2009.9  苫 小 牧 ・ 札 幌

 

1日目

 

 土日の札幌旅行は、以前からどこかに行こうと迷っていたが、決めたのは木曜だった。飛行機は良い時間帯のクラスJなどはすでに満席の便もちらほらという状態。

 

 

 

 

 伊丹から直行にするか、羽田乗継にするか迷っていたが、決め手となったのは、羽田/札幌で、行き帰りとも、国際線のジャンボである744(B747-400)を使っている便があり、しかもクラスJの空席が若干あったからだ。

 

 744のビジネスクラス席がクラスJとして使われる。ビジネスクラスっても、スカイラックスシートだ。国際線のビジネスクラスでこのシートにあたるとハズレ感があるが、1000円追加のクラスJとして乗るならお得感がある。

 

 

 

 

 往路の席は8A。上の画像のひとつ後ろのブロックの先頭の列の窓側だった。窓側でも通路に出るのにはまったく不便じゃなかった。茶菓はコーヒーフィナンシェ。

 

 モニターでは国際線同様、飛行ルートが示されるので、よく見ていた。国際線では東北地方を縦断するルートはないので新鮮に感じた。

 

 

 

 

 

 手前は下北半島。向こう側は、津軽半島、津軽海峡、北海道松前町付近。

 

 11時20分に着陸して、機外に出たのは27分ごろ。そして駅へと急ぎ、切符も買って34分発の快速に飛び乗ると、すぐに発車。

 

 

 

 

 今回は、南千歳(かつての千歳空港)で乗換。苫小牧行きに乗った。さきほど飛び乗れてよかったが、失敗していたら1時間近くロスが出るところだった。

 

 苫小牧に着くとすぐにタクシーで港の方にあるマルトマ食堂へ急いだ。着くと、長〜ぃ行列ができていて、30分ほど並んだ。

 

 

 

 

 

 このお店のメニューには、ホッキ○○、ホッキ○○とホッキものがずらり並ぶお店だ。その中で、ホッキカレーとホッキ汁を注文。

 

 

 どちらもボリュームがあり、普通なら大盛の量がある。カレーには大盛があったけど、どのくらいの量なのだろう。中にはホッキが大量にはいっている。

 

 

 

 

 

 お腹いっぱいになった。漁港を少しみて、30分ほど歩いて駅に戻った。

 

 途中、ほっき貝資料館に立ち寄り。

 

 

 

 

 

 

 苫小牧の王子製紙の工場と支笏湖畔の発電所を結んでいた「山線」の機関車。

 

 駅ビルのテナントはほとんど入っておらず、寂しい状態になっていた。

 

 

 

 

 

 苫小牧から乗車した車両はロングシート。北海道でこのシートの電車に乗るのは初めてだ。北広島で快速に乗換えて、札幌へ。

 

 

 札幌からは、地下鉄東豊線で東区役所前へ。

 

 

 

 

 

   駅からは歩いて、サッポロビール博物館へ。 

 

  博物館は、一昨年行ったサッポロファクトリーより展示内容も多くよかった。

  お目当ては、ビール試飲。3種のビールの飲み比べ。

 

 

 

 

  左から、黒ラベル、ヱビスブラック、開拓使麦酒(ビールの製造がはじまったころのビール)。それにおつまみ。400円は安い。真っ昼間から堂々とビールを飲めていい気分。

 

  サッポロビール博物館から豊畑までの中央バス。この系統は、夏場のみ豊畑から1区間延長されて、モエレ沼公園まで運転されている。このバスで30分ほどかけてモエレ沼公園に向かった。

 

 

 

 

 もとはゴミの埋め立て場所だったのだが、その跡地を公園化。イサム・ノグチの設計による諸施設が公園内にある。左はモエレ山。このようにスケールの大きな公園だ。


 

 公園の中心施設はガラスピラミッドHIDAMARIで、公園事務所のほかノグチのギャラリーもある。ただし、訪問時には、閉館時間をすぎ、内れなかった。

 冬は温室になる一方、夏は貯雪庫に蓄えた雪を冷房に利用している。

 

