| 2025.5 大 阪 |
| 何十年ぶりかの阪神百貨店 |
1ヶ月前、臨時特急・中之島行きに偶然、乗れたので、この日も、臨時特急に乗って、中之島線方面に向かう。この日は、夜に旧友との食事会が梅田である。その前に、うめきたで開催中の「安藤忠雄展」を見学することにした。その前には、何十年ぶりかの阪神百貨店で昼食。 |
京阪・大江橋駅で下車し、ここからスタート。 |
途中、夜に食事会の会場の店がある「ヒルトンプラザ ウェスト」を確認して、阪神百貨店へ。(撮影は、阪神百貨店をでたあと)阪神百貨店は、2022年に改修され、現在のようになった。その後、地下で、阪神名物のイカ焼きを食べたりはしたが、百貨店そのものへは何十年ぶりかの訪問。 |
エスカレータから見えた店内はおしゃれな感じで、昔は、阪急や大丸に比べて見劣りしていた店内も、同水準に見える。9階は、レストラン街とフードホール(一般的にはフードコートということが 多い)がある。フードホールにはいろいろな店があり、共用のテーブルで食べる。 向かったのは、人気のカレー店「ボタニカレー」。15分ほど並んだ。 |
フードホールの一角に着席したが、フードホールのメイン部分とは別に、「ボタニカレー」の客だけが利用すやすい位置に置かれているテーブルだ。 |
「ボタニカレーとシュリンプカレーのあいがけ」。左はシュリンプ、右はボタニ。ボタニカレーは、ビーフカレーだった。 上部にはサラダがあり、見た目は絵のような感じだ。 |
スパイスが並べられている。その向こうが調理場。スパイスカレーという表示もあり、いろいろ調合されているのだろう。あまり辛くはない。 本店は、本町近くのようで本店にも行ってみたい。 |
8階では、5月21日から28日まで、沖縄物産展をやっていた。いくつか買いたい衝動にかられたが、長時間持ち歩くことになるので、あきらめた。 |
5月21日に、以前は茶屋町にあったLoftが、6階に移転してきたので、見て回った。特に買いたいものはないが、ぶらぶら。 |
| 安藤忠雄展 |
安藤忠雄展の会場はうめきたにあり、そのために阪神百貨店を出て、2階の連絡通路を通り、大阪駅へ向かう。右は阪急百貨店、左は大阪駅。連絡通路で、阪神・阪急・大丸各百貨店、大阪駅が結ばれている。この通路を歩くのは初めて。 |
大阪駅の構内の2階通路を歩き、うめきた側へ。あとで、食事会メンバーと散策をするのだが、その集合場所を確認したあと、地上に下りる。 この写真の一帯には、2000年ごろまでは梅田貨物駅が広がっていた。いまは、"はるか"、"くろしお"やおおさか東線が発着する地下ホームができている。 |
10分弱で、グラングリーン大阪の一角にある安藤忠雄展の会場「VS.」に到着。 |
3月20日から7月21日までの開催。うめきたエリアにはなかなか来る機会がなく、この日、旧友との食事会があるので、この日に行くことに決めていた。安藤さんがこれまで、設計した有名な建築物の模型の展示が中心。彼は、海外の建築物のほうかメインだが、展示は日本のものが中心になっていた。 |
住吉の長屋。1976年竣工。彼が有名になるきっかけのような代表作。3軒長屋の真ん中になり、手前と向う側に各1軒があり、その真ん中。真ん中だけっというのは、難しい工事だっただろうな。 細長い建物の真ん中の部分に中庭があり、傘をさして移動しなければならない。 |
六甲の集合住宅。第1期1983、第2期1993、第3期1999年の竣工。以前、兵庫県立美術館でもこの模型を見て、現地に行きたいと思ったが、ますます行きたい感がつのってきた。 |
兵庫県立美術館。2001年竣工。ここは訪問したのだが、展示の見学だけで精一杯で、青リンゴのあるテラスにいったり、螺旋階段を歩いたりできていないので、また行ってみたい。ここにある安藤ギャラリーもいったが、また行きたい。 |
司馬遼太郎記念館。2001年竣工。東大阪市にあり、展示も見たいので行ってみたいところだ。 |
東京大学情報学環福武ホール。2000年竣工。ベネッセの福武総一郎氏の寄付でつくられ、横に100mの細長い建築。 |
4×4の家。2003年竣工。明石海峡大橋を望むところの縦長の建築。これはRC造りだが、この右側に線対称で木造の同形の建築があるという。 |
ピューリッツアー美術館。2001年竣工。米国ミズーリ州セントルイス。ピューリッツァー賞と関係する財団の美術館。 写真では写せていないが、2つの細長い棟の間に池があるのが特徴。 |
これは、グラウンドゼロ(2001.9.11同時多発テロで崩壊したワールドトレードセンタービル跡地)のモニュメントとして提案したが、採用されなかったのだという。円墳型をしている。 |
イタリアのトレヴィソにあるFABRICAという、ベネトン社がつくったアートスクール。2000年竣工。 |
