美味しい。桜の部分は少し塩辛くて、甘いだんごによくあっている。白玉だんごの上に抹茶あんがのっている。 |
つつじもきれいだ。 |
五重塔。17世紀に家光の寄進で建てられた。東寺の五重塔と同じく、各層の大きさが同じなのが特徴だという。高さは36mで、55mの東寺の五重塔よりかなり低く感じる。(東寺のは木造の塔では日本最高) |
| 上賀茂神社 |
仁王門を出たところのバス停から、10系統のバスに乗車。北野天満宮に行ったとき昼食をとった「とようけ茶屋」で、食べたい品があったので、北野天満宮に行くためだ。嵐電だと、北野白梅町から北野天満宮まで1区間だが歩かねばならないので。 |
「とようけ茶屋」から今出川通りを隔てた反対側に東行きのバス停があり、車内から閉店の場合わかるように、バスの進行方向に向かって右側に座った。この日は休業だということが判明。それで、バスは下りなかった。 |
遠回りになるが、堀川丸太町で9系統に乗換て上賀茂神社に向かう。この日の訪問を決める際、桜が満開と思われたのは仁和寺だけで、あと、前日まで満開で、この日から、見ごろすぎとなった上賀茂神社と鞍馬寺に行くことにしたのだ。 |
9系統に乗車。京都駅から堀川通りを北上し、西賀茂車庫にいたる系統で、10分毎運転の主要系統。そのため、北野天満宮から西大路通りまで戻るよりも、堀川丸太町に行こうと即断した。西大路通りを通るバスに乗っても、北大路堀川で乗換えなばならないし。 |
上賀茂美薗橋で下車。 |
美薗橋は、賀茂川を渡る橋。橋の手前に桜がたくさん咲いていた。(写真の左に、なんとか橋が写っている) |
美薗橋を渡ると、すぐに一の鳥居があり、さらに少し先に二の鳥居も見える。 |
二の鳥居をすぎると見事な桜があった。「斎王桜」よばれる桜だが、見ごろはすぎたようだ。 |
「御所桜」と呼ばれる有名な桜らしいが、こちらは完全な葉桜になっていた。 |
「風流桜」もかなり散っていた。 |
三の鳥居のところに、式年遷宮の案内柱があり、令和18年に式年遷宮があるとのこと。なんだか気が早いような。ここの場合は、21年ごとなのだが、本殿などが国宝のため、他の社殿の大規模補修などを行っているようだ。 |
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上 中門のところで参拝。この奥に国宝の本殿、権殿(ごんでん)がある。左 おみくじで神馬がつくられていた。 |
| 鞍馬寺 |
上賀茂神社のつぎは鞍馬寺に向かう。上賀茂神社付近のバス停から二軒茶屋まで京都バスに乗車して、二軒茶屋から鞍馬までは叡電に乗車のつもりだった。でも、出発時刻やバス停の位置は調べていなかった。それで参拝をおえた後、スマートフォンの地図アプリを利用して調べてみた。 バス停の位置や時刻が判明。時刻ちょうどよく、2、3分ほど待つだけだった。 ところが、出発時刻を過ぎてもバスはやってこない。スマートフォンの地図アプリでは、"出発済み"と表示されている。これは間違いで、バスはやってきていないのだ。. |
バス停に掲示されている時刻表を見た。下 何にっ! 地図アプリで表示された時刻、13時56分発のバスがないっ! でも、幸い、14時16分発にバスがあり、それを待つことにした。 |
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ひょっとして、スマートフォンの地図アプリの操作を間違えていたのかも知れないと思い、もう一度見てみた。乗車するバスは"10分前"に発車したと表示されている。バス停の時刻表通りなら"10分後"と表示されなけらばならないのに。 下 この日は4月17日。バス停の時刻表には「3月31日実施」とある。ダイヤ改正があったのに、地図アプリには、それが反映されていなかった。 本来なら、バス会社のHPで調べるのがよいし、余裕があるときは、計画段階で会社のHPで調べている。だが、今回はその余裕がなく、現地で、地図アプリで調べたのが、いけなかったようだ。 |
