2 日 目

 

   2日目は旭山動物園に行き、そのあと帰路につく予定をしていた。ところが、1日目にバス車内から美馬牛小学校の撮影に失敗して、2日目はもう一度、この小学校に行きたいと思い、予定を変更した。結果的には美瑛か富良野に泊ったほうがよかった。

 本来、始発の富良野行きは5時台だが、この日は日曜で運休。6時台の列車が始発となる。この列車で美馬牛に向かった。美馬牛まで切符と同時にツインクルバスの切符も購入して、乗車。
 朝食はキオスクで買ったサンドイッチを車内でとった。

 30分ほどで美馬牛に到着。早朝は列車の行き違いがなく、昼間よりもかなり早い。

 下は、美馬牛に到着した列車。下右は美馬牛駅の駅舎。
 
 駅から15分ほど歩いて、美馬牛小学校に到着。

 三角屋根の塔があることで有名な小学校だ。前田真三の写真にもよく登場するという。
 
 駅に戻る途中、「リス飛び出し注意」のかわいい標識を見つけた。

 美馬牛からは一駅乗車で美瑛に戻った。
 
 
 美瑛駅前からツインクルバスに乗車。この日は「丘コース」。北美瑛のパッチワークの路といわれるエリアを回る。

 畑の色がいろいろあって、パッチワークのような感じであるところから、こう呼ばれるようになったようだ。

 
 まずは、車窓から、ケンとメリーの木を見る。一瞬だったが、うまく撮影できてよかった。

 1972年に日産自動車のスカイラインでケンとメリーが登場するCMで使われて以来「ケンとメリーの木」と呼ばれているポプラの木。
  
 
 続いて、車窓から、北瑛小学校を見た。

 プラネタリウムのある小学校として有名だったとのことだが、今は廃校になっている。
 
 セブンスターの木。

 1976年にたばこのCMで使われて以来「セブンスターの木」と呼ばれているかしわの木。

  
 
 次は、車窓からの撮影なのだが、親子の木。

 しばらく2本しか見えなかったが、一瞬3本見えた。その瞬間をとらえることができてよかった。

 
 続いて、北西の丘へ。ここは下車観光。

 ピラミッッド状の建物が展望台。

 右下は、展望台からの眺め。

 下は、売店で食べたじゃがバター。
 
 
 美瑛駅には定刻に戻った。このあと1分で乗り換えだったのだが無事に乗り継ぐことができた。

 このバスで深山(みやま)峠に向かった。深山峠は、美瑛から富良野に向かう途中にある低い峠だ。

 15分ほどの乗車で峠のバス停に到着。
 
 バス停から少し離れているトリックアート美術館に向かった。外観は3階建ての建物に見えるが、1階建てだ。こんなところからすでにトリックアートがはじまっていた。

 展示作品の多くは、立体的に見える平面作品だ。なかなか楽しい時間をすごせること請け合いだ。
 
 
 次に、かぼちゃアイスを食べながら、展望台で眺めにひたった。一番人気は、かぼちゃアイスだということで、それを注文した。かぼちゃの味がはっきりわかった。

 
 バス停からみた峠。少し高めになってるのがわかるだろうか。

 ここから、旭川空港経由旭川行きのふらのバスに乗車。
 
 旭川空港で搭乗手続きをすると、なんと20分遅れだという。でも今日は追い風が強くて旭川から羽田を1時間20分で飛ぶので乗り継げるとのことだった。
 
 まだ時間があったので、空港内で昼食。旭風ラーメンでつぼ入りの特製ラーメンをいただいた。

 その後、いつの間にか出発時間の遅れが25分遅れに変わっていた。そして結局35分遅れで出発。
 
 航空機の目的地到着前に、○○行きの○○○便にお乗り継ぎのお客様は飛行機をお降りになりましたら当社地上係員にお申し出下さい、というアナウンスが時々あるが、今までお世話になったことはなかった。

 この日初めて、地上係員のお世話になった。旭川発の便の羽田着と伊丹行きの羽田発は元々30分しか余裕がなかったので気掛かりだった。飛行時間は1時間20分で、到着は伊丹行きの出発15分前。そしてこのアナウンスがあったわけだ。

 地上係員に申し出るとゲートを通過せず、待機していた連絡バスに乗って伊丹行きのゲートに運ばれた。地上係員の世話って何をするのかって思っていたけど、今度のおかげで大体わかったのも収穫だった。

 という訳で、無事乗り継ぎができた。伊丹行きの最後の客として搭乗、伊丹行きは定刻通りの飛行だった。これで今度の旅行も終了。

 

 

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