2 日 目 サ レ ル ノ
フランクフルトからナポリへ |
ナポリ行きの便は10時すぎだが、ラウンジで朝食をいただくため、7時にホテルをチェックアウト。 ルフトハンザもノンステータスの普通席の客は自分で荷物を機械で預ける仕組みになっていた。スタアラゴールドのおかげで、ビジネスクラスの有人カウンターで荷物を預けられた。 保安検査後、ルフトハンザのセネターラウンジへ。 |
左 温かい食べ物もあり、朝食にする。 下左 飲物はビール。 下右 コーヒーとデザート。 搭乗時刻近くまでラウンジで休む。 |
10時5分発、ナポリ行きのLH334に搭乗。 |
スタアラゴールドのおかげで優先搭乗。 下左 以前、ルフトハンザの欧州内路線で、飲物サービスでビールをいただいたことがあるので期待していたら、今は水だけになっていた。 下右 アルプス越え。 |
12時ごろナポリ着。歩いてターミナルに移動とはびっくり。 雨が降っていて、しかもかなり寒くてびっくりした。すぐにダウンを着た。 |
荷物を受け取ったあと、ターミナルを出て、空港バス乗場へ。 |
空港と中央駅を結ぶアリバス。直行で途中は止まらないのだが、車内の仕様は一般の路線バスと同じで、荷物を置く場所がなく、手で荷物を支えていた。 |
ナポリからサレルノへ |
ナポリチェントラーレ(中央駅)着。26年ぶりの駅だ。駅舎はきれいになり、駅前の広場の南側半分は、地下が吹き抜けになっていて、地下鉄駅やショッピングモールがある。ずいぶんと様変わりしているが、ナポリは4日後にまたやってくるので、そのときに詳しく見る。 下 行先や列車種別がごちゃまぜで表示される電光掲示板。欧州ではこれば普通だとわかってはいるが、見にくい。13時50分発のサプリ行きのR(レジオナーレで急行のようなものだろう)でサレルノに行けることを確認。 |
切符は券売機で買うが、4年前にシチリアで経験しているので、難なく買えた。 忘れずに、入鋏用の機械に差し込んでパンチ。以前はそれだけですんだが、今はホームに入るときに切符を駅員がチェックする。 乗車した電車。 |
この電車は日立製でびっくりした。 「fs」のマーク。前回のイタリア本土の旅のときは国鉄だったが、今は民営化され「fs」となっている。 |
車内。 イタリアも、電化区間はほぼ電車列車になり、電気機関車けん引の客車列車は少なかった。(日本のようにほぼ絶滅というわけではなく、乗車もした。)残った客車も、寝台車をのぞいて開放型。26年前に乗ったコンパートメント型は見かけなかった。 |
発車してまもなくヴェスヴィオ火山が見えてきた。この列車はヴェスヴィオの北側を通るようだ。 ポンペイ遺跡はヴェスヴィオの南側にあり、fsのポンペイ駅も南側にある。どうやら、高速線がヴェスヴィオの北側につくられたようだ。この線路は駅がなかった。サレルノまでとまらないので、駅がなくてもかまわないのだ。 |
40分ほどでサレルノ着。 |
サレルノ駅。 この写真を撮影している自分の背後10mほどのところに、サレルノで泊るホテルがある。 |
サレルノ散策 |
この日から4泊する「ホテル プラザ」。鉄道での移動日のことを考え、駅に直近のホテルにした。 |
左上が玄関、右側がフロント。古いホテルだが、玄関付近は新しくなっている。 |
室内は日本のビジネスホテルに似た感じ。 |
窓側から入口側を見る。 特徴的なのは、右端近くの真中に見えるスチーム暖房。自分で調整できず、イマイチだったが、ないよりはよかった。なにしろ思っていたよりも寒かったので。エアコンは冷房専用で使わなかった。 |
雨の中、サレルノの街を歩きに出かける。 海岸沿いの道。翌日にはアマルフィ行きの船に乗るので、乗場を確認。 サレルノは、世界史教科書で、世界最古の大学の1つがあり、医学で有名だったとう記述があったことを覚えていた。大学は街の郊外に移転し、古い校舎も残っていなさそうなので、訪問はとりやめた。 |
大型客船が停泊中だった。 下左 見どころがあわわけじゃないが、旧市街の狭い路地をぶらぶら歩く。 下右 路地になかには飾りがしてあるところもあった。翌日がイースター(復活祭)だからだ。でも、イースターならではのイベントに遭遇はしなかった。少し期待はしていたのだが。 |
ドゥーオモに到着。入場できるはずの時間だったが、閉まっていた。あと4日のうちにもう一度やってこよう。 |
鐘楼の最上部。イスラム風の感じがする。 |
海岸沿いの道から2つ山よりの道が繁華街。でも雨のためか人出はそう多くない。 |
夕食をとる店を探した。18時だが、まだ夕食には早いようで、夕方の開店前という店が目立つ。 「MOMI」という店が開いていて、23ユーロで海産物のセットメニューがあったので、ここに入店。(安上がりにするには、15ユーロで海産物ではないセットメニューもあった。) |
この日の夕食時の客としては一番乗りだったようだ。入口はファストフード店のような感じだったが、中は落ち着いた雰囲気の店だ。 |
飲物はビールにした。 「PERONI GRAN PISERVA」で、PERONIはこの後も何度か飲んだ有名なビール会社のもの。その会社のビ―ルのプレミアムビール的な位置づけのもののようだ。色はなかり濃い色をしていた。 |
メニューでは"リゾット"になっていたが、見た目はスペインのパエリアと同じだ。 リゾットというと、白ワインで炊いたおじやみたいなもので、チーズも入った白いものを連想するのだ。 確かに、料理法はパエリアと同じなんだろう。あえて言えば、ご飯に芯が残っているのだ。パスタは芯が残る茹で方が美味しいと言われるのと同じで、芯が残るような炊き方にしているのだろう。 |
パンもいただくが、ご飯ものを食べながらのパンは変な感じだ。 |
海産物のフリッター。えびが2尾、その下にいかのリング、きびなごのような小魚のフライが入っている。右には生野菜がたくさんあるのもよかった。 |
デザート。中はクリームの乾燥したようなのが入っていた。 23ユーロにビール5ユーロで28ユーロ。4200円ほどで、美味しかったけど、毎日、この金額の食事はつらいなって感じた。 ホテルに戻り、1日を終了。 |