斎 場 御 嶽

 

 さて、早くも最終日になった。沖縄の世界遺産は「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」としてまとめられ、グスク(城)は、首里、中城、勝連、座喜味、今帰仁の5つ、関連遺産は、識名園、玉陵、園比屋武御嶽、斎場御嶽の4つが指定されている。

 2002年、首里周辺の行きやすいところにある4つと今帰仁城は回ったし、前日に、座喜味、勝連、中城の3つのグスクを回った。残るは斎場御嶽(せーふぁーうたき)だけだ。それで、この日の午前は斎場御嶽を訪問した。

 5分ほどで斎場御嶽に到着。いくつかの拝所があり、それを見て回る。右は、最初に現れる拝所。

 

  

   

こちらは、最初の拝所の裏側にあたるところにある拝所。
 
 左側は、鍾乳石が2つ下がっているが、それぞれが拝所になっている。

 右側は、三角形の空間の突き当ったところが拝所になっている。

 斎場御嶽の画像としては、ここの部分がつかわれることが多い。

 突き当たったところからは、海が望め、久高島が見えたのだが、右の画像では何もわからなくなってしまった。

 バス停でバスを下りて、反対行きのバスに乗車するまでの時間は40分。バス停から現地まで往復10分を要したので、戻りのバスの出発の5分前にバス停に戻ろうとすると、見学時間は25分。とてもあわただしい見学だった。

 バスで見学に来たのは自分だけだったが、観光バスはたくさんやってきていた。これは3つのグスクについても言えた。

 バス停から見た太平洋。かなり高い位置にバス停はあった。

 バスで1時間かけて、バスターミナルにもどった。そして、ゆいレールで那覇空港へ。

 ちょっと早めの昼食を空港内のA&Wでとった。

 この店は、日本では沖縄だけで営業している(基地内の店は沖縄以外にもあるらしい)米国系のファストフード店。

 飲み物はルートビア。独特の飲み物でクセになりそうだ。店内の場合は、おかわり自由が特徴だ。

 これにて、沖縄本島の旅も終了。

 

 

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