リ ー ル

 

  この日は、ノール(北)駅から、TGVでリールに向かった。

  駅構内はいたるところで工事を行っていた。ロンドン行きのユーロスターの営業開始を前に大改造しているところだった。

  リール方面のTGVは、1993年6月、つまり、この旅の直前に開業したばかりである。

 

 

  車両は、モンパルナス駅からの大西洋線のTGVと同じものだが、内部は真新しいものだった。

  リールまでは、227kmでちょうど1時間。ノンストップで、あっという間だ。  

 

 

 

 

 

  リール・フランドル駅。

  TGV開業で、古くからのリール駅は、リール・フランドル駅になり、新たにTGVやユーロスター用のリール・ヨーロッパ駅ができた。

  リール・フランドル駅とリール・ヨーロッパ駅を結ぶ地下を走る路面電車の新規開業の工事も進められていた。

 

 

 

  リールは、ベルギーとの国境の町。これといって、有名な観光ポイントはなく、街歩きに徹した。

  建物は、パリと比べてみて、どことなくドイツ風の雰囲気が漂っている。

 

 

 

 

 

  リールのメトロ。ホーム側にもドアのある新しいタイプだ。

  電車は無人運転で、運転席に誰も座っていない。

  午後は、パリに戻って、買い物などをしてすごした。

 

 

 

 

 

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