日目 モンセラット訪問とモンタネールの建築

 

 

 6時ごろに目覚めたのだが、まだ外はまっ暗だ。経度的には、世界標準時を採用してよいはずのところ、1時間早い欧州標準時を使い、さらにサマータイムで1時間早めているためだ。

 朝食はビュフェ式。オレンジが丸ごと1個。いや2個でもいいのだが、、小ぶりのフルーツは丸ごと食べるのが気分がいい。皮はあまり固くなくて、半分にナイフできった後は、手でむいて食べられた。
 

 昨夜は深夜のホテル到着だったので、ホテルの外観を見るのは初めて。外観もまた質素ながらきれいなホテルだ。

 ホテル出発は7時30分。まずは地下鉄3号線のムンデット駅に向かう。昨夜は真っ暗で全然わからなかった景色がわかった。

 周囲はかなり緑が多く、空気もきれいな感じだ。バルセロナ大学のスポーツ施設が集まっているエリアのようだ。

 左は、駅への道路。このまま進むと大通りがあって、右折して少し歩くと駅がある。

 

 

 

 

   右は、地下ホームに降りたところ。ホームの端で、列車の後ろの方の状態を確認するためのミラーなどがたっている。

 

 エスパーニャ駅で地下鉄を下車。

 上は、スペイン広場。

 左は、広場のそばにある闘牛場。闘牛も見てみたいなぁ。

 ここでカタルーニャ鉄道に乗り換えて、モンセラットに向かうわけだが、カタルーニャ鉄道の駅も地下にあって、しかも地下鉄とは短い通路で駅どおしがつながっているのだ。だからわざわざ地上にでる必要なかった。でも、広場の画像が撮れたからよかったけど。

 
 地上にあがったけど、左の画像にあるエレベータで再度、地下の駅へ。

 

 

 

 

  地下にあるカタルーニャ鉄道の駅。この列車に乗ってモンセラットに向かった。

 左 車内の様子。

 

  

 

 

 

 右 登山電車に乗り換える駅。

 左 登山電車に乗り込む。

 

 

 

 

 

 

 右 モンセラット駅に到着した登山電車。

 左 駅を出てすぐのところ。修道院が目の前にある。

 

 

 

 

 

 

 右 修道院の前の広場。

 

 

 

 

 

 

 

 上 独特の形をした岩山。

 右 教会の入口。中に入ると、正面の上の方に黒いマリア像がある。これがとても人気があるのだが、入った時にはミサが行われていて、前まで行くことができなかった。

 ミサの様子。これだけの人たちが山上に上がっていたとは驚きだ。

 正面の上部に黒いマリア像があるのだが、なんとなくそれらしきものがわかるだろうか。

 左 上に上がるケーブルカー。

 

 

 

 

 

 右 山上から。岩の多い山。

 山上から修道院を見下ろした様子。深い谷に建てられた修道院だということが上から眺めるとよくわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 上 下へ下がるケーブルカー。

 右 下に下がったところの駅。上に修道院が見える。

 左 ロープウェイ。

 下 さらに下がるとモニュメントが道端にいくつか。黒いマリア像の見つかった洞窟もあるが、途中で断念。 

 ロープウェイを利用した場合、左の画像のところから出発する。そのそばを鉄道が通っている。

 ロープウェイを使う場合は、登山電車に乗り換える駅の1駅手前の駅で下車する。行きはロープウェイ、帰りは登山電車というのも面白ろそうだったが、混雑していた場合に困ると思って、やめておいた。

 ケーブルカーで再び上に戻ったあと、登山電車で下山した。登山電車もかなりの勾配のところを走る。

 

 

 

 

 

 登山電車で下山し終わり、カタルーニャ鉄道に乗り換える。そして終点までお休み。

 (7)カタルーニャ音楽堂

 14時30分ごろ、カタルーニャ鉄道でエスパーニャまで戻った。このあとはバルセロナ市内の観光。まずは地下鉄3号線でカタルーニャ駅へ。少々、道に迷ったがカタルーニャ音楽堂に到着。

 

