14  カ イ ロ と お 別 れ

 

ついにエジプト最終日

 

いよいよエジプト旅行最終日。夕方に空港に向かう必要があるが、14時ごろまでは自由である。バイキング式の朝食のあと、ホテルをチェックアウトし、荷物を預かってもらう。地下鉄駅まで行き、地下鉄で、オールドカイロ地区に向かった。

オールドカイロ地区はマル・ギルギス駅で下車する。

駅のすぐ前にコプト博物館があったが、工事中で入れなかった。そして、聖バーバラ教会へ。コプト教の教会である。上の画像では、左手の人が入っていくところ。なお、画像真ん中の茶色い扉の中は、工事中のコプト博物館だが、中を通って、シナゴーグに抜けられる。

聖バーバラ教会の内部。ミサが行われていた。

続いて、シナゴーグへ。入場の際には持ち物検査があった。内部の写真撮影は禁止だった。

次は、聖ジョージ修道院。ここはギリシャ正教である。画像に写っている青い旗はギリシャ国旗。

中ではお祈りが行われていた。

次に、オールドカイロ地区から1kmほど離れたローダ島へ。右手がナイル川に浮かぶローダ島。この島にナイロメーターがある。

ナイロメーターは、ナイル川の水位を計り、洪水を事前に察知するための設備である。下にある穴はナイル川から続いていて、川の水位があがると、ここの水位もあがるような仕組みになっている。

地下鉄で、オペラ駅へ。この近くにカイロタワーがあり、上った。

眺めはよく、カイロが大都市であることがよくわかる。上の画像の真ん中の上部にはピラミッドが、ほんの薄く写っているのだが、わかるだろうか。肉眼でははっきりとわかる。

カイロタワーを見てから歩いてホテルに戻った。途中でナイル川にかかる橋も歩いて渡った。

昼食をとっていたら雨が降ってきた。カイロで雨が降るとは思いも寄らなかった。ほんの短時間の雨だったが、雨水を使って店の前の歩道を洗うなどしている人を見て、恵みの雨だなと思った。

このあと、ホテルに戻り、荷物を受け取り、タフリールのバス乗場に向かった。空港行きのバス乗場は、すでに確認してある。15分ほどでバス乗場に到着。しかし、30分待ってもバスがやってこない。あきらめて、タクシーに乗ろうと移動しかけたとき、乗ろうとしていた356番のバスがやってきた。なんとか座ることができたが、なかなか発車しない。そのうちに、客が皆降りる。どうやらバスが不調で、後ろのバスに乗り換えということらしい。これでは、座れるはずもない。やむなく、タクシーで空港に向かった。タクシーはホテルの前を通って空港に向かった。ホテル近くから乗れば、1時間節約できたのに、と残念に思った。

エミレーツは第2ターミナル。手続きを経て、しばらく待つが、免税店などが貧弱で、時間をもてあます。

ドバイまでの飛行は3時間あまり。中東内ではあるが、意外と距離がある。機内食もしっかり食べた。

ドバイではトランジット。飛行機を降りて出口方面に向かい、トランジット通路の入口で手荷物検査を受け、通路を抜けると、もうそこは大免税品店街。深夜の免税品店街をぶらぶらしたあと、関空行きに乗り込んだ。

機内食も日本食が出てきて満足。予定通り関空に帰着。エジプト旅行を終えた。

 

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