(4) マーリ

トルクメニスタン航空でマーリへ。
マーリの空港。
郷土博物館にて。
メルブ遺跡の出土品が見られる。
郷土博物館の前にて。
ホテルから見えたマーリ駅
シャージャハン・バザールにて。
きゅうりの漬物をどうしても持っていけ、
といわれて、5本ばかりもらって帰った。
ひっそりしたマーリの町だったが、
バザールだけは人が多かった。
メレブ遺跡
巨大オアシス都市であったが、1221年
モンゴル軍の来襲で壊滅してしまった。
10km四方くらいの広大な範囲に遺跡が
散在している。
これは、最初に目にする城壁
スルタン・サンジャール廟
セルジューク朝の最盛期を築いた
スルタン・サンジャールの廟。
外壁が5mもあり、チンギス・ハーンも
これを壊すことができなかったので、
今も残っている。
大キズカラ
メルブの代表的な遺跡。
6〜7世紀のササン朝時代にこのあたり
を支配した豪族の居城である。
もとは2階建てであったが、1階部分は
土に埋もれている。
柱のように見える部分は半円形状。
小キズカラから見た大キズカラ。
小キズカラ
エルグカラ
メルブ遺跡の中では一番古く、
紀元前6〜4世紀のアケメネス朝の
ころのもの。
グヤウルクカラ
紀元前4〜3世紀のセレウコス朝のころ
から、3〜7世紀のパルティア、ササン朝
まで商人が集まっていた。ゾロアスター教、
キリスト教、仏教の寺院もあった。
ここの仏教遺跡は最西端である。
ムハンマド・イブン・サイイド廟
12世紀の廟。この隣の丘を、転がる丘
といい、女性がこの丘を訪れ、上から横
になり転がり落ちると子供を授かると
いう。子供が生まれると女性は再び訪れ
羊をいけにえとしてささげ、その一部を
持ち帰り、残りはその場でブロフにして
皆にふるまう、という。
廟のすぐそばの民家の前にて。

 

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