2日目後半  ソ ウ ル へ  

 

 

  この日の昼食では、ヨンポタン(タコの汁物)を食べてやるぞ、って思っていた。前日の夕食でヨンポタンを食べるつもりをしていたが、店の位置がガイドブックの地図ではよくわからず、行けずじまい。それで、この日の昼食のときに行きなおそうと思っていた。

  しかし、あいにく天気が崩れ、雨模様に。急きょ、予定を変更してソウルに向かうことにした。昼食も駅前のキンパブナラで食べることにした。 キンパブナラ(あえて訳せば「海苔巻きの国」)は、韓国のいたるところにあるフランチャイズ店で、キンパブだけではなく、いろいろな料理を出している。

  食べたのは、プデチゲ。もとは、ハムやソーセージを入れた鍋物だ。

  多人数でプデチゲを食べると、最後にインスタントラーメンを入れるのだが、以前、1人用のを食べたら、ラーメンは入っていなくて悲しい思いをした。

  駅前のキンパブナラの店内に入ると、貼ってあったポスターが目に入った。プデチゲにラーメンが入っているのが見えた。で、プデチゲを注文したわけだ。

  食べ終わるとすぐに駅へ。発車まで20分をきっている。

  切符を買うとき、何か聞かれて困った。たぶん、後ろ向きでよいかということだろう。それなら全然平気だから、首を振っておく。いい加減だなぁ。

  改札を入ると、湖南線終着駅の石碑があった。湖南線は、大田から木浦までの路線。その沿線は、湖南地方という。

 

 

 

 

  3時間30分弱、やや退屈であったが、がまん。今度は窓側なので、景色を見続けた。

  5分ほど遅れて、龍山に到着。

  地下鉄1号線で鍾閣(チョンガク)へ。

 

 

 

 

 

  下車後は、仁寺洞(インサドン)を歩く。ソウルで泊まりなれている旅館、ヨンビンジャンはインサドンにある。

  1階は一部がカフェになっている。2階のカフェの上あたりの部屋に泊まる。1時間ほど休憩。

  いろいろな屋台がでているが、寒いときはホットクが一番。ホットクは、蜜入りの揚げ餅とでもいえばいいだろうか。

  

  700W(約85円)だが、買うのに10分ほどならんだ。熱い密がでてきて美味しい。

  インサドンはすでにクリスマス気分。あちことでついているイルミネーションがきれいだ。

  夕食は、画像の右端の地下に向かう階段を下りたところの店に入った。

  さばポッサム定食。

  ポッサムは、ゆで豚をキムチで巻いて食べる料理。

  さばポッサムは、さばをキムチで巻いて、煮たものだ。さばをこのように食べるのははじめてで美味しくいただけた。

  とても辛いが、他のおかずがキムチ以外は辛くなく、辛さしのぎになった。

   食後は伝統茶を出す店。伝統茶は甘酸っぱいものが多く、お茶というより、デザートの感覚だ。

   仁寺洞には伝統茶を出す店は多いが、一番有名な耕仁美術館の伝統茶館へ。
梅実茶(メシルチャ)を注文。   


 

 

   梅の実をハチミツ漬けにしたものをお湯で溶いたもので、酸味と甘みが混じっている。

   あとは、宿に戻って1日を終えた。

 

 

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