1998 プラハ 2日目 プラハ2日目、午前中は、プラハの北にあるテレジンに行った。ここには、ナチスドイツ占領時代の強制収容所跡がある。 バスターミナルから1時間、壁に囲まれた広い敷地を持つ建物が見えてきた。ここに違いないと思い下車。
もともとは、監獄として使われていて、サラエボ事件で、オーストリア皇太子を狙撃したプリンチベもここに囚われていた。第二次世界大戦中には、チェコで最大の強制収容所となり、14万人から16万人が送りこまれたという。
特別な展示などはほとんどなく、当時の状況をそのまま残している。ここは、アウシュヴィッツなどの絶滅収容所へ送り込まれる前の中間収容所として使われていたという。
プラハに戻ってから、今度はプラハ・スミーホフ駅発の列車で、カルルシュテインに向かった。40分ほどで到着。静かな田舎町である。
駅から城まで30分くらいかかる。城が近づいてくると上り道で、城が見えていても結構歩かされる。
14世紀にカレル4世が創建した城である。内部はガイドツアーで見学する。ちょうどグループが出発したところで、しばらく待たされた。見学は40分ほど。内部の写真撮影は禁止だった。
プラハに戻ってからは、再び旧市街広場などへ繰り出した。わずか2日の滞在なので、見たいところが多く残り、また訪問したいと思った。
3日目 プラハ本駅からウィーンへEC列車で向かう。列車は混んでいて、速度もあまり早くはなかった。
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