1 日 目 台 南 へ
ピーチで高雄へ |
今回はピーチ利用なので、関空第2ターミナルへ。50分前までに搭乗手続が必要なので、1時間30分前をメドに空港にやってきた。機械でのチェックイン。毎回、台湾へはリュック1つで行くので、荷物を預ける必要はない。 |
保安検査場、出国検査場ともほとんど待たなかった。出国検査場を出たら、そこは待合室。 30分ほど待つと搭乗が始まった。今回はゴールデンウィークとあって、日本人が圧倒的に多い。前回はほとんどが台湾人だったのとかなり違う。 |
搭乗順序は窓側の客から始まり、ある程度進むとすべての客となった。99番ゲートのところで、パスポートと搭乗券の検査があり、歩いてタラップへ向かう。 |
離陸後、まず台湾の入国カードが配られ、そのあとで機内食の販売。今回は、モダン焼きのアルコールセット。 スーパードライの缶は、桜と鮮やかなピンクの限定版。 |
ピーチの機内食でお好み焼きを食べたことがあるが、今回はお好み焼きのかわりにモダン焼きが販売されていた。それで今回はモダン焼きにした。 |
焼きそばがきっちり入っていて、モダン焼きだとわかる。 フライトマップなしで3時間はちょっとつらい。どこを飛んでいるかはっきりわからないとつまらない。 |
トイレへ行って、仕事を済ませたあと前を見ると思わず笑かされてしまった。 「吸ったらあかん!」 大阪弁での禁煙表示。ピーチはこの便で8回目の搭乗で、トイレも何度か使っている。でも、この表示には気づかなかった。 ピーチは大阪の会社ということを前面に出していて、降機前のあいさつで、「おおきに!」と言っているし、機内食では、タコ焼きやお好み焼など大阪もんを出しているが、こんなところにも大阪色を出していたとは、、、 |
台南へ |
高雄小港空港では、まずSIMを購入。桃園空港だと3社のブースがあるが、高雄小港空港の場合は中華電信に限られる。5日間用300元のものにした。パスポートを見せる必要があり、支払いは現金のみ。作業はすべてしてもらえるので楽だ。 |
そのあと、地下鉄駅へ。空港ターミナルから5、6分でホームにたどりつける。 |
20分ほどで台鉄高雄車站に到着。 下左 乗車しようと思っていた列車は14時30分発の自強。すでに発車の10分前を切っていたので、大急ぎで自動券売機で指定券を購入。「對號」(座席指定列車)用の券売機を使うのは初めてだったが、難なく切符を買えた。 下右 券売機で買った切符。 |
高雄付近の台鉄は地下化工事が進められている。高雄站の地上ホームを見られるのもあとわずかだ。 下左 乗車した自強。 下右 車内はすいていた。 |
台南に到着。 |
5か月ぶりに対面した台南の駅舎。 |
今回の旅では、台南の郊外に足を延ばす計画をしている。台南駅前のターミナルから各地へのバスがでている。ここで1時間ほど時刻表を見て、明日、明後日の移動のスケジュールを考えた。 |
今回のホテルは台南站から徒歩10分ほどの首相大飯店。 雑居ビルの1階はフロントと朝食用のレストランになっている。フロント横のエレベータに乗ると、1階と7階、8階に停車する。ビルの7、8階がホテルの客室のようだ。 |
7階の自室へ。かなり古い感じだが、清掃はきちんとされている。1時間ほど休憩しながら、ネットを利用した。 |
小吃を外帯 |
首相大飯店の早餐券(朝食券)。チェックインの際に、2枚渡されて、毎日2枚づつあるといわれた。朝食を2回食べてもいいし、1枚を冷蔵庫の飲物2本と交換してもよいし、2枚を飲物4本と交換してもよいとのことだ。2人部屋に1人で泊まった時に、朝食券が2枚渡されたことは、これまでも台湾や中国で何度かあった。でも1枚は捨てていた。一方、冷蔵庫の飲物と交換できるっていうのは初めてだ。 それで、この日は1枚を朝食に、1枚をビール2本にあてることにした。ただ、つまみなしでビール2本はちょっとつらいので、夕食用に小吃を外帯(テイクアウト)し、部屋でビールのつまみとして食べることにした。 |
最初に向ったのは、水仙宮米[米羊]。店の看板がないとガイドブックに書いてあったが、確かに看板がない。きっとこのこの店なのだろう。 ここで、(1)米[米羊]と(2)四神湯を外帯した。 |
米 |
次にやってきたのは、合豊排骨飯。もともと隣の焼肉飯の店にやってきたのだが、店内が合体しているような感じで、いつの間にか排骨飯の店のほうにやってきていた。 |
そして、前市長が推薦とかいうポスターを見ていたら、こちらで食べたくなり、店を替えた。この店での一番人気のメニューらしい(3)招牌飯を注文。 |
最後に、牙歯肉圓へ。肉圓の店はあちこちにあるのだが、牙歯((動物の)きば)というネーミングが面白く、この店で(4)肉圓を買った。 |
ホテルに戻り、買ってきた小吃を並べて部屋で夕食。冷蔵庫から、朝食券で飲むビールを取り出した。 下左 米[米羊]。もち米を炊いてチマキに似た食感。具はチマキほど多くなく、上にデンプやキュウリの漬物が載せられている。 |
上 四神湯。4種の薬膳のスープで具は豚の腸。独特の味がなじめず、これは半分以上捨ててしまった。 |
招牌飯。豚肉と鶏肉の煮たものが両方載っているご飯のようだ。ほかに漬物2種類も。ご飯が多くて、ご飯を少し残した。 |
招牌飯には、味噌汁とサラダがついていた。サラダが卵、ハム、ドレッシングが見得るが、その下は千切りキャベツ。 |
肉圓。モチモチとした生地の中に豚肉やシイタケなどを詰めて蒸したものだ。 外帯で食事するのも、のんびりできていい。でも、冷めてしまうってことと、店の雰囲気が味わえないのが欠点。とはいえ今回は、冷蔵庫のビールの消費もあるし外帯をいろいろ試してみようと思う。 |