4日目

 

  いよいよ最終日。13時40分発の全日空便で帰るのだが、11時の空港バスには乗らなければならない。すると、ホテルをたつのは10時30分。ということで、ホテルで朝食のあと、孤山と浙江省博物館に行くことにした。10時すぎにはホテルに戻りたいが、浙江省博物館は9時開館なので、大急ぎで見学しなければならない。博物館に入る前には、孤山にあがってみることにした。2時間半ほどで大急ぎで動き回らねばならない。

  西湖岸の道路に水で書道をしている人がいた。なかなかきれいな字であった。

  中国で朝の公園ときたら、太極拳が定番だが、最近はダンスをする人も多いのだろうか。太極拳のグループもあったが、西湖岸ではダンスが幅をきかせていた。

  最初の日に歩いた白堤を再び歩いて孤山に到着。山全体が公園になっていて、散策をしようと思ったのだが、階段を上り始めて、警備員に呼び止められた。

  整備工事をやっていて、入れないのだ。せっかくやってきたのに、、、しかも、9月28日までが工事期間じゃないか。あと4日というのに、、博物館が開館する9時まで、西湖岸を散歩して時間つぶしをするしかなかった。

  博物館は免費開放(無料)だったので、あまり期待はしていなかったが、かなりのボリュームのある博物館だった。古代の遺跡からの出土品、南宋時代の青磁器、清代の山水画、現代絵画とさまざまなものが展示されていて、ジャンルごとに棟がわかれている。

  結局、大急ぎでほとんど通過するだけのような見学になったのだが、それでも一通りまわるのに40分くらいかかった。博物館内でも工事中とかで見られなかったところがあるのだが、かえってよかった。  

  西湖を見納めながら、白堤を歩いて、10時過ぎにホテルに戻った。ほとんど休むまもなく、チェックアウト。

  武林路を民航航空券売場へと歩く。途中は地元客向けの繁華街だ。このあたりはゆっくり歩けなかったので、また見に来たい。

  空港バスの切符を買って、すぐに乗車。11時に出発したが、市内はなかなか進まない。杭州駅まで20分近くかかった。杭州駅は巨大な駅ビル。ここから乗車する人はほとんどなくい。駅を出ると、あとは快適に飛ばし、11時50分ごろ空港に到着。

  すぐに税関申告書を書いて出発ゾーン内に入り、そのあとチェックインの形式になっている。出国手続きも終えると、出発1時間前。台風が日本の関東地方の近くにあるようで、自分の乗る便の少し前に出発する成田行きのJALでは、天候次第で関西空港に着陸することもあることをご了承ください、なんていっている。小さな免税店を見たりして、時間つぶし。

  まもなく搭乗。離陸後、機内食。行きとメニューは違うが、和食だ。なかなか美味しい。あっという間に関西空港に無事到着。杭州へはまた行ってみたいと思っている。

 

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