日 目  初の高雄からの帰国

高雄街歩き

 宿の朝食は7時からなので、前日はパスしたが、この日は食べてみた。サンドイッチとサラダで、量的にものたらないうえ、サービスに時間がかかりすぎ。朝食後、チェックアウト。

 下左  この日は、自分にとってはじめて高雄からの帰国で、13時前に高雄小港機場に着けばよく、ゆっくりと街歩きすることにする。宿から旗津行きのフェリー乗場まで散歩することにした。まずは、運河沿いに歩く。

 今回の旅ではガイドブックを忘れてしまったし、現地で中国語のガイドブックを買うこともできなかった。ネットでもこれといって今まで行ったことがない行先を見つけられなかった。そこですでに知っているところへ、”ぶらぶら歩いて”行くことにしたわけだ。

 下右  新年の祝辞を書いた赤い紙があちこちの民家の軒先に貼られている。

  上左  運河に沿う道にはあちこちにこのようなものが。運河に落ちた人を救助する道具が入っているのかな。

 上右  三鳳宮。道教の廟で、とくに大きなところだ。

 左  参拝者がたくさんいたが、その中で青軍団がひときわめだっていた。何の団体なのだろうか。

 さらに歩くと、愛河に出た。川沿いの公園でしばらく休憩。

 下左  高雄市立歴史博物館は工事中。

 下右  さらに歩くとテントのあと片づけなどをやっている。正月だけの屋台でもあったのだろうか。そのエリアの入口には招き猫風の猫がいる。

 上左  塩田あとの公園。昔、塩田があったところなので、地面のコンクリートの境目を塩田風にしてあるらしい。

 上右  高雄港の入口。門の題字は高雄港。

 左  駁二芸術特区。古い倉庫群が展示場として使われている。

 
 かつての高雄港站のあと。広い線路群のあとは、ところどころに芸術作品がおかれている。

 下左  車両がおかれているエリアもある。蒸気機関車も2台保存されている。

 下右  高雄港站のプラットホームの跡。

 上左  旗津フェリー乗り場。時間があれば旗津に渡ろうかと思っていたが、渡るには時間不足。

 上右  フェリー乗り場の近くには大型のかき氷を食べさせる店が何軒かあった。その1つに入店。

 左  いちごがいっぱいのカキ氷を食べてみた。

 このあと、地下鉄の西子湾から美麗島乗り換えで高雄国際機場へ。

高雄からの帰国便はディレイ

 いよいよ帰国。今回はピーチの高雄発関西行きで帰国する。ピーチの高雄便は運航を開始してから半月ほどたったばかり。運航開始早々の利用で楽しみにしていたのだが、、

 地下鉄を高雄国際機場でおりて、空港に向かう。地下鉄のコンコースに出発便の案内があったので見たのだが、なんとピーチ関西行はディレイ。

 上左  いきなり冷水を浴びせられた感じで、空港に向かう。出国ロビーに向かうエレベータ。

 上右  エレベータを降りて左に行くと国際線。右に行けば国内線。

 左  ピーチも高雄ではカウンターでチェックイン。高雄の場合はエバー航空がカウンター業務をおこなっていた。

 表示をよくみると、出発が17時30分になるということだ。本来は14時55分なので2時間35分遅れだ。

 チェックインがおこなわれているから帰国は問題ないだろう。心配なのは帰国できても帰宅できないかもしれないこと。きっちり17時30分に出発できれば問題ないが、さらに1時間遅れると帰宅できない。

 搭乗券とともに渡されたのは、200元のミールクーポン。ピーチはLCCとはいえ、遅延時の対応などはできる範囲でしっかりやっているって感じで好感がもてる。

 保安検査、出国審査のあと、すぐにレストランを探し た。160元のセットメニューと別に機内で飲むためのジュース40元をミールクーポンで購入。きっちりクーポンを使うことができた。

 下左  食事をし終わっても、まだ14時。搭乗時刻までまだ3時間少々ある。モア・プレミアム・ラウンジですごすことにする。

 このラウンジはダイナースカードの特典で入室した。自分の場合、ワンワールドとスターアライアンスの航空会社を利用する場合は航空会社の資格でラウンジを使えるが、スカイチームやLCCなどでは使えない。今回のようにイレギュラーで長時間待つ場合を考えると、ダイナースカードに入会しておいてよかったと思った。入会時には年会費などを考えてかなり悩んだのだが。

 上右  ラウンジに来る前に食事をしてきたので、しばらくは飲み物だけいただいた。1時間少ししてからヌードルバーで湯麺をつくってもらった。乾麺つまり焼きそばもできるようだ。

 左  おでんもあったので、少しつまんでみた。

 WiFiは問題なく使え、関西空港のホームページを調べたら、高雄行きのピーチは関西空港を14時30分(台湾時間13時30分)に出発した。これで一安心。あとは高雄を変更時刻の17時30分に出発できるかどうかだ。

 搭乗時刻が17時5分であったので、17時にラウンジを出て搭乗ゲートに向かった。

 その途中でちょうど関西空港からピーチが到着したところを見ることができた。画像は滑走路からボーディングブリッジに向かう途中のピーチ機。

 この分だと搭乗は17時20分くらいで、出発は17時50分くらいになるかもしれない。遅れれば帰宅できない危険があるので気が気でなかった。

 搭乗ゲートに向かうと、登機=搭乗が17時30分になっていた。しばらくゲート付近でぶらぶらしながら待った。

 17時15分くらいに行列ができはじめたので、並んで待った。ピーチでの搭乗順はいろいろな方法を体験してきたが、今回はABC列を入れてしまってから、あとでDEF列のようだ。自分はC列なので最初に搭乗だ。17時25分くらいに搭乗開始。

 上左  結局17時55分くらいに離陸。3時間遅れだ。水平飛行になって、機内販売開始。夕食の機内食を買う。おつまみつきのビール。

 上右  ラビオリ。温めるのに15分かかった。その間、ビールをゆっくり飲んで待つ。

 左  ピーチ・アイスミルク。細かな桃のつぶが入っているのが特徴だ。ラビオリとアイスミルクは売り切りセールということで3割引。LCCの機内食で割引をしているとは思いもよらなかった。その日 、その飛行機は運航する最終便だけセールをしているのだろう。

 関西空港へは定刻より3時間弱遅れて到着。なんとか帰宅できたが、あと30分さらに遅れていれば帰宅できないところだった。LCCで夜に帰国する場合は要注意だ。LCCで帰国する場合は早い便のほうがいいと実感した。

 とはいえ、ピーチの高雄便は台湾南部に行くときに便利なので、また利用したい。高雄便はこの1往復だけなので、また遅れてヒヤヒヤさせられるのはゴメンだが。

 

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