2025.5   葵 祭
初めて見た葵祭
 京都三大祭といわれる祭は、祇園祭以外は見たことがない。それで、葵祭を見に行くことにした。

 スタートは京阪・神宮丸太町。
 
 行列のコースは、京都御所から丸太町通にでて東へ、河原町通と下鴨中通・糺の森を北へ、下鴨神社で儀式と休憩。

 午後は、下鴨本通を北へ、北大路を西へ、賀茂川沿いの道を上賀茂神社へ向かう。約8km。

 見学は、河原町丸太町と上賀茂神社前の2ヶ所ですることにした。
 
 上   平安装束を着た人たちの列が延々と続いた。

 左   十二単をまとい、祭りの儀式の中心になる斎王代が乗った輿(こし)。
 
 行列の終盤に牛車。

 行列の先頭から最後まで40分ほどかかった。途中、列の間が間延びしているところもあった。
 
 祇園祭のような躍動感や活気はなく、静かに列が進むので、最後の方は退屈になってきた
 
 行列の間、丸太町通は、道半分を片側通行で自動車をさばいていた。バス停は移動されていた。

 行列のあと、本来のバス停にバスが来るようになり、65系統に乗車。
一乗寺ラーメン街道"澤希"
 65系統は、一乗寺ラーメン街道を通るバスで、ラーメン街道付近からは2度乗っている。

 ところが、乗車してみると、ラーメン街道を通るのは四条烏丸行きだけで、四条烏丸からやってくるバスは通らないことがわかりあわてた。

 「左京区総合庁舎・京都工芸繊維大学前」で下車。少し歩いてラーメン街道方面へ向かった。
 
 ラーメン店"澤希"。
 さまざまな種類のラーメンを出す店だ。

 スープは5種あるのだろうか。家系、端麗系、博多系、昔ながら、京都醤油。
 
 店内。
 
 屋台ラーメン(博多系の細麺)。
 
 細麵だ。
 定食に、ウィンナー炒めがあり、珍しいのでそれにした。
正伝寺
 葵祭を最終地点の上賀茂神社で見るのだが、それまでの時間を使い、正伝寺に行くことにした。

 正伝寺は最近まで知らなかったが、コメント欄で読者のオフさんに教えてもらった。西賀茂にあり、行くならmちょうどよいと思い、行くことにした。

 高野まで歩いて、204系統で北大路バスターミナルへ。
 北大路バスターミナルから37系統に乗車。上賀茂神社に近い上賀茂御薗橋で下りず、神光院前で下車。
 バス停から山門まで10分弱。
 さらに参道を歩くこと10分弱。
 
 到着。寺の中では、観光客は見かけなかった。

 皆さん、この日は上賀茂神社へ葵祭を見に行っているんだろう。

 本堂には狩野山楽の障壁画があったが、本堂内は撮影禁止。
 
 血天井。

 秀吉死後、秀頼は大坂城を拠点とし、伏見城は家康の拠点となった。関ヶ原の直前、伏見城は石田三成ら豊臣方からの攻撃を受け、守備隊は切腹をした。その際の血についた床板を供養のため天井にしている。指の跡だと思われる箇所もある。

 写真で廊下の左に本堂、右に庭園がある。
 庭園。借景になっている比叡山がきれいに見える。
再び葵祭
 
 上   正伝寺から御薗橋まで30分弱。

 行列の先頭が御薗橋にやってきそうな時間を計算して、御園橋にやってきたつもりだったが、すでに行列が通過中。

 子供が歩けなくなったようだが、すぐに立ち上がってよかった。

 左   花傘。
 
 終着を目の前にして行列がつかえてしまい、動かなくなって、歩く人たちも観客も退屈。

 まったく偶然だが、比叡山頂の先日行った展望塔が写っている。尾根を少し向う側に下ったところに延暦寺が広がる。
 
 斎王代が到着。

 このあと、牛車の1台が、牛が動かなくなり、北山大橋付近で止まっているという案内もあった。つかえているところもあれば、間延びしているところもありで、運営も大変だ。
 
 斎王代が儀式の行われるエリアに入っていく。鳥居の内側で非公開の儀式が行われる。
 
 葵祭のポスター。
 賀茂川沿いを30分ほど歩いて北大路駅に向かった。
 水辺でかわうそ発見って思ったけれども、コメント欄でHANAさんからヌートリアかも、というコメントをもらったので、ネット検索してみた。

 どうやら、外来生物のヌートリアのようだ。寝ているのかな。
 イオンモール北大路。

 この地下が地下鉄北大路駅と北大路バスターミナル。かつては市電烏丸車庫のあったところ。

 下   地下鉄・北大路より帰宅。本数が少ない急行・奈良行きがやってきた。
 



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