2019.1 京都 伏見稲荷
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上左 久しぶりに伏見稲荷に遅めの初詣に出かけた。伏見稲荷は全国の稲荷神社の大元締めで、東京の明治神宮や大阪の住吉大社と並んで初詣人数の上位ベスト3にランクされることが多い。 京阪電車の伏見稲荷で下車すると、ホームの柱が朱色で塗られ、雰囲気がでている。 上右 両替機があってびっくり。交換可能な通貨は、アジア通貨中心で、マレーシアリンギットやインドネシアルピーまで交換可能だった。 左 下り電車を待って、参道へ向かう。 |
京阪電車の駅からの参道を少し外れ、JRの駅に向う。JRの駅も朱色がたくさん用いられ雰囲気を出している。 JRの駅の方が本殿にも近く、距離的には便利だ。以前はJR奈良線は利用しづらかったが、JR化後、複線区間が増え、本数も増え、格段に利用しやすくなった。 |
駅舎の写真を撮影後、そのまま反対向きになって撮影したのがこの写真。駅舎から道路をはさんだ向かい側から、参道が本殿に延びている。京阪駅からの参道よりもずっと短い。 下左 楼門。もともとあった楼門は応仁の乱で焼け落ち、この門は秀吉の寄進により、16世紀に造られたもの。 下右 外拝殿。こちらも楼門と同時期に造られたもの。ここでまず参拝したのだが、何か物たらない。鈴がないのだ。混雑防止のために鈴をはずしたと書いてある。 |
上左 外拝殿から本殿に上がる階段の左右に狛犬のように置かれているきつね。 上右 本殿。ここも応仁の乱により焼けたのだが、ここは室町時代末期の15世紀末に再建された。ここも鈴がはずされていて、鈴を鳴らすことなく参拝した。並ぶ必要がないので、確かに混雑防止にはよい。 左 本殿の裏手を少し上がると千本鳥居がスタート。10mほど大きな鳥居が続いた後、小さ目の鳥居が延々と続く。入口の部分は右側通行になっていて、参拝に向う人は右手の千本鳥居をくぐっていく。 |
千本鳥居の中。人がいなければ幻想的な光景なのかもしれないが、初詣の時期にそれは無理。外国人に特に人気と言われ、実際、外国人の密度が高そうだ。 下左 10分ほどかけて千本鳥居を抜けると奥社がある。何か儀式をやっていたので、建物に近づくことができなかった。 下右 奥社の後方にある、おもかる石。灯籠の一番上の部分の石を持ち上げて、思っていたより軽ければ願いが叶い、重ければ叶わないと言われている。持ってみるとかなり重い。 |
上左 根上がり松。松の木の根が地面より上に上がっていることから、根上がり松。そこから、”値上がり”ということで人気があるとか。 上右 千本鳥居は奥社まででだが、奥社を過ぎても、鳥居のトンネルは続く。千本鳥居の一帯より、少し大きな鳥居が並んでいる。 左 森の中に池がある。池のほとりにあるのが熊鷹社。ろうそくの火がきれいだ。 |
上左 熊鷹社から三ツ辻を経て四ツ辻までの間は階段が多く、かなり高度があがる。初詣というよりは、登山に近い。 上右 瓢亭という茶店があり、営業していなかったのだが、その前に、ご神体がひょうたん型をした社がある。大松大神と書かれている。 左 急な階段を上がると、京都市の南部がよく見える場所に出る。ひときわ高い高層ビルは20階建て高さ95mの京セラ本社ビル。京都で2番目に高い建物だ。(1番高いのは22階建て高さ100mの日本電産本社ビル) さらに少し上がると四ツ辻。ここから山頂へは右回りでも行けるし、左回りでも行ける。 |
右回りで回ることにした。三の峯、二の峯があり、それぞれ上がって下る。そして、また上がったところが一の峯。ここが標高223mの稲荷山の山頂でもある。社があって、参拝の長い行列ができていたので、時間の関係で、参拝はせず。 下左 茶店の壁に山頂の表示。どうも、店に、ここが山頂か尋ねる人が多くて、この表示をとりつけたようだ。 下右 ここからは下り道になる。うす暗い山道を歩くが、この付近であっても鳥居が並ぶ。 |
上左 薬力の滝と書いてあったので寄り道してみた。 上右 すぐに水が流れ落ちているところがあった。これが薬力の滝。 左 眼力社の前に、逆さ向きのきつねがいる。珍しい体勢のきつねだ。 このあと四ツ辻に戻った。一周40分程度の「お山巡り」だった。 |
四ツ辻からは、どんどん下山した。さらに三ツ辻から、上がってきたコースとは別ルートで下山。 途中に、真ん中の部分が欠け、間延びしたような鳥居があった。出世門というようだ。上に邪魔をするものがないためだとか。 下左 本殿まで一気に下り下りた。「お山巡り」をしたので、参拝には2時間少々かかった。京阪の駅へ向う参道を歩く。露店が軒を連ねていた。 下右 「まるもち」を買って帰った。以前はなかったと思うが。京阪の伏見稲荷駅から帰路についた。 |
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