10   西成、百舌鳥古墳群
あべのハルカスで"円空"を見る
 3日前に大阪へ行った際、新世界で昼食をとったあと、雨脚がきつくなった。そのあと、西成の居酒屋で食べ足して、ハルカス美術館で開催中の"円空"展を見るつもりだったが、雨のために行く気をなくして帰宅。

 今回は、そのリベンジで、まずハルカスへ行き、次に西成。それだけでは13時ごろに終わってしまうので、どこかに行こう。どこに行くか決まらないまま出発。

 天王寺駅に着き、まずは、あべのハルカスへ。
 ハルカス美術館は16階にあるのだが、16階には小さな庭園があり、展望台にもなっている。
 
 3日前に行った茶臼山が見えるが、ただの森のようにしか見えない。

 
 円空は江戸時代の僧であり、仏師。

 岐阜、愛知を中心に各地の寺に木彫りの仏像をたくさん残している。
 
 
 
 上左   撮影は 一部のみ可能だった。  

 金剛力士立像。

 上右   両面宿[イ難]坐像。([   ]で1字)

 左  護法神立像。

 所蔵は岐阜県高山市の千光寺がとても多かった。顔はおだやかな笑みを浮かべている仏像が多い。
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西成の立呑み"筑豊"で昼食
 西成に向かう。途中「上方演芸発祥之地 てんのじ村記念碑」があった。

 かつて、この付近に多数の芸人が住んでいたという。

 記念碑は、周囲をフェンスで囲まれている。どうなっているのかな。
 動物園前一番街のアーケード。
 
 かつてあった南海天王寺線の跡。細長い公園になっている。
 
 線路跡をこえると商店街は2番街になる。アーケードの入口が斜めであるのは、線路が斜めに交差していたため。
 
 西へ向かうために路地裏を歩いた。下町の住宅地。
 
 以前行った「なべや」を見に行くと、まだ営業前だった。すぐそばに「筑豊」という立ち呑み居酒屋があり、入店。
 
 メニュー。生ビールは390円と安い。
 
 
 
 上左   生ビール。

 上右   生カキ。

 左   イワシ刺。
 トンテキ。

 計1440円だった。かなり安いと思う。

 店を出ると「なべや」はまだ開店前だが、列ができていた。
 
 堅牢な西成警察署。
 
 最近安い缶飲料の自販機をよく見かけるが50円は珍しいと思っていた。でも、西成では50円もそこそこ見かける。

 今回は、80円のあま酒を購入。
 このとき13時すぎ。午後の行先としては、、西成の西部の渡船の乗船や日本橋・黒門市場方面の散策も考えたが、少し離れているが百舌鳥古墳群に決めた。

 新今宮駅からJRに乗車。
百舌鳥古墳群
 三国ヶ丘で下車。
 
 三国ヶ丘駅は、仁徳天皇陵の北東部に位置する。このあと、陵の西側を歩いて、陵の南側にある拝所に向かう。

 途中に、陪塚(ばいちょう)が数ヶ所にあった。陪塚は、大型の古墳の周囲にある小型の古墳。

 百舌鳥古墳群は、3つの天皇陵など大型の古墳のほか、多数の陪塚からなる。
 
 仁徳天皇陵の西側。

 柵の内側に外堀があり、さらに数m内側に内堀があり、内部の様子はわからない。
 
 (案内板にあった写真を拝借)

 仁徳天皇陵の空中写真。
 南側にある拝所。仁徳天皇陵の北側からここまで1.5qほど歩いた。
 
 拝所にやってきて、内掘をはじめて見られた。
 
 ビジターセンターに入ってみた。
 
 百舌鳥古墳群の全体。陪塚を含めて、こんなにたくさん古墳があるのかって感じ。
 
 堺市博物館。

 ビデオを見て、展示見学。
 
 古墳の完成時の想像図。

 古代以外に、中世以降の堺の展示もあり、堺の街歩きもしたくなった。
 大仙公園。仁徳天皇陵と履中天皇陵の間は1kmほどあるが、ほぼ大仙公園で、かなり広い公園だ。
 
 大仙公園を出て、履中天皇陵の北側に出た。そのあと西側を歩いて、南側の拝所へ。

 最大の天皇陵は仁徳陵、2番が古市古墳群にある応神陵、3番は履中陵。
 
 履中天皇陵は堀は1つなのだが、西側では掘が歩道から離れていたりしてみにくく、南側では民家が並んでいてまったく見えなかった。南東の隅から全体がよく見えた。
 
 JR上野芝駅より帰宅。



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