2025.1  神  戸
神戸どうぶつ王国
 この日は、神戸観光。まず「神戸どうぶつ王国」に向かう。

 スタートは三宮駅。ポートライナーに乗車。
 
 「計算科学センター」で下車。ここが、神戸どうぶつ王国とス―パーコンピュータ「富岳」の最寄駅のようだ。

 車内から「理化学研究所」の建物も見え、ここに「富岳」があるんだとわかった。まさか、動物園の隣に「富岳」があるとは思いもよらなかった。
 
 駅を出ると、すぐ目の前が「神戸どうぶつ王国」。全体が温室のような建物の中にある動物園だと知った。(あとで、屋外の施設もあるとがわかった。)
 
 「神戸どうぶつ王国」の玄関は和風。

 下   阪神梅田駅で買った「神戸どうぶつ王国・阪神電車・ポートライナーセット券」のシニア券2200円を利用。

 入場券は現地で買うと大人2800円、シニア2200円のところ、阪神電車とポートライナーの乗車券付きで、大人2800円、シニア2200円だった。阪神とポートライナーに無料で乗れたようなもの。
 
 撮影コーナー。新年のほか、開園10周年の記念でもあるらしい。

 気になったのは、温室内の動物園なので、わずかとはいえ臭いがするのだ。掃除はきちんとしていて衛生的ではあるが、それでも動物の体臭は屋外の動物園よりは残るのは仕方ないとはいえ、喫煙の場合と同じで、気になる人は気になるレベルだった。
 
 最初にお目当てのレッサーパンダを見に行く。笹を食べているところ。
 こちらはお休み中のレッサーパンダ。

 ほとんど客の頭の上の枝にいるので、逃げ出さないのか気になる。手を延ばせが、手が届くかもしれないので、触る人もいるのじゃないかな。
 
 カピバラは閉鎖された温室内で放し飼いされていた。

 販売されているエサをあげたり、触ったり自由にできる。触ると毛は硬くてごわごわだった。

 下左   なまけものも顔を見るとかわいい。

 下右   アリクイの顔を見たのも初めて。
 
 
 
 
 
 上   園内で昼食を食べることにした。

 左   1月2〜5日限定という「正月祝い膳」にした。この日は1月5日。
 
 屋内で暖かいところで食べられるが、やはりかすかとはいえ、臭いは気になる。
東遊園地、神戸税関、日本一短い国道174号
 どうぶつ王国を出て、ポートライナーで「貿易センター」下車。

 このあと「モネ&フレンズ アライブ」へ行くのだが、途中、東遊園地に立寄り。

 神戸市の真中にある公園だが、震災後はルミナリエの主会場になってきた。ルミナリエは長らく年末に行われてきて、一度だけ見に行った。

 コロナ禍で中止になったあと、2024年から再開されたのだが、時期は1月末になった。2025年も1月末のようで、イルミネーションの準備が行われていた。
 
 東遊園地の一角は「慰霊と復興のモニュメント」になっているが、そこに「1.17希望の灯り」がある。
 
 花時計。

 「2」の数字が"へび"になっている。
 
 神戸税関。

 レトロな建物だが、現役の建物。先日見てきた旧門司税関よりもかなり大きい。
 
 玄関。「土日開放」とあったので、見学していく。
 玄関を入ったところ。3階までが吹き抜けになっていて、丸く取り囲んでいる。

 下   展示を見ていく。先日、門司税関で見た展示と比べて、密輸関連のものは同じだったが、神戸独自のものもあった。

 港別の貿易額だが、神戸港は震災前はもっと上位だったように思う。
 
 
 神戸税関の横の通りが、日本で一番短い国道の国道174号で、総延長187mだという。
 
 174号の南端あたり。写真のピンク色の高架橋の先のところ(花時計の南側あたり)までが174号。左の建物は神戸税関。
モネ&フレンズ アライブ
 「モネ&フレンズ アライブ」の会場であるデザイン・クリエイティブセンター神戸。

