12日目 北 京 その4
この日は、英語ツアーで長城と定陵に向かった。ホテルから乗ったのはミニバンで、大型バスの出発するホテルまで乗った。大型バスには、さまざまな国の客が乗っていて、順番に出身国を言わされた。 先に向かったのは定陵。明十三陵と言われるが、内部が公開されているのは、定陵、長陵、昭陵の3つ。このなかで、地下宮殿があるのが定陵。訪問したのは、定陵であった。 ここは、明の神宗万歴帝と皇后の陵墓。特徴は、地下宮殿があって、それが公開されているということである。発掘された当時の姿で、地下の棺や副葬品が並べられていた。 ツアーで明十三陵といっても、実際には定陵だけを訪れるということがわかり、少々がっかり。ほかの陵墓も改めて行ってみたい。 このあと、八達嶺長城へ。途中、居庸関を車窓から眺めた。降りたかったなぁ。
長城といえば、普通、訪問するのが、八達嶺。到着するとまず昼食。国際色豊かなメンバーであったので、なかには中華料理が口に合わないというような人もいて、少々気の毒な感じもした。 食事の後は、自由に長城の見学。駐車場や食堂のある場所から見て、左と右の両方に城壁があるのだが、右側が、比較的なだらかで歩く人が多い。 画像も左側の様子。比較的なだらかとはいえ、かなり急な坂道や階段になっていて、疲れてしまった。 同じグループに日本人の夫妻がいたので、一緒に歩いた。男性の方は、中国についての専門家のようで、訪中30数回ということだった。いろいろと面白い話も聞けてよかった。 帰りも結構時間がかかったのに、回ったところは、定陵と八達嶺長城だけ。なかなか大変な一日だった。
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