1日目 4つの便を乗継いでマラガへ
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いよいよアンダルシアの旅のスタート。1日目は伊丹からマラガまで、成田、フランクフルト、マドリードで4機の飛行機を乗り継いで、24時間かけて向かう。 まず、伊丹から成田のJL3002。これは国際線用の機材で成田からロンドン行きになる便である。成田乗継で出発する場合には、この便を利用することが一番多い。この日はたまたま、one worldの文字が入った特別塗装の機材。この塗装の機材は国際線、国内線に1機づつあるらしく、見かけることはよくあったが、乗るのははじめて。 |
伊丹で荷物はマラガまでスルーで運ぶようにしてもらえたが、搭乗券はフランクフルトまで。フランクフルトでイベリア航空の分は発券してもらわなければならないようだ。 チェックインのさい、クラスJという点ではかわらないが、予約していた国際線エクゼクティブクラスの席から、国際線ファートクラスの席に変えてもらえた。 伊丹・成田便で国際線ファーストクラスの席に座れたのは2度目で、座れるだけでワクワクする。 |
左は、席を水平にした状態。この状態で寝て入られたのは10分くらいだったが、とてもラクチンだった。 足元の靴箱に靴を入れ、機内誌やヘッドホンを収納されているところから引き出してみた。ただし、個人用モニターをどう出すのだろうかと試していたら。モニターはお使いになれませんと言われてしまった。 それで、前方のモニターでNHKニュースを見たのだが、小さくて見づらかった。 |
席はファーストクラスだが、あくまでクラスJ。クラスJのお菓子と飲物が出される。伊丹・羽田はクラスJの茶菓はないが、伊丹・成田は茶菓が出る。 成田到着後は、内際乗継通路を通り、出国手続も簡単にすませることができ、国際線エリアへ。
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次に搭乗するJL407 フランクフルト行きの搭乗時刻までまだ2時間ほどあり、JALファーストクラスラウンジで休憩した。上の階は閉まっていることも多いようだが、この日は開いていたので上の階へ。 まずは、ここで朝食をとるために、朝食をとらずに出てきたので、遅めの朝食。上の階の特徴は寿司があること。 しばらく休憩後、そろそろカレーが出来上がっただろうと、下の階に移動。 |
このカレーはこのラウンジの名物で、ここではカレーを楽しみにしている。カレーを普通に入れると、牛肉がたくさん入るのもうれしい。 ほかにも食べたいものがあるが、もうすぐ搭乗ですぐに機内食なので、食欲は抑えて休憩。そうこうしているうちに搭乗時刻が近づいてきたが、ネットをやったりして、ちょっとグダグダしてしまった。 |
ゲートにやってくると、搭乗の最終案内をやっていて、ほぼ全員の客がすでに搭乗し終わっていた。こういうことはめったにないが、気をつけよう。 この便は、事前にエクゼクティブクラスにアップグレードしておいた。自分が予約していた席は隣に客がいたのだが、すぐ近くに2席空席が並んでいる席があり、CAさんに席を代わってよいか尋ねた。空席で代わってもよいということで、席を代わった。普通なら座らない窓側に座った。 |
水平飛行に入り、ウェルカムドリンク。普通ならシャンパンにするのだが、この日はすでに、ラウンジでシャンパンやビールをいただいていたので、オレンジジュースした。 左のような画像は、普段は横の席に客がいるので撮影できないが、この日は隣に誰もいなので撮影できた。 画像からわかるように、この日は3分の2くらいの搭乗率。少しすいているなって感じだ。 |
いよいよ食事となった。まずは、飲物とおつまみ。飲物は山梨産の白ワインにした。ワインは注いでくれるのがうれしい。
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おつまみは、ツナのマリネと茄子のテリーヌ、鶏とマッシュルームのパテ。 |
洋食を選択。洋食にした場合は、メインディッシュはたいていステーキにするのだが、この日は、カレーで肉をたくさん食べていたので、カロリーの少ない魚にした。 左は、サラダとパン。パンは食べなかった。 |
メインディッシュの魚は、ヒウチ鯛の蒸煮。確かに低カロリーではあるが、ちょっとあっさりしすぎていて、食べてから、やはりステーキのほうがおいしかったかなって感じだった。 |
デザートは、ストロベリーパンナコッタにマンゴー。 食後は、ビデオを見たり、いねむったりしてすごした。
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今回のシートは、茶色いシートのシェルフラットネオ。これは初めての利用で、灰色のシェルフラトシートを改良したもののようだ。 隣の席に客がいないので座席の写真も簡単に撮れた。 |
珍しく窓側に座ったので、窓の外の風景を楽しむことができた。今回は、はじめてシベリアで河川が蛇行して流れている様子や一面に沼が点在する湿地帯を確かめられた。 このような風景のところを1時間以上にわたって飛んだ。 ウラル山脈も越えた。この山脈は侵食がすすみ、なだらかなのだが、一番北の部分は、かなり急傾斜になっていた。 |
