2 日 目  帰 国

 

 

朝食はカルビタン
 ホテルは朝食がついているのだが、今回はパスして、10分ほど歩いて、「ヌティナム」に食べに行った。24時間営業のお店だが8時過ぎに出かけた。

 下左 階段を上がって、朝鮮風の扉から中に入る。

 下右 屋根がガラス張りのお店が現れたのだが、そこは暖房が入っておらず、座敷に上がるように言われた。
 板張りの座敷はかなり広い。客はほかに1人いただけで静かだ。扉などは朝鮮風で、木が多く使われ、温もりを感じさせられる。

 ソルロンタンが看板料理なのだが、いろいろ出していて、ピンデトクなどもある。ソルロンタンもピンデトクも前日に食べたばかりなので、カルビタンを注文した。
 しばらくすると、キムチやご飯、薬味のネギが運ばれてきた。キムチとネギは壺に入っている。キムチを切るためのハサミもある。

 下左 キムチは白菜と大根があり、どちらもハサミで切っていただく。

 下右 やがてカルビタンのスープが運ばれてきた。カルビタンのスープはたいてい透明なのだが、このお店はソルロンタンと同じく白い。ソルロンタンのスープを使っているからだ。 
 スープは味が薄く、塩を加え、ご飯と薬味のネギを入れて混ぜていただく。

 カルビの肉は骨からきれいにとれて、柔らかくて美味しくいただけた。器が大きく、量もやや多いようだ。13000ウォン。
金浦から羽田へ
 朝食から戻って、ホテルをチェックアウト。地下鉄4号線で金浦空港に向う。途中、孔徳(コンドク)で空港鉄道に乗り換えられるのだが、乗換時間や下車後の歩く距離を合わせて考えると、4号線に乗りとおしたほうが早く着くと考え、金浦空港までそのまま乗った。

 4号線の壁面の駅名表示は、飛行機をイメージしたものになっている。金浦空港以外の駅もだ。
 上左 10時30分ごろにJALチェックインカウンターに到着。

 上右 KALラウンジで1時間ほど休憩。ソファーの向きが変わっていた。以前は画面のほうを向いて座るようになっていたはずだが。

 左  機内食があるので、なるべく食べないでおこうと思っていたが、何も食べないのは無理で、少しだけつまんだ。ビールはOBのプレミア。はじめて飲むビールで、韓国のビールにしては濃いって感じがする。
 
 搭乗時刻が近づいてきたので、保安検査、出国審査を経てゲートに向った。以前は、搭乗時刻の5分前にラウンジを出れば十分だったが、最近は10分前には出てぎりぎりって感じだ。

 下左 搭乗機。B787。

 下右 ビジネスクラスはシェルフラット。日韓線はスカイラックスもまだ残っているので、この座席を利用できてよかった。
 
 
 機内食。かなりボリュームがり、ラウンジ飯をおさえておいてよかった。飲物は白ワイン。

 下左  食後のコーヒー。

 下右  日本上空に入ってからは、東海地方を通るルートだった。ほとんど同じコースを東京・大阪で往復することになった。
 
羽田から伊丹
 羽田に到着後、ゲートが端の側だった関係で、入港審査場までかなり歩かねばならなかった。

 JALの場合、国際線ターミナルで国内線の保安検査を受けて、専用バスで国内線ターミナルけ向うことができるのが朝の時間帯と15時30分以降だ。

 そのため、無料の連絡バスを使って国内線第1ターミナルに向った。
 
 第1ターミナルに到着後、向った先は、ファーストクラスカウンター。ここを利用するのは初めてだ。ここで、予約してあるファーストクラスの搭乗券を受けとる。かわりに、ファーストクラスのアップグレード券を渡した。なんとか年度内にアップグレード券2枚を使い切ることができてよかった。

 ファーストクラスカウンターのすぐ横にある専用の保安検査場を通過し、エスカレータでデイヤモンドプレミアラウンジに向った。接続が良すぎて、滞在できるのは10分少々だ。ファーストクラスの機内食が待ち構えているので、ここでは、食べ物(昼時なのでパンやおにぎりが提供されていた)とビールは控えておいた。かわりに、オレンジジュースだけいただいて、少し休憩。
 
 搭乗したB767。
 
 ファーストクラスは1列目だけで計6席。最前列の1Aに着席したが、国際線では予備席になっていたりしてほとんど座れない席なので、気分はいい。
 
 軽食の時間帯なので、機内食といっても、簡単なもの。時間帯によって、昼食、軽食、夕食と別れているが、できれば、軽食の時間帯は避けたいが、今回はアップグレード券を3月までに使ってしまうということが大事だったので、軽食時間帯を承知で予約した。

 往路の夕食の場合と同じく、雲仙宮崎旅館のメニューであった。左上の箱はお菓子で、このときは、かりんとうであった。
 
 飲物はシャンパンにした。運ばれてきたのは、MONOPOLEという200ml入りのもの。買えば2000円程度する。

 日韓線は国際線のなかでもシャンパンを搭載していないので、今回の旅では、国内線ファーストクラスでかわりにいただいた感じだ。

 さて、この便では、水平飛行になっても揺れが続くということで、食事のサービスができなかった。一般席では、後方の客には飲物サービスができなかったそうだ。

 そのため、シャンパンを味わいながら、ゆっくり食べていたら、まもなくシートベルト着用サインが点灯しますというアナウンスが入り、大急ぎで食べた。夕食だったら、全部食べきれなかっただろう。
 
 往路と同じく、食後のコーヒーは蓋つきの容器入りになった。加えて、お菓子のかりんとうを入れるための袋が渡された。

 まもなく伊丹に到着。今回の旅も無事に終了した。

 

 

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