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定刻にやってきた京都バスに乗車。 |
二軒茶屋で下車し、叡電の二軒茶屋駅に歩きかけた。そのとき、乗ってきたバスのすぐ後ろに鞍馬行きのバスが止まっていた。地下鉄国際会館駅発の鞍馬温泉行きだ。たまたまなのか、乗換えられるようにダイヤが編成してあるのかは不明だが、すぐに後のバスに乗車。 なお、上賀茂方面からの道路と国際会館駅からの道路は、ずっと別々で、二軒茶屋でバスのルートが合流する。 急だったので、二軒茶屋バス停では、バス停やバスの写真をとる間もなかった。写真は鞍馬到着時に撮影したもの。 |
上賀茂のバス停で、地図アプリの不備で20分ロスしたが、二軒茶屋から叡電に乗り継ぐことなく、鞍馬温泉行きのバスに乗り継げたおかげで、20分はとりもどせたはずだ。バス停そばの「多聞堂」という和菓子店がカフェを兼ねていたので、入店した。 |
店内。 |
「おうすセット」というのが気になった。「牛若餅」も食べてみたい。鞍馬山には、牛若丸に関する史跡がいくつかあるので、それにちなんだものだろう。飲物が抹茶というのもいい。下 おうすセット。抹茶と牛若餅。 牛若餅は、弾力があって、切りにくく、結局、手で切った。こしあんが入っていて、甘さ控えめ。小さなメレンゲ菓子もついている。 |
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焼印は、うまく焼かれていないのだが、実物を見ると「牛若餅」と焼かれていた。由緒書きを見ると、トチの実が入っているとのこと。 |
土産にも買いたかったが、いただいたのが、この日の最後の1個で買えなかった。 |
店の前から少し階段か坂道を上ると鞍馬寺の山門がある。かなり葉桜になっているが、桜が少しある。下 山門を入り、ケーブル乗場までの少しの間にも桜がみられる。 |
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ケーブル乗場。「普明殿」という名がついている。たいした距離じゃないが、このとき15時を回っていたので、15時20分のケーブルで上り、16時25分に上の駅を出る最終便で下山することにしよう。 |
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上左 切符の券売機。上右 乗車券ではなく、「御寄進票」と書かれている。 左 ケーブルカーに乗車。 |
2分で上の駅に到着。 |
上の駅。 |
駅の前には多宝塔がある。 |
10分少々歩いて本堂に到着。ソメイヨシノは葉桜になっているが、品種によっては見ごろだ。 |
こちらは白い桜。下 本堂に参拝。堂内は撮影禁止。 最終便のケーブルで下山。 |
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| 一乗寺ラーメン街道「あらじん」 |
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上 下山し、鞍馬駅へ。左 電車が出発した直後で、しばらく待ち、この電車に乗車。 |
ラーメン店の開店が18時が多く、修学院駅で下車し、周辺を散歩。短いがアーケードのある商店街がある。多くの店はすでに閉まっていて、薄く暗い。衆議院議員の前原誠司の事務所も修学院駅前にある。 東大路通りの北端は、修学院駅のすぐ西で、ここから南下する。 |
18時の開店を待って、「あらじん」に入店。この付近が、ラーメン街道の中心地で、数店が集中している。 |
店内。 |
濃厚味噌豚骨ラーメンと旨い餃子、ライスにした。券売機で食券を買う仕組み。 |
材料はよいものを求めようというこざわりが感じられる。ねぎを、九条ねぎ専門農家から仕入れるとかよくやっていると思う。 |
濃厚味噌豚骨ラーメン。 |
旨い餃子とライス。食後は、叡電・一乗寺より帰宅。 |
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