1 日 目

 

  7時からという朝食を早めにいただくことができて、7時にホテルを出発できた。博多駅は工事中。

 

 

 

 
   7時11分の88系統、中央ふ頭行きに乗車。

  福岡市内を走る西鉄バスは、ハングルの行先表示がついている。停留所では88系統、中央ふ頭行きだけハングルと英文の行先表示がしてあった。

  下左 国際ターミナル。7じ30分ごろ到着。

  下右 JR九州、ビートルのカウンター。

  ビートルは、片道13000円。平日の特定便を往復で買えば片道分が8000円になるが、繁忙期に片道だけ買うと高い。このほか、サーチャージが2000円、港湾利用費が500円、当日必要になる。

  朝一番の8時30分の便がとれたので、7時30分に乗り場に行けば、すでにターミナルは人であふれかえっていた。このウォン安の機会に、連休を利用して韓国へ行く人が多いようだ。

  当日の海は穏やかで全く揺れがなかった。ただ、くじらなど海洋生物の多い海域が釜山近くにあり、徐行運転するとのことで、予定の2時間55分より10分多くかかり、到着は11時35分。

  左 釜山港で撮影したビートル。

  

  ネット予約の特典として、JR製の釜山のガイドブックと船内で使えるドリンク券がある。ガイドブックは釜山とその周辺だけのものだが、お店のガイドなどなかなか利用価値のあるものだった。一般客も100円で買える。
 

  ドリンクは200円のコーヒー以下の金額のドリンクに利用できる。ビールは免税になり150円とコーヒーよりも安い。自分はビールにして、別につまみとして、ちくわ200円を買った。かつては船内に売店があったが、今はなく、係員が席で注文をとって回る。

  船内では、つねにシートベルトをお締めくださいと案内があった。ビートルとくじらが衝突する事故があったからだろう。売店がなくなったののも、そのためかもしれない。

  右 船内の様子。

  釜山到着後、長い通路を通って、国際ターミナルに入る。

  下左  ターミナル外部から見た通路。

  下右  釜山港国際ターミナル。

  ターミナル内の釜山銀行で両替した。100円=1500ウォン。10万円両替したら、150万ウォンとなり、100万ウォンは札束で出てきた。これにはびっくり仰天。でも、1万円札の札束だったらもっといいんだけどなぁ、、、

  いつもは2万円くらいの両替あるいは、20万ウォンくらいキャッシングなのだが、今回は10万円両替した。これで今回を除き今後5,6回の訪韓で両替する必要はないだろうな。それにしても、ウォン激安だ。ほぼ1年前のレートは100円=800ウォンほどだったから、1年でウォンは半値近く安くなったのだ。

  国際ターミナルから、釜山で泊まる東横インまでは10分ほどだが、チェックインが15時からになっている。(会員で1時間早めだが)

  それで、チェックインまでの時間に、まず翌日行く予定の巨済島への船の乗り場と時刻の確認のため沿岸航路ターミナルに行き、その後、昼食と国際市場の散策をすることにした。

  沿岸航路ターミナルへ移動する途中、朝鮮通信使の行列図が壁に描いていあるところがあった。ずいぶんと長大な行列だったようだ。

  やがて沿岸航路ターミナルに到着。閑散としている。

  翌日は9時の長承浦(チャンスンポ)行きに乗船することにしよう。

  このあと、南浦洞(ナンポドン)へ。ここは飲食店などが集まり、旧市街では最大の繁華街になっている。

   

  南浦洞のすぐ北側には、タワーなどのある龍頭山(ヨンドサン)公園がある。

  以前行ったことがあるので、今回はパスしたが、眺めがいい。上がるためのエスカレータもあって、簡単に上がれる。

  昼食は、「ゲミチブ」でナクチポックム。

  ナクチポックムとはタコ炒め。タコだけじゃなく小エビもたっぷり。これにタマネギ、ニンジン、ニラ、キャベツを入れて炒める。

  同じナクチポックムっても、店によって、かなり違いがあるようだ。

  

