2022.6 京 都 |
6月というのに猛暑のなか、京都で何か所かを回る。 まず、京都市動物園へ。入口は京都らしい雰囲気だ。猛暑のためか、客はわずか。 |
おめあてはレッサーパンダ。3匹いるが、1匹は展示されておらず、1匹は暗い屋内にいて撮影できなかった。1匹が外に出てくれていて、しばらく楽しんだ。 |
ゴリラなど他の動物もざっと一通り見た。 |
上 動物園の西隣の京セラ美術館へ。前年の6月にエジプト展でやってきて以来1年ぶり。 左 今回はポンペイ展でやってきた。入場してすぐに、紀元79年の噴火でポンペイが灰に埋もれるさまの映像を流していて興味をそそられる。 |
奴隷の拘束具。足首を入れたあと、丸い穴に棒を通して足が抜けないようにした。モザイク画など華麗な文化が残されているポンペイだが、裏には残酷な奴隷制度があったことを思い知らされた。 救われたのは、許されて、あるいは金銭で奴隷から自由人になれ、元奴隷のなかから有力者がでていた流動性のあった世の中だったこと。 |
東山駅から京都市役所前駅まで地下鉄東西線で移動。昼食は、地上にでたところにある丸亀製麺京都市役所前店。 全国チェーンの飲食店は好きじゃないので、丸亀製麺も利用したことはなかった。でも、香川の旅行をして、讃岐うどん店の仕組みをしり、全国進出した丸亀製麺はどんな仕組みで利用するのか気になったのだ。 |
撮影している自分のいるところで、注文し、注文したうどんを受け取る。そして、天ぷらをビュフェ式に皿にとる。その際にトングが使われているのが、香川で入った店とは違う、そして、うどんと天ぷらの代金を合わせて支払う。 一部、セルフ式の香川のうどん店と同じだ。珍しいスタイルで全国進出できたのだろう。 |
冷たい「めんたいしらすおろしうどん」とごぼう、ちくわの天ぷら。ねぎと天かすは自由に入れる。 美味しかった。また行きたいが、残念ながら自分の普段の行動圏内には丸亀製麺はないので、今後も利用ですることはほとんどないと思う。 |
本能寺へ。ここに入るのは初めてだ。 由来書きを読んでいてはじめて、本能寺は正式には「本䏻寺」と書くことを知った。寺の看板などはみな「本䏻寺」だ。「䏻」は異体字で、本能寺の変や別の時期に焼けたので「ヒ」を2つ含む「能」を避けたらしい。(文字化けする場合があるかもしれません) |
信長の墓に参拝。墓もはじめてだが、これで、京都にある信長、秀吉、家康の墓にみな参拝した。 |
いまの本能寺は、本能寺の変で焼けてしまったもとの本能寺の跡ではなく、1kmほど離れた地に秀吉がたてたものだ。 もとの本能寺の跡は、行かないつもりだったが、このあと見る映画が始まるまで1時間ほどあるので、訪問することにした。写真は、もとの焼けた本能寺のあった地の中心部にある碑。 |
もとの本能寺の中心は、本能小学校になっていたが、いまは本能小学校も統合されてなくなった。その跡地には、特別養護老人ホームや近くにある堀川高校の分校舎などが建っている。 またこの近くには「本能寺町」いう町名が残っている。 |
映画「トップガン・マーヴェリック」を見るためにMOVIX京都へ。本能寺跡に行っていたため、始る5分前に到着。 |
2時間を越える映画だけれども、とくに後半は盛ろ上がってどんどん進んでいき、長い感じはあまりしない。 |
映画のあと、「京極かねよ」で夕食。 「日本一の鰻」とあるが、もとは野口雨情が逢坂山のかねよの鰻が日本一を書き残したのがもとらしい。 その後、逢坂山のかねよからのれん分けされた京極のかねよでも、看板をかかげているようだ。 |
上左 「ちょっといっぷくセット」にした。子供用のきんし丼に、うざくとビールがついて1800円。ただし14時から18時まで。 きんし丼は卵焼きが丼からあふれだしているのが面白い。 上右 うざく少々とビール小ジョッキ。 左 ふたをとった状態。きんしというと、短冊きりした卵焼きをさすことが多いが、この店では卵焼きがドカンと置かれている。 |
卵焼きをめくると、鰻丼があらわれる。ただ残念だったのは、鰻がわずか2きれだったこと。これだけというのはショボすぎる。でも値段を考えると仕方ないか。鰻を食べたきゃ、鰻丼などを頼む方がよさそうだ。 |
かねよで夕食とったのは6月30日。それが7月1日から値上げとのこと。ぎりぎり旧価格で食べられてよかった。 鰻丼並が2600円から3000円、きんし丼並が2600円から2800円、鰻丼上が3000円から3500円、きんし丼上が3000円から3300円、「ちょっといっぷくセット」が1800円から2200円に値上げされる。「ちょっといっぷくセット」は18時までで、18時近くに注文したので、自分が旧価格最後の注文だったかもしれない。 |
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