6   ラ ヴ ェ ン ナ ・ サ ン マ リ ノ

 

  フィレンツェから、一昨日来たばかりのポローニャでローカル列車に乗り換えてラヴェンナ着。

  ラヴェンナは、東西ローマの分裂後、5世紀に西ローマの都になったことが一時ある。しかし、ゴート人の支配をへて、6世紀にはビザンチン帝国(東ローマ)に入る。そして、ビザンチン美術が開花したのだ。

 

  

  最初に、バスで、サンタ・ポッリナーレ・イン・クラッセ教会へ。というのは、この教会は郊外にあるからだ。

  15分ほどバスに乗って到着。回りには何もないようなところに建っている教会である。

  ドームの部分の内側に、キリストとともに羊が描かれている。明るく鮮やかなグリーンがいまだにきれいに残っている。

  このあとは、市内に戻って、徒歩で街歩きをした。

 

 

  

 

  

  左は、ダンテの墓。

  下は、ドゥーモ。

 

  サン・ヴィターレ教会。八角形をしているのが珍しい。内部にはきれいな壁画が残っているが、こちらは撮影不可。

  下は、同じ敷地内にあるガッラ・プラチーディアの墓。

 

 

 

 

 

 

  ラヴェンナ中心部のみどころの共通入場券。10000リラ(約1250円)。モザイク画の一部分が描かれていて美しい入場券だ。

  下は、サンタ・ポッリナーレ・ヌオーヴォ教会。

  このあと、街中で昼食。ここのマーケットも大きかったが、残念ながら撮影していない。

  再びローカル列車に乗って、リミニに向かった。下は、リミニ駅。

  

 

 

 

  リミニからサンマリノまでバスに乗車。一応、これでも国際バスだ。下はそのチケット。

 

 

  

 

 

 

 

  サンマリノに着いて驚いた。予想よりもはるかにたくさんの観光客でごった返していたからだ。

  右は、バス停に程近いところの、泊まったホテル。荷物をまず置いて、すぐに街歩きに出発した。

  最初に、インフォーメーションへ行って、パスポートに記念のビザとスタンプを頼んだ。2000リラ(約125円)。

  次に、パラッツォ(政庁)へ。

  

 

  下は、パラッツォ玄関の衛兵。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  街の中を抜け出て、やがて要塞のあるエリアにやってきた。要塞はロッカと呼ばれ、ロッカ・グアイタ、ロッカ・デッラ・フラッタ、ロッカ・モンターレの3つがあり、このうち、グアイタとフラッタに上ることができる。が、急な坂道や階段を登らねばならず、ちょっとしたハイキングであった。

  左は、ロッカ・グアイタ、右は、ロッカ・デッラ・フラッタ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  ロッカからの眺めもすばらしい。サンマリノの政庁は山の上のほうにあるが、下界に見える地区もサンマリノに属している。右は、上れないロッカ・モンターレ。

 

 

 

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