2日目  ク タ 散 歩

 

 

満足した朝食
 6時ごろに起きて、荷物の整理などをしていたら朝食時間の7時30分になったのでレストランへ。一番乗りだったようだ。

 レストランの中にプールがあるような形になっている。レストランの入口側も側面もプールサイドも壁がなく、明るい構造になっている。そのかわり、この写真の付近は、食事中に太陽が当たってきて、暑いので、食事には向いていない。プールには、プールにつかりながら、ドリンクを楽しめるプールバーもあった。
 
 ビュッフェの種類は多かった。洋風の定番である卵料理やソーセージなどは取らなかった。インドネシア風のおかずが中心になっている。

 えびせんがあるのがインドネシア流だが、ここもあった。ナシゴレン、ミーゴレン、キャッサバの葉など。
 
 このホテルの朝食の特徴といえたのが、バリ風のおかずのコーナーがあったこと。ゆでじゃがいも、ゆでキャベツ、ゆで青菜、ご飯など。
 
 バリ風のおかずのコーナー。最初は神様にお供えしているのかと間違ってしまった。
 
 粥とスープ。

 粥は水分は少なく、ご飯がねっとりとして、糊のような感じになっているのが特徴だ。鶏肉の粥だったが、肉そのものは少ないと思っていたら、だしはしっかりと出ていた。粥にトッピングをいろいろ置いた状態で、米粒はみえない。

 スープは色が濃く、味もしっかり出ていた。えびせんなどをいれた状態。
 
 デザートはパンケーキとフルーツ。朝食には期待していなかっただけに、思わずよい食事で食べ過ぎてしまった。
クタ街歩き
 
 
 
  上左  街歩きに出発。ホテルを出た途端、祠に遭遇。これでもか、これでもかという感じで祠が置かれている。3,4個所を撮影したあとは、撮影も省略。

 上右  ホテルはクタの中では最も南に位置していて、クタの中心部より空港の方が近い。クタの中心部をめざして歩き始めた。中心部のエリアまで2kmほど歩いた。

 左  歩いている途中、SIMを売っている店はないかと注意していた。クタの中心にあたる場所の少し東の方で携帯電話店を発見。

 店員1人の店で、先客の対応のため10分以上待たされた。他に携帯電話店をすぐに見つけられるか、自信がなかったので、この店でSIMを購入。140000ルピア(約1050円)で、1ヶ月間のネットができるというSIMだ。もっと短期間向けのSIMがあればよかったのだが、残念ながら1ヶ月用しか置いていなかった。

 
 
  クタの繁華街の中心ともいえるのがベモコーナー。レギャン通りとパンタイ通りの交差点で、交差点の真ん中に祠が置かれている。

 ベモの乗場が集まっているのかと思ったが、少し離れたところにパラパラと止まっていて、交差点自体は乗場じゃないようだ。
 
  2002年に発生した爆弾テロの慰霊碑。一人一人の名前が書かれている。多くがオーストラリア人で、日本人も2人。

 爆破のあったのは、この右手だったようだ。どこででも起こり得るテロの恐ろしさを実感させられる場所だ。

 下左  ビーチの方へ、細い通りを歩いていく。

 下右  観光客だけの街のように見えるが、ところどころに割れ門があって、やはりここはバリ島だと感じさせてくれる。
 
 
 
ビーチウォークで昼食食べてビーチ散策
 テロ慰霊碑からビーチの方へ進み、ビーチロードに出たところにあるショッピングセンターがビーチウォーク。

 外側に壁が少なく、開放的な建築だ。また、外周のほとんどの部分が曲線の建物で、柔らかい印象を受ける。また、植物が豊富に利用されていて、緑があふれていて美しい。

 ただ、開放的なため冷房のききがよくなく、ちょっと暑い感じがする。この手の施設は冷房がききすぎて寒いことがしばしばあるが、ここに関してはその心配はない。
 
 3階建になっていて、3階にはフードコートがある。時間も昼前で、ここで昼食をいただいていくことにした。

 食事用のICカードをまず手に入れる。値段がよくわからないので、10万ルピア(約800円)をチャージ。
 
 フードコート内を一通り回って、麺類を食べることにした。この店は、バクソ(牛肉ダンゴ)入りの麺、ミーバッソの専門店だった。

 下左  ミーバッソには、揚げせんべいがたくさんつく。正しい食べ方はスープに浸して食べるのだと思うが、せんべいのパリパリ感がよくて、そのまま調味料をつけていただいた。5万ルピア。

 下右  ミーバッソを食べてから、飲物がほしくなり、アイスティーを飲んだ。2万ルピア。EAT & EAT とあるが、これがフードコートの名だ。ICカードの残額は返還してもらった。
 
