3日目 さらばプノンペン
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朝食は市場で |
前日はホテルで朝食をとったが、そう変化もないことだろうしと考え、この日の朝食は中央市場でとることにした。 7時にホテルを出て、朝食後はさらに観光をして10時半ごろにはホテルに戻ろうと思う。12時がチェックアウトなので。 前日は閉店してしまい、入れなかった中心の大屋根の下の売場にまず向かった。だが、まだ店開きしていなかった。 |
中心の大屋根の周囲にはたくさんの売場があるのだが、そこはにぎわっていた。 魚の売場。メコン川やトンレサップ川でとれた魚なのだろうか。 |
食堂が集まっているエリアもあった。そこで朝食をとることにした。 いくつかある店のうちで、麺類の店の1つに決めた。 注文は言葉が通じないので、なかなか難しい。麺は米の麺だけのようだが、タイと同じで太さを選ばねばなならい。麺が離れた場所においてあるので、指差してもわかりにくい。それでも太い麺を指差して、なんとか通じた。 |
困難をきわめたのは具を何にするかということ。そもそも具に何があるのかわからない。そのうえ、目の前に具が置いてあるわけでもない。もう、店のおばさんまかせにするしかない。 結構、いろいろな具が入っている。これが基本なのか、サービスで多くなっているのかのも不明。豚の血を固めたようなものだけは、苦手で食べ残した。値段は4500リエル(約125円)。 下左 太麺を引上げ撮影。 下右 味は自分で調整するのだが、右下の砂糖が特徴か。 |
左 薄いパンのようなものに白米と黒米をおき、砂糖をまぶしているものを売っていた。1000リエル(約28円)。 上 さっそくいただいた。ちょっと口には合わなかった。 |
日本の援助によるトンレサップ川の橋を渡ることにしたが、歩いて30分ほどかかる。その途中、プノンペン中央駅の駅舎を見にいった。 旅行当時、カンボジアの鉄道は全列車が運休中で、このまま廃止されることもあるかもしれない状態なのだが、この駅はきれいに残されている 。入口は閉ざされているのだが、いつでも運転が再開できそうな雰囲気ではあった。 |
上左 カンボジア日本友好橋の歩道に上る階段の入口。ポルポト派の攻撃で破壊されたのだが、日本の援助で修復したので、カンボジア日本友好橋と呼ばれるようだ。 上右 橋の上。橋は全長700mだが、トンレサップ川の上の部分でいうと500m。反対側にも下りる階段があり、往復で1kmだ。 左 橋の上から見たトンレサップ川。
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橋の北側にもうひ
とつの橋を建設中であった。建設していたのは日本の会社。交通量が増えたので、2本の橋を方向別にして使うためだろう。 ゆっくり歩いて10時半にホテル着。12時のチェックアウトまで、シャワーを使ったりしてゆっくりとすごした。 |
昼食と王宮リベンジ |
チェックアウトタイムの12時寸前まで、シャワーを使ったり、荷物を整理をしていた。従業員が15分ほど前には部屋にやってきた。もうすぐチェックアウトすると伝えた。 12時の直前にチェックアウトして、荷物を預かってもらった。 まずは昼食をとる。パンケンコン・エリアにある「クメール・スリン」。パンコンケン・エリアは外国人向けの店などが多いエリアである。 |
上左 冷房は入っていなかったのだが、店内に植物が多く、気持ち涼しいという感じだった。でも、蚊などが少しいたのが難であった。 料理がでてくるのが遅かったのだが、この日に限ってはよかった。食事のあと、王宮に行くのだが、王宮は14時まで閉まっているからだ。 上右 飲物はアンコールビールの生ビール。 左 アモック・トゥレイなのだが、小分けしてそれぞれに蓋がつけてあった。 |
蓋をいったん全部取って撮影。なんだかタコ焼き器のようだ。 下左 アモック・トゥレイは雷魚のココナッツミルク蒸しらしい。酸味と辛みがきいて結構うまい。 下右 大きなおにぎりのようなご飯。 |
デザート。名前は何だったかな。 14時ごろまでゆっくりと昼食をとり、時間調整ができてよかった。 |
食後は前日に入れてもらえなかった王宮へ。独立記念塔の前を通ったが、前日とは違った道を歩いてみた。 途中、カンボジア・ベトナム友好の塔の前を通った。ベトナム軍の侵攻によりポルポト政権が倒れたのが1978年。その後、親ベトナム政権に対して、反対勢力が対抗することになり、内戦が続いた。ようやく1991年に内戦が終わり、国連の管理がはじまり、1993年にシアヌークが国王に復帰してカンボジア王国が復活した。 その後、カンボジアとベトナムは不可侵条約を結ぶのだが、それを記念して建てられた塔である。 |
いよいよ王宮に到着。中に入るとまず目に入るが即位殿。戴冠式はじめ重要な儀式が行われる。内部を除いたが、撮影禁止。 下左 宝庫。 下右 ナポレオン3世の館。フランスから移築された洋館なのだが、工事中で中はよくわからなかった。 |
王宮とシルバーパゴダは同一の入場券で入れ、一体のように扱われている。この寺で王室の仏教行事が行われるためであろう。 内部には銀のタイルが敷かれているのでシルバーパゴダというようだ。内部は撮影禁止だった。 下左 シルバーパゴダの庭と仏塔。 下右 このあと国立博物館へ。内部は撮影禁止。ホテルに戻るには早すぎたので中庭のネンチにすわり時間つぶしをした。 |
帰 国 |
18時にホテルに戻り、預けていた荷物を受け取って、レストランで休憩。 18時40分にトゥクトゥクで空港に向かう。交渉で空港発と同じ7ドルに。空港行きはもう少し安くなるかなと思ったが無理だった。 |
空港まで50分くらいかった。混雑していたので、距離のわりに時間がかかった。空港内にトゥクトゥクが乗り入れる際には、トゥクトゥク専用レーンがあったのが珍しかった。空港にトゥクトゥクが進入できるところって少ないだろうし。 |
タイ航空のビジネスクラスのカウンターはすいていて、1人待っただけでチェックインができた。 搭乗券とともに、カンボジア航空のラウンジのインビテーションカードも渡された。 |
保安検査、出国審査のあと、カンボジア航空のラウンジへ。搭乗までまだ1時間ほどある。軽くラウンジ飯をいただく。 下左 デザートもいただく。 下右 20時すぎにタイ航空バンコク行きに搭乗。 |
45分ほどの飛行時間だが、きっちりボックスミールの機内食がでる。すでにラウンジで食べているし、バンコクでもラウンジに立ち寄るので、ほんの少し口をつける程度にしていおいた。 |
バンコク着。しかし、ブリッジには横付けされず、バス連絡。 |
バスでターミナルに運ばれたあと、乗換口へ。そのあと、タイ航空のロイヤルシルクラウンジへ。ここでも軽くいただいた。 下左 TG622 の搭乗口へ。この便は伝統的にJALとのコードシェア便になっている。タイ航空がスターアライアンスに加盟する以前から続いていて、特例として認められているのだろう。 下右 搭乗開始すると、2階席に向かい階段がありジャンボだとわかった。久しぶりのジャンボだ。 |
機内。やはりジャンボは広いとつくづく思う。 |
水平飛行に入り、軽食。飲物だけいただいて、サンドイッチはパス。 |
台湾をすぎたあたりで客室内が点灯され、朝食タイム。 タイ人CAが日本語を使っていたのだが、イマイチよくわからず、機内食の内容も理解できなかった。開けてみるとお粥だった。 |
無事に関空着。プノンペン旅行も無事終了。 |
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