19 日 目   バーリからフランクフルト

 

バーリからミラノ・リナーテへ
 
 上   いよいよ帰国。朝食は昨日の夕食と同じものの残りで写真省略。

 バーリから空港へはバルレッタ方面に向かう私鉄に乗車する。ただし、空港を通らない路線もあり、空港経由は飛行機のマークがついている。

 出発時刻は前日に、この駅の前を通りがかった時に調べていて、9時40分に空港を通る列車があり、9時20分に宿をチェックアウトした。

 ところが、何があったのか、この日は大幅に本数が減っていて、9時40分発はなく、10時2分発に乗車。20分に1本程度あったはずだが、40〜50分に1本に減っていて、空港を通らない路線はまったく運転されていない。

 左   券売機で切符を買おうとしたら、浮浪者が客に指図をしている。写真の女性の右に浮浪者がいるのだ。先日、マテーラ行きの切符を買おうとしたら、指図してきた浮浪者だ。この日は、マテーラ行きじゃなく空港行きの券売機にやったきたようだ。

 浮浪者は女性客に指図していたので、その間に左側の機械で空港行きの切符を買うことができた。
 
 
 
 上   切符は、QRコードを機械にかざす方式のもの。下車時にも使用する。

 左   車内。
 
 25分ほどで空港駅到着。このあとターミナルのカウンターまでかなり歩かねばならなかった。
 
 ITA航空のカウンターへ。ITA航空は、アリタリア航空が2021年に経営破綻し、国有化されでできた航空会社。アリタリアの後継会社。

 バーリからミラノ・リナーテまではITA航空、ミラノからフランクフルトはルフトハンザ。荷物はスルーで運ばれるが、チケットは、ここではミラノまで発券され、ミラノでフランクフルトまでのチケットが発券されるとのこと。
 
 保安検査をおえ、待合室で待った。

 空港行き列車が乱れていたため、空港着が遅れ、待合室に入れたのが11時ごろ。大急ぎだったが、待合室では30分ほど待つだけですんだのはよかった。
 
 12時15分発、AZ1636、ミラノ・リナーテ行きに搭乗。
 
 機内。
 
 飲物サービスがあり、コークゼロをいただく。
 
 ミラノ・リナーテに到着。機体はほぼ青一色。タラップで下りて、バスに乗り込む。
リナーテ空港のラウンジで休憩後フランクフルトへ
 バスで出口へ運ばれ、そのまま制限区域外へ。

 そこから再び、搭乗手続きのためにチェックインカウンターに向かわねばならず、面倒だ。

 フランクフルトまでの搭乗券を受け取る。預け荷物のシールを見せて、その番号が登録された。
 再び、保安検査場を通らねばならず、面倒だが、幸いすいていたのでよかった。

 ルフトハンザは「サラ・レオナルド」というラウンジを指定していて、そちらへ。

 なお、リナーテ空港のシェンゲン内のエリアでラウンジがある航空会社はITAと英国航空だけだった。
 
 豪華ではないが、ある程度の飲食物があり、昼食としていただく。
 
 ビールは「ピルスナー・ウルケル」というチェコのピルゼン製のものだった。

 下   食べ物は一品料理はなく、サンドイッチをいただいた。
 
 
 
 
 カットフルーツ。
 
 
 
 
 上   フラックフルト行きはルフトハンザ、15時20分発、LH281。

 左   バス連絡だった。
 
 機内。エンブラエル190でJALではときどき利用するが、海外ではあまり乗らない。

 下左   居眠りしていて、起きると水が隣席にあった。ほかに飲物サービスがあったのか、水だけなのかは不明。

 下右   フランクフルト着。バス連絡だった。
 
 
 
モクシー・フランクフルト・エアポートで1泊
 荷物を受取り、外に出た。ホテル送迎バスの乗場へ行く。この日の泊りはモクシー。ところが、送迎バスの運行経路にはモクシーは入ってない。ドライバーに聞くとモクシーは行かないというし、タクシーを利用。タクシーで10分、10ユーロ。

 フランクフルト空港のホテルだが、空港内にあるのはシェラトンとマリオットの2軒だけで、あとは空港外に点在している。モクシーの近辺にもほかのホテルが何軒かあった。

 往路では翌朝の便のことを考えシェラトンで1泊したが、復路では値段のことを考えモクシーにした。空港内の2軒と空港外のホテルでは2倍程度の値段差があるからだ。

 モクシーは、送迎バスがあるというネット情報があり、実際に利用した人の旅行記を読んだし、また鉄道で空港駅から1駅でホテル近くの駅に行けるというネット情報もあったので、モクシーにした。送迎バスは、昔はあったのだろうが、今はなくタクシーでないといけないし、鉄道のことはよくわからないし、わかっても大きな荷物を持っての移動は大変だし、現実的でない。そんなわけで、値段に目をつぶれる範囲内なら、シェラトンかマリオットにした方がいいかなって思った。
 
 モクシーに到着し、フロントはどこかって戸惑った。すぐにバーカウンターとフロントが一体になってるんだとわかった。このようなホテルは初めてだ。
 部屋に入る。
 
 窓側から入口側を見る。
 壁には大きな犬の写真があって、ほかのホテルではなかなかない雰囲気だ。
 
 スタイリッシュで感じのいい部屋なのだが、どうかと思ったのはテーブルが小さいこと。テーブルもスタイリッシュだが、長さはいいんだが、幅が狭いのが難。
 
 窓から外を見ると、写真左端にスーパーが見える。夕食を買出しに行こうかと思ったが、結局、行かずじまいで、夕食はパスした。

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