2024.10 大阪 美術館とグルメ
中之島美術館 トリオ展
 大阪の美術館めぐりとグルメの1日。

 京阪・中之島駅で下車し、地上に上ると、なにわ筋線中之島駅の工事がすすんでいた。

 下   中之島美術館で「TRIO パリ東京大阪 モダンアートコレクション」を見学。

 34のテーマを設定し、各テーマで、パリ近代美術館、東京近代美術館、大阪中之島美術館の所蔵作品を1点づつ展示するという、初めて見る展示方法だった。
 
 
 「女性たちのまなざし」というテーマのトリオ。

 スザンヌ・ヴァラトンの自画像。(中之島所蔵)。

 画家名を見て、あっと驚いた。以前は知らなかった画家なのだが、先般行ったバルセロナのカタルーニャ美術館で彼女の企画展をやっていたのだ。それを見て初めて知った画家なのだ。
スペイン旅行記4日目参照)
 
 藤島武二作。(東京近代所蔵)
 
 ボナール作。(パリ近代所蔵)
 「モデルたちのパワー」というトリオ。

 モディリアーニ作。(中之島所蔵)
 
 萬鉄五郎(よろずてつごろう)作。(東京近代所蔵)
 
 マティス作。(パリ近代所蔵)
 
 少女を見て、すぐに奈良美智作だとわかった。(東京近代) 「ポップとキッチュ」のトリオの1つ。

 奈良美智は、以前から名前は知っていたが、作品を知ったのは、先般行ったビルバオのグッゲンハイム美術館で企画展をしていたためだ。
スペイン旅行記18日目参照)

 34のテーマの大半は近代絵画だったが、このような現代アートも少しあったほか、デザインや実用物品もあった。

 各テーマとも日本人作家が必ず含まれていて、パリは藤田嗣治、日本の2館は外国人作家というのもあって、なかなか面白い取り組みだった。また、パリでは近代美術館は行ったことがないが、行こうかなって思った。
南海なんば駅社員食堂
 昼食を南海なんば駅の社食で食べようと移動。

 地下鉄・肥後橋駅から四つ橋線でなんばへ。四つ橋線のなんば駅はかつては難波本町という別の駅で、御堂筋線や南海のなんば駅まで500mほど歩く。

 南海なんば駅は駅中の店は入場券買わずに利用できる。改札内の店に行きたいと改札で申し出る。
 渡された入場証。裏面は、中国語・韓国語で記載されている。
 
 社員食堂の入口。中が見えないうえ、「立入禁止」の文字もあって入りにくそうな雰囲気。

 
 
 当たり前だが、駅係員・乗務員優先との掲示。

 下   一般人向けの券売機で値段を見ると、「安っ!」って思った。

 どれも激安価格。ただ、超激安とまではいかない。安値を求めるだけなら、大阪にはもっと安い店はたくさんある。標準的な街中の店の3分の2程度の値段かな。
 
 
 社員用の券売機を見ると、これはもう激安。社食だから当然か。
 上   食堂内。殺風景で、社食って雰囲気。

 左   日替わり定食。600円。社員450円。

 この日は、肉じゃが。日替わりは2種類あり、10月分の日替わり一覧を見ると、昼夕各2種類が31日分、全部違う。

 ほかに小皿があるのだが気づかなかった。他の人が食べていたので、勝手に選んでとることに気づいた。
 
 4種類の中から小皿を選ぶようになっていた。
 
 サーモンフライを選んだ。
あべのハルカス美術館 印象派
 地下鉄・なんば駅から御堂筋線で天王寺へ。そして、あべのハルカスへ。
 
 「印象派 モネからアメリカへ」を見学。

 訪問する前は、副題のモネからアメリカへという意味がわからなかった。それで、半年前に中之島美でモネ展をみたので、えっ、またモネ?って思った。
 モネ「睡蓮」。

 いろいろなところで見た「睡蓮」だが、これはウスター美術館がパリの画商から購入したもの。

 この展覧会は、ボストンの西70qにあるウスターにあるウスター美術館のもつ印象派の絵画が中心なのだ。

 この美術館の持つ印象派絵画のほとんどは、フランスに渡った米国人画家がはじめたアメリカ印象派のものだった。副題の意味をようやく理解した。
 
 ハッサム作。

 ハッサムは、パリで印象派の作品に出会い、アメリカ印象派の中心的人物になったという。

 アメリカ印象派は、この展示で初めて知った。
 
 シニャック作。

 新印象派という説明があったが、色合いがなじめない感じ。地中海のリゾートというが。
 
 パーシャル作。

 グランドキャニオン。これはアメリカらしさがよくでている。
 
 記念品売場で、ウスター美術館の作品が中心だったことで、ウスターソースを売っていた。
串かつ だるま
 新世界まで歩く。通天閣には「EXPO 2025」と表示され、あと178日のようだが、今のところ見学予定はしていない。
 
 通天閣の真下ちかくにある「串かつ だるま」の本店へ。
 
 店内。
 
 ビール。

 後ろにソースのチューブがある。今や、串かつ屋はどこもチューブのソースになったようだ。2度漬け禁止を守らない客が出るのを恐れてであろう。

 この店では、ドボンと串をつけるソースは、注文すれば使えるが、240円なので、わざわざ使う客は少ないだろう。
 
 この店では、キャベツも注文制になっていた。一盛り100円。

 下   はも、えび、トマト、アスパラ、たまねぎ、モッツァレラチーズ。
 
 
 上   元祖串かつ、豚かつ、きす、じゃがいも、明太子、もち。

 左   じゃがいもを食べているところ。

 はも、えび260円。モッツァレラチーズ、明太子200円。あと8種は130円。ビール580円、キャベツ100円。これに税10%。 合計2882円。満腹になった。

 地下鉄・動物園前より帰宅。



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