 
 昼食後、そのままビーチに出てみた。クタでは、ビーチロードからビーチに出ることができる地点が決まっている。ビーチロードとビーチは壁で仕切られていて、何ヶ所かあるビーチへの出口として開けられた地点からだけビーチに出られる。

 ビーチにでると、高くて強い波が押し寄せていた。クタはサーフィーンの名所だというが、人気があるのもなるほどだ。
 
 しばらくの間、サンダルを脱いで砂地を歩いた。砂は白くて丸く細かい砂だ。歩くのも気持ちがいいし、海の青さが映える。

 やがて砂浜の内側の方に、遊歩道ができていた。気づいてからはサンダルを履いて遊歩道を歩いた。

 下左  区間によっては、遊歩道はビーチから離れて、少し内陸を通っているような区間もあった。

 下右  クタ名物の物売り。クタビーチは物売りはひっきりなしに近寄って来てうっとおしいと言う話をよく見た記憶があるが、最近はそんなことはないのだろうか。物売りもそう多くないし、無理に近づいても来なかった。
 
 
 
  どんどんビーチを南へと進んだ。やがて、砂地がだんだん少なくなり、ついに砂地のないとkろまでやってきたが、まだまだ南へ進んだ。
 
 デンパサール空港の近くまで下ってきた。着陸中の飛行機はライオンエア。この近くから、内陸のほうに出て、ホテルに戻った。

 ホテルに戻ったのは15時半くらいだったが、3時間ほどホテルで休憩。
バリ島オフ会
 この日は、この旅行で最大のイベントがある。ネット仲間のshojiさんとのオフ会だ。

 shojiさんとは、前日、成田空港とスカルノ・ハッタ空港でもおしゃべりしていたが、さらに食事をしながらゆっくり語らうつもりだ。19時にシェラトン・クタのロビーで待ち合わせとした。

 この日の昼食は、このホテルのすぐ北隣にあるビーチ・ウォークでとったので、ビーチの散策をする前にロビーを確かめておこうと思った。ところが玄関がよくわからなかった。写真がシェラトン・クタだが、ビーチロードに面してはカフェなどが並ぶだけで、玄関がよくわからない。

 玄関がよくわからないので、タクシーで出向くことにした。18時半にホテルを出て、10分ほどでタクシーを拾え、乗車。3kmもないのだが、渋滞が激しくて、30分かかった。渋滞がなければ、もっと安かったと思うが、35000ルピア(約280円)。
 
 シェラトン・クタに到着して、玄関が3階にあることが判明。タクシーを使ってよかった。歩いてきていれば、玄関がわからなかったかもしれない。玄関はオープンだったが、来訪者は入場チェックを受けなければならない。気づかずに止められてしまった。

 shojiさんと無事に合流できた。どこに行こうかと相談し、昼間もきたビーチ・ウォークに向うことにした。シェラトン・クタとビーチ・ウォークは雨にぬれずに移動できるようになっていて、感覚的には一体になっているような感じだ。ライトがともり、昼間とはまた違ったいい雰囲気だ。
 
 ビーチ・ウォークの中を見て回り、入る店を決めた。ほどほどの混みようで、外気にふれるオープンな店だ。

 下左  ビンタンで乾杯。

 shojiさんとの出会いは、2003年ごろだ。当時は個人のホームページが全盛で、まだブログは一般的じゃなかった。ホームページには掲示板をつける場合が多く、掲示板での交流を通じて知り合った。現在では、ブログを通じて交流を続けていただいている。

 ネットの話、旅行の話、また年齢がらか人生話など、つきることがないお話をしていただいた。

 自分もshojiさんもバンコクとソウルによく行くのだが、すれ違いが多く、なかなかご一緒させていただく機会がなかったので、お会いできうれしかった。しかも、場所がお互いめったに行かないバリ島だったので、忘れられないものになった。

 下右  サテ・アヤム。焼鳥にピーナツソースがかけてある。

 
 
 
 ガドガド。インドネシア各地で食べられる独特な料理で、いろいろいろな茹野菜の盛り付けのようなもの。イモ(種類は不明)、千切りしたパパイヤ?、えびせんなどにピーナツソースがかけてある。

 下左  アヤム・プレスト。チキンのもも肉を煮込んだもの。横に辛いペーストがついていて、これをつけて食べると美味しい。

 下右  ナシゴレン。えびせんがついてくるのがインドネシア流だ。
 
 
 2時間ほどお話して、再会を約束してshojiさんとお別れ。クタの中心部は一方通行になっているので、タクシーを拾う場所も、よく考えないと遠回りしなければならない。それで、繁華街を歩いて、ベモコーナーへ。

 ところがタクシーが意外となく、寄ってくる白タクは、かなり高い値段を言ってくるので無視。結局、ホテルまで30分以上かけて歩いて戻った。