5  ローテンブルク ・ ニュルンベルク

 

 

  バンベルク発6時37分のIRで出発。この日はまずローテンブルクに向かうが、鉄道では行きにくい。アンスバハとシュタイナハでローカル列車に乗り換え、ローテンブルク着は8時56分。

  駅は城壁の外にあり、5分ほど歩くと、画像左のレーダー門にやってくる。この街は、こじんまりとした街で、門からほどなくマルクト広場がある。

  

 

  右は、マルクト広場近くの街並み。古い木造の家屋が保存されている。こうした街並みのために、ロマンティック街道という観光ルートの中でも人気のある街になっている。

  市庁舎と中世犯罪博物館に入った。そのあとは、街をぶらぶら。すぐに城壁にぶつかる。

  下左 市庁舎の塔

  下右 シュピタール門  

 
 

  ローテンブルクを一回りしたあと、12時2分のローカル列車に乗り、シュタイナハとアンスバハで乗り換え、13時39分にニュルンベルク中央駅に到着。

  駅から少し離れたホテルに入り、荷物を置いて街歩きに出かけた。

  左 フラウエン教会

  下 旧市庁舎 

 

 

 

 

 

 
 
  上左 カイザーブルク

  上右 カイザーブルクからの街並み

  カイザーブルクは旧市街地の北端の丘の上にあり、見晴らしがとてもよい。内部は、自由に見学することはできず、ガイドにつれられて回る。ここでは、神聖ローマ帝国の帝国議会が開かれた。また、その開会中は、帝国を構成する領邦の代表がここに宿泊した。

  カイザーブルクの近くのオープンエアのレストランで、遅めの昼食をとった。ここで食べたニュルンベルクソーセージがとても美味しかった。ニュルンベルクソーセージは、細く小さいソーセージだ。つけあわせのザウワークラウト(キャベツの酢漬け)もとても美味しい。ビールのつまみとしては最高だ。写真がないのが残念。  

  

 

  左上 ローレンツ教会

  古い教会であるが、宗教改革のあと、プロテスタントの教会になった。第2次大戦時の2度にわたる空襲で破壊されたが再建された。

  左 受胎告知のレリーフ

  ファイト・シュトス作の受胎告知のレリーフが天井から吊り下げられている。  

 

  旧市街地を歩いたあとは、DBの交通博物館を見学。ニュルンベルクはドイツで最初に鉄道が開通したところなので、ここに博物館があるのだろう。

  右は、ナチス時代の機関車。このほか、実物の車両、模型などなかなか楽しい施設だ。この博物館は、中央駅の近くにあって、線路まで敷かれているのが面白い。

  次に、路面電車で郊外にあるツェッペリン広場へ。1933年にナチス党大会が開かれたところだ。歴史もののTVで何度か見たことのある場所だ。下左の看板で、ここにいろいろな施設があったことがわかるが、今は単なる芝生の公園。下は、以前国旗掲揚台で現在は慰霊碑の前。

  この広場のすぐそばに、フランケン・シュタディオンがあり、訪問後ずっとあと、2006年W杯の会場のひとつとなった。

 

 

 

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