  下右 鍋がセットされ鍋に点火されてすぐの状態。

  下 ビール(メクチュ)。最近はハイトが一番よく見かける。 

  上左  できあがり、少し食べた状態。汁はなくなっている。

  上右  店内。レストランというより、食堂というのが似合う

  このあと国際(クッチェ)市場へ。

  左は、衣料品の屋台が延々と続いているB&C通り。

  左側に、B&Cと見えるが、これが通りの名前のもとになったパン屋。

  B&C通りから露地に入つとぜんざい(タンパッチュク)の屋台が並ぶ一角があった。ここで、ぜんざいをいただいて一服。

  狭義では、国際市場は、右のアーケードのある部分だけをさす。

  両側の建物は2階があって、2階には別の店舗が入居していて、それらの店舗を結ぶ2階の通路が、両側の建物の中を貫いている。

  下左  ふとんなどの店が続くブロック。万国旗が見える。

  下右  2階部分の通路が、一般道路の上を通るところ。

  左  国際市場にあったキティちゃん専門店。店内の商品すべてがハローキティばかり。

  下左  このあと、1軒のメガネ屋に入り、メガネを作った。日本に比べて格安だ。

  下右  最後に、麺類などの屋台が並ぶところへ行ったが、もう麺類は食べられないので、画像にとっただけ。

  

  国際市場を出て、PIFF広場のあたりでに屋台がたくさんでている。ここでは、ホットクを買った。

  素材は小麦粉だと思うがモチ粉を入れていてもちもちしている。中には黒砂糖の蜜が入っていて、これを鉄板で焼く。

  ソウルで食べたのはここまでだったが、釜山のは、出来上がったあと、穴をあけて、シナモンやナッツの入った粉を入れるようだ。

  このあと、東横インへ。東横インは2008年4月に釜山・中央洞に出店した。今回、ここを利用した。12月には釜山駅前にも出店されるので、今後は駅前を利用するだろう。

  シングル1泊、5万ウォンで、今のレートなら日本で泊まるより激安だが、1000円=1万ウォンとしても、日本の各店のうちで一番安いところ並みだ。(日本ではシングル1泊5000〜7000円)

  今までの韓国旅行では、旅館やモーテルに飛び込みで泊まるのが一般的で、大体3万ウォン程度だった。それからすると高いが、快適度やネットが使えることを考える妥当かなと思う。

  館内では日本語がほぼ通じ、設備は日本とほぼ同じだ。日本にない設備として、部屋に金庫が設置されていて、お金やパソコンを保管するのに役立った。

  ただ、ミスが多いのが問題。部屋にタオルが用意されていなかったり、日曜は3割引だが最初は普通に支払ってあとで返金だったりした。

  たぶん、ソウルやいろいろな地方都市にも出店していく計画だろう。いろいろなところにできれば、どんどん利用したいと思う。

  部屋で30分ほど休んでから、再び街へ。

  地下鉄を使って、市立博物館とUN墓地のある大淵へ。

  地下鉄には、ハナロカードを使用。前回の釜山訪問時に購入したものを使った。

  下左  市立博物館。この日は入場無料。

  下右  UN墓地の入口。すでに閉門され、また訪問することにした。

  地下鉄の乗換え駅、西面。ここは新しい繁華街。ロッテデパートの近くに屋台が多い。そんな中の「イェンナルチャジャン」で、チャジャンミョンとマンドゥをいただき夕食とした。

  いろいろな屋台が並ぶ一帯を歩いた。

  結局、ティギム(天ぷら)をテイクアウト。5個2000ウォン。好みの天ぷらを選んで皿に載せて渡すと揚げ直されて、アツアツのを食べることができる。

   だが、屋台で食べる場合、タレは2度つけOKになっているのが、どうもなじめない(日本じゃ、串カツのソースは2度つけ禁止なんで)。
  あとビールのつまみにもしたかったので、テイクアウトにして、ホテルでいただいた。タレは新しいものを袋に入れてくれた。

  5種類選んだが、日本にないのはゆで卵の天ぷら。まぁ、これは見ればわかる。画像右上のものは、なすびだと思って選んだのだが、実はキンパプ(海苔巻き)だった。これにはびっくりした。予想外だったので。あちらのカニカマは長いので、2つに切ってくれる。

   ホテルに帰ってから、缶ビールのつまみとして、天ぷらをいただいた。

 

 

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