1日目  台 北

 

  連休中のため、混んでいるはずだと思って、早めに関西空港にやってきたが、どうも、すいているようだ。セキュリティチェック、出国審査場ともガラガラ。今回は、13時30分発の便に搭乗するのだが、午前中と夕方という出国便のピークを外れているため、連休中とはいえ、すいているのだろう。

  今回、関西空港では、楽しいイベントを予定している。本サイトをリンクしていただいているハシムさんと、34番と35番の出発ゲートの中間付近で落ち合うことになっているのだ。

  自分のゲートは34番で日本アジア航空の台北行き、酷暑のインドに出発予定のハシムさんは35番ゲートで エア・インディアのムンバイ行き、しかも自分の便とハシムさんの便の出発時間の違いは30分(ハシムさんの便は出発が15分繰り上がり、違いは15分になった)だということがわかったので、2つの出発ゲートの中間で待ち合わせとしたのだ。だが、2つのゲートの間にはトイレなどがあり、中間で待ちにくかった。

  12時30分に待ち合わせ。初めての出会いだが、事前に顔を確認しあっていて、簡単にわかった。それに、初めてお会いするという緊張感はなく、何度もお会いしているような感じでリラックスしてお話できた。かなり以前から、ネット上でおつきあいしていただいていたからだろう。40分間ほどであったが、お互いの旅の予定や、今後の計画、サイトの運営の工夫など、交流しあうことができた。

  やがて、搭乗開始。 話している最中に、搭乗案内があり、残念ながら、短時間のミニオフも終了。ハシムさんと再会を約束して、乗り込む。15分後にはハシムさんも搭乗 のはずだ。  

 

  

 

 

  今回は、初の2階席。今回は、事前座席予約で2階席がとれることがわかりおさえておいた。片側3人で十数列あったのだが、こじんまりとしていて落ち着ける。

  毎度ながら、機内食はなぜか、親会社のJALよりレベルが高い日亜航空。機内誌も台湾のことが中心に編集されているので、旅の雰囲気を盛り上げてくれる。

  台北・中正空港には、15時過ぎ到着。出国手続き、両替をして、すぐに台北駅行きの国光客運のバス乗場に急いだ。 何度かの訪台で手順にも慣れた。

  バスの中では、台湾でのコースの検討。阿里山の森林鉄路とホテル、最終日の台北のホテルを予約してある以外は自由にコースが組める。この日、夜行列車で高雄に向かうことなどを最終決断した。

 

    

  台北駅到着後、真っ先に切符売場に向かい、夜の列車の切符を確保した。時刻表も手に入れた。

  時刻は17時。そろそろ夕食時だが、台北では有名な猫茶店で夕食をとることにした。なぜか、台北には、猫が飼われている喫茶店が何軒もあるのだ。

 

  いまや台北にはたくさんある猫茶店のなかでも、最初に出現したのが、MRT芝山駅そばの猫花園。今回は、そこに向かってみた。駅そばというのは事前に調べていたが、どの方向かはわからず、10分ほど歩き回った。

 

 

   

  実は、改札口からほんの目と鼻の先だった、、改札口から向かう方角がわからず、別の方角を探していたのだ。あとでホームから見たら、ホームからも店が見えた。

 

 

  店に入ると猫たちがお出迎え。たくさんの猫がいったりきたり。しっかりしつけられているようで、いたずらはせずにおとなしくしている。

 

 

  

  食事として魚フライのセットメニューを注文。画像のほか、飲み物がついている。食事しながら、猫と遊んでいたら1時間ほどがまたたく間に過ぎていった。

 

 

  猫花園を出た後、MRTで士林夜市に向かった。夜市では、もう食事をする気にはならず、店を見て回っただけ。

  このあと、台北駅まで戻ったが、夜行列車の出発まで、まだまだ時間がある。駅近くの繁華街の書店で本を見たりして、時間つぶし。

 

  22時ごろからは駅で列車待ち。23時ごろに改札を入り、ホームで待った。夜行列車の種別は「莒光」(きょっこう)。「自強」に次ぐランクの列車だ。

  列車がホームに入る。前回の旅行時に乗車した「自強」よりは古いタイプの車両だ。

 

 

 

  夜行列車とはいえ、寝台車はないし、室内灯を暗くしたりしないから、通常の列車が夜中に走っているという感じだ。高速鉄道の開業後は、残されるかどうかわからないので、この機会に乗っておくことにしたのだ。でも6時間30分ほどの乗車は長い。

 

 

 

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