5日目

 

 いよいよ最終日。ホテルの朝食も飽きてきたこともあり、2日目に果たせなかった南翔饅頭店で朝食をとることにした。昼前にはすごい行列であったので、朝一番に行って席を確保することにした。

 6時にホテルを出発。あちこちで太極拳をやっている。30分ほどで豫園商城に到着。豫園商城のなかでも、太極拳をやっているグループがあった。

 

 

 

 

  南翔饅頭店の開店時間は、ガイドブックでは6時30分。店内の食堂は何箇所かあるのだが、6時30分から営業しているのは2階の船舫庁。まだ客は誰もいない。従業員は朝食中で、客には無関心のようだ。

  窓からは池の中にある湖心亭がすぐ目の前に見える。

 

 

 

  

  6時50分ごろ全部のテーブルが埋まり、そのころようやくチケットの販売がはじまる。朝のメニューは、小籠包とスープ、つけあわせのしょうがだけ。その3種類とも購入。すぐに、しょうがだけはやってきたが、小籠包とスープがやってきたのは7時10分ごろ。

 小籠包から肉汁がじゅるじゅると出てくる。小籠包は他の店でも食べたが、この店は名前が有名だけじゃなく、確かにおいしい。

 

 

 

  16個食べると満腹。ところで、テーブルのまわりには、順番待ちの客が立っているので、次の客に見下ろされながらの食事だった。

  食事が終わったのが7時30分。待っている客をおしのけて外に出た。テイクアウトはまだ営業していなかった。なんとか希望の店で食事ができて満足だ。

 

 

 

 

  豫園商城のすぐ近くにある沈香閣。ここは仏教寺院。

 

 

 

 

 

 

  付近の屋台風の店にて。今回はこういう店で食事をする機会がなかったが、次回は試してみたいものだ。

 

 

 

 

 

 

  付近の街並み。洗濯物が道をまたいで干されている。まだまだこういう光景も見られる。

 

 

 

 

 

 

  古い町並みのすぐ後ろには高層ビルが建ている。あちことで高層ビルの建築工事をやていたので、こういった古い街並みはいずれなくなるだろう。

 

 

 

 

  清真寺。イスラム寺院。アーチのところから境内に入れたが、建物の中へは入れなかった。

 

 

 

 

 

  白雲観の内部。道教の寺院で、青い服をまとっている人たちは信者か僧侶か。

 

 

 

 

 

 

  老西門の近くは、昔の雰囲気が広く残っている。いつまでこうした雰囲気は残っているだろうか。

 

 

 

 

 

 

  薄いクレープのようなものを焼き、それで何かを包んで売っている。

 

 

 

 

 

 

  文廟(孔子廟)。かなり広い境内で、近年修復ができたらしく、何かと新しい。

  このとき9時30分。徒歩でホテルに戻って、すでに整理してある荷物を持ってチェックアウト。10時20分、ホテルを出発。

 

 

 

 

 人民広場から地下鉄に乗り龍陽路で下車。地下鉄の駅ホームと並行して、リニアモータカーの乗場があった。

 運賃は値下げが続いていたようで、50元、しかも当日に飛行機に乗る客は、40元だった。それでも、乗客は少なく、席がたくさんあいていた。

 

 

  30kmほどのところを8分間で結ぶ。うち400kmを越えているのは2分ほど、なかでも最高速度の430kmで 走るのは20秒ほどであった。

 車窓を見ても400km越えている感じはあまりしない。逆にブレーキがきいて100kmくらいまでスピードが落ちてくると遅い感じがする。

 

 

 

  11時30分に空港駅着。リニアの空港駅からは長い専用通路で空港ビルに向かう。

  出国手続きでは、黄色い紙に健康状態などを書き、体温の証明をもらわないとチェックインできないしくみになっていた。

 

 

 

  出国手続き後、1時間ほど待って飛行機に乗り込む。行きと同じく、中国東方航空のチケットであるが、JALとのコードシェア便で実質はJALと変わらない。

  1時間40分ほどの飛行で関空着。5日間の上海の旅も終了。

 

 

 

4日目へ   トップページへ  上海のトップへ