 広い通りに面しているがこれが国道174号。短いけれども、幅は広い。撮影している側には神戸税関がある。

 昭和の建築という雰囲気だ。
 
 玄関には「K I I+O」とあるが。"+"は"T"をデザイン化したもので、読み方は"K I I T O"(キイト)と読む。

 1927年建築の神戸市立生糸検査場だったので、この名がついた。そのため、現在も神戸市の施設。

 
 
 「モネ&フレンズ アライブ」。

 どんな催事なのかよくわからなかったが、行ってみた。昨年、東京で開催され。この記事を書いている現在では、東京以外では神戸だけのようなので。1月4日から始ったばかりだ。

 自分の場合はネットで前売券を買っていたが、当日券もあった。ただ、開館は10時だが、当日券の販売開始は10時50分ということだった。

 
 
 最初に、印象派についての説明を年表を使って見る。

 1872年のモネの「印象・日の出」が印象派という名前のもとになったことや、1974年に第1回印象派展が行われ、30人の画家が出品したことなどを確認。そのあと、フランス印象派の画家の解説が続くが、パス。
 
 上   広い会場に建てられた大画面に、クラシック音楽とともに絵が映し出される。

 左   プロジェクションマッピングで、床にも映しだされる。

 絵と音楽は同じタイミングで変わる。絵と音楽の選定はあまり気をつかってないなと思う場面もあった。
 
 
 上   椅子がわずかにあるが、しばらくたっていたら、1クルーが終わったようで、席があいた。座ってから、最初から最後まで50分ほど見た。

 左   絵が立体化したり、動物が動いだしたり、遊び的な部分もあって、飽きることはなかった。
 
 絵は一部分だけが映し出される感じ。絵の全体が映しされることはあまりない。

 画家名とその画家の一言が映し出されているが、その絵の解説はなく、感覚を楽しむという感じ。
 
 ストーリー性はないので、この画面で1クルー終わったことがわかった。入れ替え制ではないので、続けて見てもかまわない。

 リラックスできたし、たまにはこんなのもいいけれども、自分は普通に絵を見るほうがいいなって思った。
南京町中華街
 旧居留地を歩いて南京町中華街に向かった。途中、神戸市立博物館をちょっとだけのぞいていった。

 ここは特別展はやっていなかったが、常設の神戸についての展示が無料だというので。
 神戸にも古代遺跡があちことにあることなどを知った。先を急いでいたので、10分ほどでちゃちゃっ見て退出。
 
 久しぶりにやってきた南京町中華街。
 
 「小籠湯包」にて。
 
 店内で食べると、せいろで供せられるようなので店内でいただいた。

 "小籠湯包"とあるが、"小籠包"と同じ。このことは以前、台湾で食べたときに知ったこと。
 
 「広州菜館」へ。

 下左   ちまき。

 下右   ちまきを開けたところ。
 
 
 
 「YUNYUN」へ。この店は行列ができていた。とはいっても、10分ほどだが。

 下   ビール、焼きビーフン、小籠包。

 
 
 
 「老祥記」へ。ここも少し並んだ。10分ほど。

 下左   店内では調理だけで、お持ち帰り専門になっていた。ずっと昔だが、店内か立ち食いで食べたはずだが。

 下右   自宅に持ち帰りいただいた。小ぶりの肉まん。普通の肉まんの半分ほどの分量。
 
 
 
 
 中華街の門もライトアップされていた。
 
 三宮から直特・大阪梅田行きに乗車し、帰る。

 写真でわかるが、山陽車でクロスシートだった。

 細かいことだが、直特にも、"赤"と"黄"がある。乗車したのは"黄"で板宿〜三宮が各駅停車。一方"赤"は元町、高速神戸、新開地、高速長田のみ停車なのだ。
 
 隣のホームには、快急・奈良行きが止まっていた。

 近鉄と阪神の相互乗り入れは、もう15年もなるのか。でも、今だ、三宮駅で奈良行きを見ると違和感がある。
 
 快速急行・奈良行き。

 興味深いのは、御影は特急が停車するのに、快速急行は通過だということ。

 あと、写真で上部に写っているのは、ホームドアの代用のゴムロープ。プロレスのようなロープでのホームドアはJR西日本に多いが、阪神でもあったとはびっくり。



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