 

 

 

 

 市街地に建っているので、全景の撮影は無理。

 ここは、モンタネールの手による建築だ。ここと同じくモンタネールの建築であるサン・パウ病院は、ガウディの建築とは別に世界遺産となっている。

 この音楽堂の見学はできるのだが、到着した時にはすでに入口が閉じられ、最後の見学ツアーに紛れ込んでってという思惑ははずれた。

 ガラス越しに見えた内部は奇妙な装飾が施されていた。機会があれば、内部の見学のため、またやってきたい。

 地下鉄3号線から5号線にディアゴナル駅で乗り換えたのだが、連絡通路が工事中のため、地上を歩いての連絡であった。

 (8)サン・パウ病院

 地下鉄5号線にサン・パウ病院という駅があり、5分で着いた。ここもモンタネールの建築によるものだ。

 正面玄関がわからず、救急車が入っていく入口から中に入った。

 入ってから気づいたのは、病院内には数々の建物があり、その大半がユニークなものであること。広い病院内を時間をかけ回った。

 医者や患者も歩いている中をざっと見て回るのに1時間近くかかった。入院はしたくないけど、するならこんなところがいいなと思った。

 建物の中には入っていないのだが、中はどうなのか気になるところだ。中もユニークなのかもしれないが、それでは治療をするのには向いていないかもしれないし。

 左の建物はひときわ立派な感じで病院の管理部門なのだろうか。 

 

 

 

 

 

 

 

 これらが病院とは、言われなかったらわからないだろう。

 再び地下鉄5号線と3号線を乗り継いでモンジュイックに向かった。

 

 

 

 

 

 パラ・レル駅では構内で地下鉄と地下ケーブルカーを乗り継げるようになっている。 

 パラ・レル駅からは地下のケーブルカー。ホームに傾斜があるのがわかるだろうか。ケーブルカーには自転車の持ち込みもできる。

 

 

 

 

 モンジュイックからはロープウェイに乗り換えて、さらに上がる。

 ロープウェイを下りると目の前にモンジュイック城がある。

 

 

  

 

 

 海がきれいだ。バルセロナに来てはじめて見た海だ。

 市街地がよく見える。サグラダ・ファミリアはひときわ目立っている。

 すでに19時。でもまだあかるく、昼間のようだ。

 ここには軍事博物館もあって、入ろうと思って丘に上がったのだ。でも19時ということで、とりやめた。単に遅いというのじゃなく、このあとまだコロンブスに出会って、それから夕食だが、レストランの開きはじめる時間に行って、並ばずに入店したいからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 ロープウェイ、地下ケーブルカー、地下鉄を乗り継いで、ドラセサス駅へ。

 そして、すこし歩くと、念願のコロンブスに対面。この塔は1888年に造られたもので、中にもはいれるとのことだったが、先を急ぐため入らなかった。

 

 バルセロナ港。右の方にロープウェイが写っている。

 このロープウェイで対岸のバルセロネータに渡り、そこで食事をしようと考えていた。でも、20時を回り、その作戦はあきらめた。

 バルセロネータはバルセロナ発祥の地でもあるので、最近はかなり変わったらしいがぜひ機会を見つけて訪問したい。

 入ったレストランは「ラス・キンザ・ニッツ」で開店前でも列ができていた。

 飲み物はまずサンミゲルビール。これは料理がくる前に飲んでしまった。

 次に赤ワインを注文した。

 この日は昼食抜きで、朝から12時間以上動き回ったので、ゆっくりできるのがとてもうれしい。

 煮込んだナス、タマネギ、トマトなどを固めてある料理。

 超ヘルシーなものだが、昼食抜きの身にとっては、ちょっと物足らなかった。その分、パンはたくさんいただいたけど。

 豚肉をオリーブオイルで焼いたような料理。

 こちらもあっさり系だった。もう一品と考えたけど、なかなかお高い店だったのでこれだけにしておいた(涙)

 このあと、リセウから地下鉄3号線でムンデットのホテルへ。再び暗いホテルへの道を歩き、帰ったのは23時。