4 ラ イ デ ン と デ ン・ハ ー グ |
ライデンで風車に上る |
![]() 8時にホテルをチェックアウトして路面電車で中央駅へ。この日はライデン、デン・ハーグを訪問するが、宿はロッテルダムでとっているので、切符はロッテルダムまで買った。途中下車ができるので、ライデン、デン・ハーグは途中下車することにした。自動券売機でクレジットカードを使うと手数料がいるし、かといって手数料不要のコインは持ち合わせがないので、切符を買う回数をできるだけ減らすためだ。 8時57分発のデン・ハーグ行ICに乗車。出発表示の一番下にはなんとベルリン行きが表示されている。ベルリン着は15時過ぎだ。6時間かかるのか。 |
![]() 下左 2階席に乗車。がらがらであった。 下右 35分でライデン到着。右が乗車してきたIC、左がデン・ハーグ方面のスプリンター(普通列車)。同じホームで、ICとスプリンターの乗り換えが簡単にできるようになっていて便利だ。 |
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![]() この日は宿の移動があるので荷物を持っているのだが、コインロッカーに預けて身軽になった。 |
![]() ![]() まず、風車博物館に向った。10時開館ということで、10分ほど周辺をぶらぶらした。 上 風車は6階建てで、内部には展示がある。 |
![]() ![]() 左右 下りるときには後ろ向きに下りるのを勧めていた。 |
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シーボルトハウス |
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![]() シーボルトは幕末期に出島に派遣された医師だったが、同時に日本についてのさまざまな情報を伝えた。 日本地図を持ち帰ろうとしたことでシーボルト事件がおこった。シーボルトは日本から追放になったが、さまざまなものを持ち帰り、オランダでの日本研究を代表する人物となった。 |
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![]() 上右 日本家屋の模型。多くの実物を持ち帰ったが、家屋は模型を作らせて持ち帰った。 左 九州の地図。地図はシーボルト事件の原因になったものだが、結構、多くの地図を持ち帰ったようだ。 |
![]() 写真は、ライデン駅で見かけたポスター。 |
![]() 下左 薬草の標本。 下右 中庭にあったシーボルトの像。 |
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国際司法裁判所はこの日は見学できず |
![]() 下左 デン・ハーグには中央駅とHS駅があることはガイドブックでわかっていたが、中央駅が行き止まり駅とはわからなかった。そのため、到着してびっくりしてしまった。ガイドブックの地図をよく見ればわかったはずなのだが。 下右 中央駅はデン・ハーグを起終点とする列車が発着するが、アムステルダム方面とロッテルダム方面を直通する列車は中央駅には入らず、HS駅に停車する。直通する列車を中央駅からも利用できるように中央駅とHS駅を結ぶシャトル列車も運転されている。これらのをことを理解できたのは、デン・ハーグからこの日、泊まるロッテルダムに向うときだ。それまで、よくわからなかった。中央駅とHS駅は2kmほど離れている。 |
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![]() そのあと路面電車で市内の見どころが集まっているエリアに行こうとしたが、よくわからない。市内交通の1日券を買ったときに、路面電車の系統図ももらったのだが、理解できなかった。 あとで、デン・ハーグから去るときにやっと理解できた。中央駅の国鉄ホームの上の3階部分に路面電車のホームがあるのだが気づかなかったのだ。それで地上のホーム(写真の駅舎の向って右側にある)だけを見ていたので、乗場がわからなかったのだ。 駅ビルは巨大だ。駅前広場も広い。このあと、路面電車での行き方がわからなかったため、歩いて見どころが集まる街の中心部に向った。 |
![]() 近くには、ビネンホフ(国会議事堂)、マウリッツハイス美術館といった訪問する予定の見どころも集まっている。 |
![]() すでに、中央駅から裁判所までの距離の半分ほどは歩いたのだが、残りの区間は、利用できる路面電車がわかったので、路面電車に乗車。 |
![]() ガイドブックによると、ネットで予約するか、入口近くのビジターセンターで予約が必要だということだ。本来なら、ネット予約しておくべきなのだが、何せ、この日、ライデンとデン・ハーグに行くこと自体、この日の朝に決めたばかりなので、ネット予約は無理だった。朝も予約ページを探すだけの余裕もなかった。前日までは、ユトレヒトに行こうかなとか考えていたのだ。 |
![]() 翌日なら、いくつか空きがある時間帯が残っているということだ。この日はロッテルダムに泊まる予定で、翌日は、別の街に行こうと思っていたのだが、翌日、再びデン・ハーグを訪れ、裁判所を見学することを決めた。空きがあった時間帯のうちで、一番早い時間帯であった13時を予約し、料金も払った。この日、あとの時間は、ビネンホフとマウリッツハイス美術館を見ることにしよう。 |
マウリッツハイス美術館とビネンホフ |
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![]() それで、ビネンホフの前に、マウリッツハイス美術館に行っておくことにした。こちらは予約は必要ではないが、長い列。でも、アムステルダムでのゴッホ美術館やアンネ・フランクの家などに比べれば大したことなさそうだ。30分ほど並んで入場することができた。 |
![]() フェルメールの「デルフトの眺望」。フェルメールは女性を描いたものが有名だが、これは数少ない風景画。 下左 フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。フェルメールの作品中で一番有名なものだろう。 下右 レンブラントの「自画像」。レンブラント最晩年の作品だという。 |
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![]() ビネンホフにはいくつも建物があるが、見学するのは、国会の開会式が行われる「騎士の館」とよばれる建物。ビネンホフの中央にそびえている。 |
![]() 訪問前から、オランダの首都はアムステルダムだが、実質的にはハーグが首都だと知識としては知っていた。今回、ビネンホフを訪れて、国会を見たが、地図を見ると、諸官庁や外国大使館もハーグに設置されていることもわかり、デン・ハーグが事実上、首都であることが体感できた。 |
ロッテルダムのホテルへ |
![]() 下左 地下駅で乗車。 下右 中央駅に到着。ここは中央駅の2階で、行き止まり式になった国鉄のホームの上部にある。地下から一気に上がって2階まで達するようだ。 |
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![]() 中央駅に戻ったあと、コインロッカーから荷物を取り出す。 |
![]() ![]() 中央駅の構内にあるハンバーガーショップの中に、コロッケの自動販売機があった。反対側から店員がコロッケを入れ、客がお金を入れると取り出せるという仕組みになっている。 上 試しに1個買ってみた。 |
![]() ほかに、1時間に1本、デン・ハーグHSまでのシャトル列車がり、HS駅でアムステルダム方面からロッテルダム方面に直通する列車に乗り継げるようになっている。このような事情も、ようやく飲み込めてきた。 下左 乗車したのはベルノ行きで、途中、ロッテルダム中央駅を通る。 下右 車内。 |
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![]() 駅をでて、駅前広場を渡るとロッテルダム中央駅の姿が見えてくる。独特の外観を持つ駅舎になっている。 |
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