12 ワルシャワ その3

ポーランドの最終日。この日は、夕方から夜行バスで、リトアニアのビリニュスへ向かう。ホテルで荷物を預かってもらって、まずはバスでビラヌフ宮殿へ向かった。

市の中心から10kmほど南にある、17世紀に建てられた宮殿である。

庭園は花壇があって、いろんな色の花が植えられていてとてもきれいであった。
このあと、再び市内に戻り、市内の北部にあるツィタデラを訪問した。

19世紀のロシア統治時代に、ロシアがワルシャワ支配のために造った要塞であったが、のちには政治犯を収容する監獄になった。

一部の部屋は、監獄をそのまま展示している。このほか、囚人の写真や、決起のときの武器や、拷問道具などが展示されている。

続いて、ショパン博物館へ行った。

ショパンが使ったピアノや、彼の写真や手紙などが展示されている。

街角で行列のできていたデザート。生クr−ムの上にいちごがのせられているだけのものであったが、暑い日にはよくあうデザートだった。
大統領官邸。旧市街に向かう道に面している。

文化科学宮殿。

スターリンからの贈り物として1950年代に建設された。現在でもワルシャワで一番高い建物である。実際に現地へ行ってみると、巨大な建物であることがよくわかる。

中には、映画館や劇場などが入ってっている。また見学はしなかったが、自然科学関係の博物館も入っている。また、多数の事務所も入っている。

文化科学宮殿の展望台からの眺め。ワルシャワ市街地の南東方面である。
文化科学宮殿のすぐそばの市場。
ホテルで荷物を受け取り、バスターミナルへ向かった。ここから、夜行バスに乗ったのであるが、今までに乗った夜行バスの中では一番、乗り心地の悪いものであった。隙間風がはいって寒い上、座席は小さく座りにくかった。途中で夕食タイムがあり、そのあとで、国境を越えた。

ポーランド完

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