ブンタ・デラ・ドガーナ。2009年竣工。イタリアのヴェネツィアにある世界最古の税関だという。外観は昔のままにし、ドーム部分の内側に現代アートの美術館を造った。 |
ベネッセハウスミュージアムをはじめ、直島のミュージアムなどについては詳しく展示があった。自分も見学にいった島なので、興味深く見られた。 |
展示をだいたい見終わり、あとは映像を見るという段になって、安藤さんがやってきて、サイン会とトークショーがあるという案内があった。サイン会とトークショーは事前に公開されている日時もあるが、この日はゲリラ的に急に行われたものでラッキーだった。 図録を買ってサインをしてもらった。図録の表紙の写真は兵庫県立美術館のテラス。 サイン会の撮影は禁止だった。 |
トークショーも撮影禁止だが、開始前にショー会場を撮影。イスに安藤さんがすわる。撮影時の映像は、直島のミュージアムの建設のもの。その前には直島の模型がある。 独特の言い方で、もう少し言い方を考えてもいいんじゃないかって思うところもあるのが大阪人らしいところ。 建築物の中にはイメージを重視するあまり、使い勝手がよくない場合があることをご本人も承知している話もあった。 シベリア鉄道でヨーロッパ入りし、ヨーロッパを貧乏旅行した話も面白かった。ほぼ同時期に沢木耕太郎がバス乗継旅をした時期で似た体験をしたのかもしれないと思い、興味深かった。展示の中に旅行コースがあり、すごいなって思った。 1時間がアッという間にすぎて終了。 |
水の教会。北海道トマムにあるこの教会は映像による紹介だった。ほかにも、2ヶ所、映像による紹介があった。 サイン会、トークショーで見られていないところ大急ぎで見学し、見学終了。 |
| 梅田散策 |
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上左 食事会の前に、散策をしようということで、集合場所へ。大阪駅ビルのうめきた側ははじめて見る。京都駅みたいな大階段がある。奥にエスカレータがあり、利用。 上右 2階の自由通路や駅内の通路の上に、3階があり、この金時計が集合場所。 左 うめきた公園へ。高層ビルに囲まれた都市型公園。さきほどのトークショーで、公園よりもビル建設の意見もあったが、安藤さんは公園を主張したという話もされていた。 |
「バルチカ03」ビルへ。ここには、男性好みの居酒屋などが多く入居し、「03」は「オッサン」ということらしい。 |
続いて「KITTE」ビル。もと大阪中央郵便局だったところで、切手型の案内ポスターが面白い。 高級店が多い印象だが、2階にはたくさんの県のアンテナショップが多いことも知った。 |
| 中華料理「民生 ヒルトンプラザウェスト店」 |
地下に「民生」がある「ヒルトンプラザ ウエスト」ビル。(朝に、阪神百貨店に向かう途中に撮影)向う側に見えるビルは、大阪四季劇場などが入っているビル。 |
「民生」到着。本店は神戸・南京町の老舗中華料理店。 |
前菜3緩盛り。海老が向こう側にあって隠れている。近況が話題の中心になったが、加えて、時期がら、万博の話題がかなり多い。自分もだが、すでに万博に行ったという方が多く、行った際のエピソードなどで盛り上がった。 |
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上 飲物は、生ビール、白ワイン、紹興酒をいただいた。左 あさり入りとろみスープ。 |
イカの天ぷらとサヨリの天ぷら。イカの天ぷらはこの店の名物だという。円に近い形をしていて、歯車のような切れ込みが入っている。1人3切れづつだったが、これだけ別注文したいくらい。 |
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上 ミンチのレタス包み。これもこの店の名物らしい。レタスがヘルメットのように半球状になっていてびっくり。自分でミンチを包む作業も楽しい。 左 鯛と豆腐の蒸しもの。チンゲンサイ添え。 |
山菜入り炒飯。下 いちご風味のタピオカ入りココナツミルクとウーロン茶。 1つ1つは量が少な目だったけれども、全部いただくとそこそこ満腹に近くなった。 2時間少々、楽しい宴であった。 |
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上左 2次会で駅前第1ビルの地下街へ行ったのだが、お目当ての店では全員が入れない。それで、もうお腹も一杯なこともあり、近くのバー「king of kings」へ。 上右 ウィスキー水割り。 左 もう満腹に近いので、食べ物はピーナツと柿の種で十分。 この店でも1時間ほどワイワイ楽しむ。 |
再会を約束してお別れ。御堂筋は街路樹のライトアップが美しい。京阪・淀屋橋駅より帰宅。 |
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