9  フ ァ ー ロ

 

 

ファーロへバス移動

 
 上左  9時のバスでファーロへ移動するため、朝食後まもなくホテルをチェックアウト。バスターミナルには8時20分くらいについた。行先案内を見るとすでに訪問したコインブラ行きのバスもあって興味深かった。

 上右  出発直前に乗車するファーロ行きのバスがやってきた。

 左  切符がとれなくては大変と早めにやってきたが、バスはガラガラだった。ファーロまでは高速道路が完全に整備されていないようで、4時間半と今回の旅では一番長い移動時間になる。途中に停車する街もかなり多い。

 

 
 上左  13時30分にファーロのバスターミナルに到着。屋内のターミナルで古い感じだ。

 上右  すぐに宿に移動。この日から2泊はペンサオン「ダンディー」に泊まる。今回の旅では最も安い宿で、2泊で約6000円と格安だ。フロントは2階にあり、しばらく待たされた。そのあと3階の部屋に案内されたが、すれ違いのできない狭い廊下を何度か回った。火事がおこったときはどうなるのだろうかと不安になったが、いまさらどうしようもなかった。ポルトガルに来て以来泊まったホテルとは格差があるが、たまには安宿もいいものだ。

 左  狭い部屋で、扇風機があるが、エアコンも使えた。ネットはフロントの前だけで可能だった。

イワシを食べて街歩き

 
 上左  街歩きの前に遅めの昼食をとった。宿に近いレストラン「アデガ・ノルテーナ」へ。

 上右  カジュアルな雰囲気の店内。定食のワシの塩焼きを注文。こういう店でイワシを食べられるのがポルトガルのいいところ。

 左  ワインもついているのだが、量はさほど多くない。少しずつ、大切に飲んだ。

 

 野菜のスープも定食についていた。
 そして、いよいよイワシがやってきた。やや小ぶりだが5尾ついている。ほどよい塩味で美味しく仕上がっている。
 
 上左  カルモ教会。ここには人骨堂があり、この教会のみどころになっているのだが、この日は日曜で13時までで閉鎖。入れなかった。

 上右  ドン・フランシスコ・ゴメス広場。高さ15mのオベリスクが建っている。

 左  マリーナ。

 アルコ・ダ・ヴィラ。”市の門”の意味でこの門をくぐると旧市街である。
 旧市街の広場に面してカテドラルがある。日曜日はカテドラルが開いておらず、入れなかった。

 旧市街を抜けると、ラグーンが広がり、ラグーンに沿って線路がある。ちょうど列車がやってきた。

 ラグーンは思ったよりも大きく、ボートが行きかっている。
 再び旧市街にもどり、考古学博物館に入った。かつて修道院だった建物を使っていて、画像はその中庭。
 
 宿に戻ろうと歩いていたら、ブラジル国旗が見えてきた。ブラジル領事館だ。ファーロにブラジル領事館があるとは思ってもみなかった。
 可愛いお菓子を発見。この店で、飲物や翌朝の朝食のためのパンなどを買った。

カタプラーナ

  いったん宿に戻って休んでいたが、夕食前っ暗くなる前に塩田を見ておこうと思い出かけた。

 線路を越えてさらに海側に行ってみると、ラグーンが干上がっているような感じのところがあった。それが塩田であった。

 こちたはさらに水が少ない塩田。
 やがてラグーンの向こう側が夕焼けでオレンジ色になった。
 すぐにあたりは暗くなっていった。
 宿に近いレストラン「ソル・エ・ジャルディン」にやってきた。
 外側から見ただけではわかならなかったが、内部がとても大きなレストランであった。
 飲物はハーフボトルの白ワインにした。
 前菜としていろいろ持ってこられたので、コロッケとオリーブだけをいただき、ハムとチーズの皿は下げてもらった。パンはいただいた。
 注文したのはカタプラーナ。メニューにはメイア・ドーセの値段が書かれていなかったのだが、聞いてみたらメイア・ドーセでできるとのことだった。

 シーフードのカタプラーナを注文した。やがて鍋をさかさまにしたような状態でカタプラーナが運ばれてきた。これがカタプラーナ用の丸鍋か。鍋ごと持ってきてくれてよかった。

 鍋をとるとこのような状態。これが、シーフードのカタ プラーナ。予想以上にいろいろな具が入っていて美味しい。味付けはトマト味。

 下左  デザート。

 下右  コーヒー。

 カタプラーナはとても美味しく満腹になった。宿に戻って1日を終えた。