6 日 目   ナポリ(港の近く)

 

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 サレルノの宿で最後の朝食。前日とまったく同じなので、食べたものは省略。甘い系のパンが並ぶ様子の写真をあげておく。
 ナポリ行きのノンストップ列車は8時1分、31分とあり、31分のに乗るつもりだったが、宿を出る前に、だらだらしてしまい、乗れなかった。

 それで、9時1分のに乗ろうとしたら、次の列車は9時31分と判明。駅で無駄にすごして、9時31分のに乗車。でも、これが20分遅れだと。
 
 
 上   列車は出発後にも謎の停車をしたりして、さらに20分ほど遅れ、結局、ナポリに着いたのは11時前。

 駅舎を出ると、駅前広場の南側には地下鉄駅とショッピング街の屋根が見える。

 左  地下鉄駅の屋根の左手に、5泊する「スターホテルズ テルミナス」がある。
 荷物を預けて、ホテルを出て、地下へ下りて、地下鉄駅へ。

 26年前にナポリへきたとき、駅前広場はゴミだらけで、小便の異臭もひどかった。何より、浮浪者が多く、怖かった。

 地下鉄駅が明るくなり、この付近が一変していた。昔のように怖い感じはしない。
 
 地下に下りてみた。吹き抜けになっていて、太陽が差し込む。

 下左   券売機のほかに有人切符売場があって、そちらで購入。

 下右   何度も乗車するのがわかっているので、10枚買っておいた。
 
 
 
 
 
 上   ホームへ行ってびっくり。半分ほどの人がマスクをしているのだ。イタリアへ来て以来、マスクをしている人はほとんどみかけなかったのに。

 左   地下鉄ではマスクをしないといけないのだ。マスクはいつでも使えるように持参しているので、すぐにつけた。でも、マスクをしていない人の方が多く、マスクをしている人は半分弱。マスクしていなくて注意されたり、罰則があるってわけじゃないんだろう。
港の近くの観光
 ムニチーピオ駅で下車して港へ。翌日、カプリへ行くので、切符売場と乗船場を調べておくのだ。すぐにわかったので、ヌオーヴォ城へ。この城を含め、この日は26年前にもきたところがほとんど。

 入口に行くと、切符販売は13時からとの貼り紙があった。まだ1時間近くあったので、先にウンベルト1世のガッレリアへ向かう。
 
 観光用だろうか、騎馬警察がパトロールしていた。

 この馬、落とし物をしていった。あまりに一瞬だったので撮影できなかったが。お尻に袋をつけていないので、垂れ流し。
 
 巨大な高いアーケードが十字に交わっていて、壮観だ。
 ヌオーヴォ城に戻った。13時からのチケットを買おうとしたら、予約がいると言われた。それでも、ここで予約すればよいとのことで、QRコードを読み取ると、イタリア語の画面があらわれた。あとは、係が教えてくれて予約完了し、チケットも買えた。写真は城の一部屋。

 下   城から見た港。真ん中の少し右下あたりがカプリなどへの乗船場。
 
 
 
 上   ヌオーヴォ城から見えた王宮。つぎは王宮へ向かう。

 左   王宮に行ったのだが、見学できるところが少ない。大階段や王座の間などがある見学コースは閉鎖されていた。エルコラーノ遺跡から出土したパピルスが見られる図書館は16時からの見学ツアーでないと入れないという。まだ14時だというのに。
 
 庭園からは先ほど行ったヌオーヴォ城の全景がよく見えた。とはいえ、期待外れの王宮だった。

 下   王宮前の広場であるプレビシート広場。
 
 
 歌でも有名なサンタ・ルチア。漁港を見て、海岸沿いの道を歩いた。
 
 海岸沿いに歩いて卵城へ。26年前、行ったけれども閉鎖されていた。ネット情報でいまは入れるというものがあり、行ってみた。
 
 入口に行ってみると貼り紙があって、いまは入れなくなっていて残念。
 
卵城からムニチーピオ駅まで戻り、地下鉄でダンテ駅へ。ダンテ駅からケーブルの下の駅へ。

 ケーブルの駅の手前でこれから向かうサンテルモ城がよく見えた。城があるのがヴォメロの丘。
 
 ケーブル駅。ケーブルの切符は地下鉄と同じ切符。
 
 ヴォメロの丘には、サンテルモ城とサン・マルティ―ノ美術館がある。

 美術館は、以前は修道院だった建物を使っていて、26年前は修道院の時代に訪問した。今回は、すでに美術館は閉館後の時間なので、前回は行かなかったサンテルモ城に行ってみる。
 
 ケーブルの上の駅を出たところには、市街地が広がっている。

 自分は26年前にきて知っていたが、初めての人は、丘の上が街とは驚くだろう。
 
 駅から10分ほどでサンテルモ城に到着。かなり大きな城だ。

 下   チェントラーレ(中央駅)の方向を見る。ナポリも大きな街であることがわかる。
 
 城の最上部を一周。

 ケーブル駅に戻り、丘を下った。
夕食をとってから宿へ
 ケーブルを下りて、地下鉄2号線のモンテサント駅。ここから宿のあるチェントラーレへは2駅。

 下左   2号線はfsの運営する地下鉄。そのため切符もfsの切符で、1号線やケーブルとは別の切符。1号線はどれだけ乗っても運賃は1.2ユーロ。こちらはfsの運賃が適用されるが、市内特別運賃のようなのがあり、サレルノ方面の2駅目までと地下鉄内は1.4ユーロ。
 
 
 上右   チェントラーレの地下駅はガリバルディ駅となのっている。乗車した電車はガリバルディ止り。こちらはマスク着用は求めていなかった。

 ガリバルディまでの地下鉄2号線の区間は本数が多いが、この先サレルノ方面に直通するのは30分、時間帯によっては1時間に1本と少ない。

 左   地上に出て、ホテルのすぐそばの店で夕食。
 
 ピッツァ・マルゲリータ。

 ナポリ風のピッツァの代表といわれるマルゲリータを注文。大量のチーズに上にトマトとバジルが置かれている。

 ナポリ風のピザはもちもちしているとのことだが、周囲の膨らんでいるところは確かに柔らかかった。
 飲物はペロニビール。

 マルゲリータ7ユーロ、ビール3ユーロで計10ユーロ。ピッツァにすれは食事代の節約にはなりそうだ。
 
 宿に向かい、預けていた荷物を受け取って部屋へ。
 
 窓側から入口側を見る。

 シャワーを浴びて、休む。

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