 

 ピラミッドの屋上からは夕陽を眺めることができた。

 

 

 

 

 

 広大な公園には、諸施設があるが、薄暗くなってきたので、バス停に急いだ。

 

 モエレ公園に西口から北35条駅行きのバスに乗車。

 途中、新道東駅というバス停があり、ここで下車して東豊線に乗る方が早く札幌駅に戻れたのだが、的確な判断ができず、南北線の北34条駅まで行った。

 

 

 

 さっぽろ駅まで乗車。札幌駅北口の東横インにチェックイン。

 30分ほど休んでから、夕食に出かけた。

 

 

 夕食に向かった先は、すすきののはずれにある「酒学館・ひろ田」。このお店、リンクしていただいているみいまんさん、Takemaさんがよくいらっしゃていて前から行きたいと思っていた。

 前回の札幌行きでは場所がわからず断念したが、今回はビルの名前を調べて交番で尋ねて行った。

 

 

 

 

 

 ビルの2階の奥の方なので、いきなり来るのはなかなか難しいところだった。

 

 この料理、「前菜」なんですよね。これより量が少ない「酒菜」ってのもあった。

 「前菜」の中身はマスターのおすすめ料理盛り合わせで、刺身、焼魚、串焼などいろいろなものが盛ってある。「前菜」だけでかなりお腹いっぱいになる。

 マスターと奥さん、それに地元の常連の方と1時間半、お話しながら食事した。自分のようにネットのつながりで来店される方は多いとか。

 

 

 飲み物は、増毛町の国稀酒造の甘口「増毛美人」、辛口「暑寒おろし」を冷酒でいただいた。

 口あたりのいいお酒だった。普段は日本酒は飲まないので、2合でいい気分になった。

 

 

 

 

 ラーメン横丁へ。「武蔵」に入店。みそラーメンを食べてホテルにもどった。

 

 

 

  

 

 ホテルに戻ると風呂にも入らずに寝てしましまった。代わりに、朝早くおきてきて風呂に入った。

 

 

日目

 

 東横インの朝食もよくなった。朝食後はすぐにチェックアウト。

 

 

 

 

 

 

 丸山公園バスターミナルからJRバスで大倉山競技場入口へ。ここから徒歩で15分。たいした距離じゃないが上りでつらい。

 下から見たジャンプ台。リフトで上に上がった。

 

 

 

 

 

 

  かなりの傾斜があり、とくに着地部分は傾斜がきつい感じだ。 

 

 展望台からの眺め。

 ジャンプ台の延長線上に大通公園があるのだが、画像ではわからない。

 

 

 

 

 展望台は2階建で、上は屋外、下は屋内。屋内展望台で、夕張メロンソフトをいただいた。そのあと、リフトで降りて、ウインタースポーツ博物館へ。

 

 

 

 

 

 

 

 帰りは、夏季のみ運転されているボンネット型のぶらりサッポロ観光バスで札幌駅へ。ちょうど30分。

 

 

 

 

 

 札幌駅から千歳空港へ。着後、早めの昼食。空港内のカレー店でスープカレーをいただいた。

 

 帰りの便も774。ビジネスクラス利用のクラスJの最前列1Cを確保しておいた。足元が非常に広く、1Aの人が通路にでるのも簡単だ。目の前に壁があるが、圧迫感がない。荷物を前方の物入れに入れることができるのもよい。

 

 

 

 

 ただ、前方に大画面が映しだされているのだが、その音声を聞こうとすれば、モニターをひじ掛けの下からださねばならなかった。大画面で間に合っているのに、音声を聞くためにはモニターを出さねばならないのは面倒。
 

 乗換の羽田のラウンジでは利用客に、北海道産の白とうもろこしを配っていた。どうして、札幌じゃなく、羽田でやってるのかなと思いつつ、いただいた。帰宅してから食べたが、とても甘いとうもろこしだった。

 これで、1泊2日、初秋の札幌旅行も無事終了。

 

札幌・小樽のトップへ   ユーラシア紀行のトップ へ