欧州線などでは、2食目の食事は好きなときに好きなものを選べる仕組みになっている。 今回は少し軽めに、ビーフシチューとサンドイッチということにした。飲物はスカイタイム。 |
アイスクリームとコーヒー。 あとは順調に飛んで、定刻より少し早くフランクフルトに到着。 |
フランクフルトでは、まずイベリア航空のカウンターに行って、搭乗券を発券してもらう。エコノミークラスのラインは長い行列ができていたが、ビジネスクラスは1人待っただけ。 今回は、フランクフルト・マドリード・マラガとビジネスクラスで特典航空券をとった。欧州内の便は、ビジネスクラスとはいっても、席はエコノミークラスと変わらないので、ビジネスクラスはもったいないと思ったのだが、エコノミークラスでは特典がとれなかったのでやむを得ない。 |
フランクフルトでは、シェンゲン協定国に入るので、入国審査を受ける。そのため、移動距離が結構長い。乗継時間は2時間あったが、チェックインと入国審査のための移動で時間をとられた。 ようやく、イベリアl航空のラウンジを見つけ、休憩。イベリア航空が独自のラウンジをフランクフルトに持っているとは思わなかった。ただし、小さなラウンジだ。ビジネスクラスの客数は少なく、ラウンジ利用者も少ないので、食べるのは少しだけにしておいた。 |
次に搭乗するのはIB3503。19時20分発のはずなのだが、搭乗時刻になっても、まだ搭乗がはじまらない。 これは困った。マドリードではマラガ行きとの接続時間が55分しかないというのに。短い時間だが、予約が受け付けられたということは、最低接続時分は満たしているのだろうけど。 優先搭乗の案内がうまくされていない。だからどのタイミングで優先搭乗するか困った。 |
結局、40分ほど遅れて出発した。 イベリア航空は、エコノミークラスでは、長距離線を除いて、飲食物を有料にしている。さすがに、ビジネスクラスは飲物と機内食が無料で供せられるのでよかった。 機内に入ると、やはり席はエコノミークラスと同じ席。ただし、3列席だと、真中の1席は誰も座らない。その席は、食事の時に、両側の客が飲物を置くテーブルが利用される。 |
食事は、サーモンかチキンかが選択になっていて、サーモンを選んだ。メインディッシュとサラダが同じ皿にのっている。チーズとデザートのムースが別皿にのっている。 飲物はシャンパン。自分は窓側に座っていたが、通路側の客と真ん中の席のテーブルを共同で使っているのがわかる。 |
マドリードのバラハス空港到着は30分遅れ。そのためマラガ行きとの接続時分は25分しかない状態。すでに、マラガ行きはラストコールと表示されていた。 ターミナルは同じなのだが、同じターミナル間でも、事実上はターミナル間の移動なみに、トレインで移動しなければならなかった。 マラガ行きのゲートにようやくたどり着いたのだが、すでにゲートは閉まっていて、すぐには搭乗させてもらえなかった。ゲートの係員が乗務員と連絡をとったりして、その後に搭乗できた。 |
搭乗便は、IB228 マラガ行き。少し遅れて23時ごろに出発。夜行便でもないのに、こんなに遅く出発するのは初めて。空港内もガランとしていた。 人間がぎりぎり搭乗できるような状況だったので、おそらく荷物はマラガ空港で出てこず、ロストバゲージになるだろうなと思った。 機内もガラガラだった。急いで乗り込むと、待っていましたかのように、即出発。
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飛行時間は1時間にも満たない便だが、簡単なものだが機内食が出る。 サンドイッチと飲物。飲物は赤ワインにした。 まもなく降下となり、0時ごろにマラガ到着。 |
マラガ空港では、おそらく荷物が出てこないだろうなと予想していたが、やはりその通りになった。空港内のイベリア航空のロストバゲージのカウンターへ行った。 翌日のホテルはロンダなので、ロンダのホテル、まで届けてくれるという。ロンダのホテルの住所も伝えた。万一、ロンダのホテルに届けられない場合は、その翌日に泊る予定のアルヘシラスのホテルに届けるということで、アルヘシラスのホテルも住所を伝えた。あと、荷物の形や色を伝えた。 |
空港からはタクシーでホテルに向かった。夜間料金も入れて20ユーロ札で、わずかにおつりがあった程度。帰りのときは、空港駅まで電車にしたが、わずか1.5ユーロだった。ホテルに着くと、すでに1時前。 ホテルは、シルケン・プエルタ・マラガ。駅まで200mほどしか離れていないなどを評価して選んだ。もちろんネットの接続は無料。(ホテルの画像は翌日朝に撮影。) |
室内もきれいで、広かった。風呂に入って、ネットを少ししたら、もう2時を回っている。 翌日は10時にロンダ行きのバスがあることがわかっているので、ゆっくりできる。 長い1日がやっと終了。飛行機で移動しただけであるが、ロストバゲージがあって、かなり疲れた。 |
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