10   カ ジ ュ ラ ホ

  夕刻カジュラホに到着。

  その夜、ダンスを見学。まだ、ダンスの歴史は浅いのだろうか、素人っぽい感じのダンスで、バリやタイのダンスには負けるなぁと思った。

  カジュラホは今は小さな村であるが、10世紀から13世紀にかけて、チャンデーラ朝の都であった。最盛期には80以上の寺院があり、現在でも20程度の寺院が残っている。

  最も有名なカンダリヤ・マハーデーヴァ寺院。カジュラホの寺院の中では最大のものである。

  霧のために視界が悪く、画像もイマイチ。

  こちらは、マタンゲーシュワラ寺院。

  これらの寺院は西群と呼ばれ、ほかの複数の寺院を含め、ひとつの敷地内に建っている。これらは現役の寺院ではない。

  こちらも西群のヴィシュワナータ寺院。

  カジュラホが有名なのは、そのレリーフにある。なかでも、男女のセックスを描いたレリーフがたくさんある。セックスを題材にしたレリーフがこれだけたくさん残っているのはカジュラホだけである。 ただし、たくさんといっても、レリーフ全体から見ればごく一部である。

  

  こちらは東群の寺院で名前は不詳。

  西群から2kmほど離れている。

  こちらも東群の寺院。

  東群はレリーフ自体が少なく、セックスを題材にしたものも見られない。

  以下、西群で見たレリーフの画像をセックスを題材にしたものを中心に並べる。

  のびのびしたものが多く、ヒンドゥー教では自由な表現が許されたいたことに驚く。反面、これらレリーフの芸術的な完成度が高く、見ていて決していやらしさを感じさせないところがすばらしい。

   

 

 
   

  カジュラホの見学は午前で切り上げ、午後はバスでジャンスィーへ向かった。
  ジャンスィーからは列車だが時間まちのために街歩きをしてみた。
  夜遅い列車はさらに遅れ、アグラに着いたのは深夜。

 

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